今回の記事では,スタディサプリENGLISHの「パーソナルコーチプラン」を取り上げ,一体どのようなスケジュールで進んでいくのかについてまとめてみたいと思います。
申し込みの方法やサービス内容についてはもちろん,実際にTOEIC本番を迎え,その結果をコーチに報告するに至るまで,受講者が体験することになるであろうイベントをなるべく漏れなくお伝えするよう心がけました。
同時に,記事内にある各種リンクをクリックすることで,具体的な体験談にアクセスできる「総合案内的なページ」にもなっています。
これからパーソナルコーチプランに申し込んで,目標とするTOEICスコアを実現するために頑張ってみようと計画中の方にお読みいただけたら幸いです。
なお,本記事で扱っているのは,スタディサプリのTOEIC対策コースの中でも担当コーチが付く方のプランであり,通常の「ベーシックプラン」ではありませんのでご注意ください↓↓
各種公式サイト
目次
パーソナルコーチプランの開始
スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランを始めるためには,「プログラムの選択」と「登録作業」の2つが必要です。
以下で1つ1つみていきましょう。
プログラムを決める
まず最初に「3ヶ月プログラム」と「6ヶ月プログラム」のどちらかを選択しなければなりません。
公開テストの受験日が決まっている方であれば,そこまでの残り日数に応じて決めていただいて構いませんが,スタディサプリ側の見解としては,毎日の平均学習時間を元にプログラムを決めることが推奨されています。
これはつまり,
- 毎日2時間勉強できる→3ヶ月プログラム
- 毎日1時間勉強できる→6ヶ月プログラム
といったように,捻出できるであろう勉強時間によって決めるのが第1の方法です。
ここで多くの方は「毎日2時間も勉強するなんて忙しいし無理だ。」と思われることでしょう。
ですが忘れないでください。
パーソナルコーチプランは,受講者に時間管理の方法を教え,TOEIC学習が習慣化できるよう働きかけるのを得意とするサービスです。
一日の学習時間は次第に多く捻出できるように変わってきますので,「短期集中で目標スコアを実現したい!」という至極まっとうな理由をお持ちの方には,当サイトとしましては「3ヶ月プログラム」の方をおすすめしています。
期間が短い分,料金も安くなりますし,あまり知られていませんが,いざとなったら受講期間を延長することも可能です(詳しくは後述の「継続プログラム」を参照してください)。
申し込む
続けて申し込みの作業に進みますが,リクルートIDを発行してログインした後,コーチングに際して必要な情報や支払い手段などを入力します。
必要な情報には,現在の保有スコアや申込者の住所氏名などが含まれますが,コーチに呼んでほしいニックネームの入力欄が用意されているあたりがユニークです。
TOEICテストに関してはこれから初めて受ける方であったり,新形式に変わる前のだいぶ昔に受けたのが最後という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は「受験なし」と記入してください。
次に支払いについてですが,VISAやJCB,MASTER CARDなどのクレジットカードのみが利用可能となっています。
分割払いをする場合は,各種カード会社によって回数が異なりますのでご注意ください。
登録後,完了メールが届いたら申し込みは完了です。
24時間以内に担当のコーチから連絡が来ますので楽しみに待ちましょう!
以上,パーソナルコーチプランの始め方をまとめるとこのような流れになります↓↓
より詳しい内容につきましては,以下の記事を参照してください↓↓
担当コーチの確定と学習プラン送付
申し込み後,担当コーチが確定し,現在のスコアに応じた学習プランが送信されてきます。
とはいえ最初は無料体験期間ということもあり,なごやかに時が流れていくのでご心配なく。
次の月曜日始まりだと考え,それまではアプリの使い勝手を確認したり,サービス内容についての理解を深めるための時間にしてください。
さてここで紹介するのは,コーチとの最初のやり取りのモデル例です↓↓



すごく簡略化して書きましたが,実際はこんな簡素なやり取りとはならず,コーチのこれまでの経歴であったり熱い意気込みなどが語られることになるので,早速パーソナルコーチプランならではの熱量に圧倒されることになるでしょう。
続けて,学習の大枠となる学習プランが届くことになります↓↓
この学習プランには,いつどの教材をどれくらいの時間行えばよいのかが事細かに記載されています(ちなみに上記画像の「1M」というのは1ヶ月目を,「1W」は1週間目をそれぞれ表しています)。
申し込みを行った翌週の月曜から本格的な学習が始まるわけですが,初回模試にあたる実戦問題集を2時間かけて解くのが最初の大きな壁になるでしょう。
ここまでに紹介した「担当コーチ」と「学習プラン」についての詳細は,以下の記事でご確認ください↓↓
パーソナルコーチプランの教材
パーソナルコーチプランの学習は,学習プランで指示された「毎日の学習教材」を用いた独学と「オンラインコーチング」によるサポートの2つで進んでいきます。
ここでは前者の教材に絞ってまとめてみましょう。
基本的にパーソナルコーチプランの教材は,ベーシックプランのサービスでも利用できる学習コンテンツと同一のものとなり,具体的には以下の通りとなります↓↓
- TOEICのパート別の解き方を学べるパーフェクト講義
- TOEIC頻出の英文法を素早く学べるパーフェクト講義-英文法編
- 模試代わりに使える実戦問題集
- 600点から990点まで対応したTEPPAN英単語
このうちパーフェクト講義と実戦問題集のいくつかはテキストが無料で送付されてくるため,紙媒体での学習が可能です。
なお,このテキストは無料期間内に解約する場合,返送の必要がありますが,2ヶ月目までの返金制度を利用した場合はその必要はありません。
毎日何をやるかについては,月曜日にコーチから学習プランとは別に1週間分の指示を受けます。
今日よりも明日,明日よりも明後日に自分の英語力が少しでも上がっていることを祈りながら,課題の達成に尽力しましょう!
そして忘れないうちにもう1つ。
パーソナルコーチプランでは「市販本」や,人によっては「無料の英語番組など」を活用する場合もあります。
もちろん先のアプリ教材をしっかりこなせていることが前提にはなりますが,スタディサプリENGLISH以外の教材については,自分の方からやりたいと伝えることもできますし,模試の成績を受けてコーチの方から打診されることもあるでしょう↓↓
私は後者の方で,3ヶ月目にいくつかの参考書を紹介されました。
ちょうど年末年始を挟んで気が緩んでいたところだったので,一気に現実に引き戻してもらえたことに感謝しています。
人によっては,「一度学習プランを離れて,YouTubeや海外ラジオを聴いてください」といった指示もあるそうで,最終月ともなるとコーチとの間にだいぶ信頼関係が築けているはずですので,まさにコーチの腕の見せ所でしょう。
オンラインコーチング
勉強習慣のない人が数時間の勉強時間を捻出するのはとにかく大変です。
ですが,パーソナルコーチプランにはオンラインコーチングがそのサービスに含まれており,これこそが本プランを利用する最大の魅力だと言えるかもしれません。
というのも,受講者ごとに担当のコーチが付くことで,通常のベーシックプランとは一味も二味も違ったTOEIC学習が可能になるからです。
スケジュールも決まっていて,これから紹介していきますが,ここで簡単にまとめてしまうと以下のようになります↓↓
- 初回模試
- 初回面談
- チャット機能
- チェックイン面談
- 中間模試
- 中間面談
初回模試と初回面談
パーソナルコーチプランでは,最初の週にTOEICの模試を解いて,まさに現時点での英語力をコーチに報告しなければなりません。
「模試を解く」といっても,試験会場にTOEICを受けに行くわけではないのでご安心を。
オンラインコーチングにあるスケジュールの最初は「初回模試」で,パーソナルコーチプランに申し込むと送られてくる実戦問題集のテキスト冊子を用いて,本番さながらの環境で解いてみることを意味します。
いきなり2時間ぶっ通しで問題を解くことになるので大変ですが,これこそがパーソナルコーチプランの洗礼だと思って乗り切りましょう!
採点した結果はコーチに報告するわけですが,この後に「初回面談」も行われます。
これは音声通話によるコーチングとなり,初回模試の成績を受けて行われるものですが,お互いの自己紹介も兼ねているのが特徴です。
そのため,時間は30分程度と長めに取られていますので,今後の学習についてや現時点での疑問点など,担当コーチとじっくり話し合いましょう。
チャットでは伝えにくいようなことでも,音声通話であれば相談できたりしますし,コーチの人となりを知ることでやる気が高まります。
30分と聞かされたときは,「そんなに長く会話できるのだろうか」と早速心配になったものです。
が,実際体験してみるとあっという間に時間が過ぎていました。
チャット機能とチェックイン面談
パーソナルコーチプランではチャット機能を使って,基本毎日,学習成果をコーチに報告することが義務付けられます。
とはいえ,うっかり寝落ちして忘れてしまったこともありましたし,そのときに叱られることはありませんでした。
チャットという性質を生かし,真夜中の2時頃にメッセージを送ったり,疑問点が生じた瞬間にスクリーンショットで画面を保存してから送信できるので便利だと感じるはずです。
翌朝目を覚ますとコーチからの回答が届いているのが嬉しかったですし,大変前向きにさせてくれるコメントはやる気アップに繋がりました↓↓
このチャット機能でのやり取りこそ,パーソナルコーチプランを利用する醍醐味だと私は思います。
続く「チェックイン面談」とは,初回面談の次に行われる面談を指し,時間にしては15分程度のものです。
回数は2回と決まっていて,それまでの学習計画を反省する目的で行われます。
先ほども触れましたが,TOEICに限らず何か新しいことを学ぶ際には習慣化できるかどうかが運命の分かれ目です。
実際にやってみて初めてわかる辛さもあります。
しかしそんなときこそ,チェックイン面談の出番です。
コーチからタイムマネジメントや習慣化の技術について学び,再び良いスタートを切りましょう!
特に出だしの時期が大切だということで,初月の間に2回分が消化されるスケジュールになっています。
チャット機能とチェックイン面談の様子については以下をどうぞ↓↓
中間模試と中間面談
「中間模試」とは,ちょうど学習期間の半分を過ぎたあたりで行われる模試のことです。
3ヶ月プログラムの場合ですと,1.5ヶ月ほど経った頃ですね。
初回模試と同じ形式で実戦問題集を解くことになりますが,結果を比較することで,自分の英語力がどのように変わってきたのかを知ることになります↓↓
まずはチャットで結果を報告し,さらに次の電話面談でより深く話し合うのは,初回模試のときと同じ流れですね。
中間面談の時間は30分となっていて,現在までの学習状況を振り返りながら,TOEIC本番までの学習方針について相談します。
音声通話を利用した面談はこれまでに3回ありましたが,この中間面談がその最後となることには気をつけてください。
声を聴くのが最後というのは名残惜しいものですが,チャットを用いた日々の報告とコーチからのアドバイス&励ましは最後までずっと続いていきます。
コーチの期待に応えるためにも,残り半分を頑張っていきましょう!
パーソナルコーチプランの終了
こうして最後までスケジュールを消化して,パーソナルコーチプランは修了となります。
このとき贈呈されるのが,ベーシックプランが12ヶ月無料になるクーポンコードと,継続プログラムの利用権です。
後者については,同じコーチでもう3ヶ月(または6ヶ月)パーソナルコーチプランを延長してもらえるもので,料金も通常のキャンペーン価格以上に条件良く申し込むことができます。
とはいえ,これらの使い道をどうするか決める前に,TOEIC本番の日がやってくるでしょう。
あらかじめコーチからのチャットで,本番の心得なども聞かせてもらっているので準備は万端です。
私も紆余曲折ありましたが,3ヶ月で150時間の学習を積み重ねてこられたわけで,結果はスコアにして90点アップを達成することができました。
コーチに感謝を伝えたいと思った場合には,どうしたらよいでしょうか。
大体の人にとって,TOEICの試験日はパーソナルコーチプランの契約が終了してからのことでしょうし,その結果が判明するまでにはさらに数週間待たなければなりません。
さすがにその時期ともなれば契約期間は切れてしまっているでしょう。
ですが,ちょうど結果がわかった日に,スタディサプリから「メッセージフォーム」というメールが届きました。
これには,最近のTOEICでどのくらいのスコアが取れたのかを記載できる他,コーチにメッセージを書ける欄があります。
これについての返信はもらえませんが,コーチに自分の感謝が届くだけでも十分です。
まとめ
以上が,スタディサプリのパーソナルコーチプランにおける主なスケジュールの紹介でした。
大まかな流れについて最後におさらいすると,
- 覚悟を決めて申し込む
- 担当コーチが確定する
- 学習プランも送られてくる
- 初回模試を受け,30分の初回面談を受ける
- 1ヶ月目にはさらに2回のチェックイン面談(15分)あり
- 毎日のチャットを励みに学習習慣を身に付ける
- 折り返しの時期に中間模試と中間面談(30分)がある
- 後半は応用力養成期。模試と市販本で得点力を上げる
- 無事に修了後,特典が届く
- TOEIC本番を受験
- メールにてスコア結果をコーチに報告
といった具合になります。
最終的に全幅の信頼を置くことになったコーチの伴走もあり,数ヶ月はすぐに過ぎてしまいました。
後に残ったもの,それは達成感に満ちた自分とパーソナルコーチプランへの感謝の気持ちです。
スタディサプリが行ったアンケートによれば,これまでにスタディサプリのTOEICコースを無事にやり遂げた方は,平均して100点のスコアアップを実現したとのこと。
是非,みなさんもそれに続いてください!
これから申し込まれる方は,実施中のキャンペーン情報をお見逃しなく↓↓
最後までお読みいただいた方,ありがとうございました。