注記
当記事は,新規申込を終了したスタディサプリのパーソナルコーチプランを私が受講していた当時の最終月と,3ヶ月プログラム全体の結果をまとめたアーカイブです。現在の申込案内ではなく,人間のコーチによる伴走の最終局面と,実際のTOEICスコアの変化を残すことを目的としています。
- 受講時期:2018年10月~2019年1月
- プログラム期間:3ヶ月
- 開始時のスコア:795点
- この記事の範囲:3ヶ月目の記録
パーソナルコーチプランを始めてから3ヶ月が経過し,実戦問題集以外のコンテンツは,かなりのところまでやり込めました。
今回は,総学習時間,最終月の追い込み,公開テスト当日の感触,そして最終的なTOEICスコアの変化を振り返ります。
パーソナルコーチプランの3ヶ月目は何を目指していたか
パーソナルコーチプランの3ヶ月目は,それまでに身につけてきた学習習慣と基礎力を土台にして,本番で得点する力を仕上げることを目指す時期でした。
1ヶ月目は学習習慣の確立,2ヶ月目は中間模試と中間面談による課題整理が中心でしたが,最終月では,本番を意識した実戦演習と復習を重ねながら,公開テストで結果を出すための最終調整が行われます。
具体的には,実戦問題集を使って時間配分や解き方を確認し,苦手分野を復習しながら,必要に応じて市販の問題集や参考書も取り入れ,得点力をさらに高めていく流れでした。
つまり3ヶ月目は,ただ学習量を積み上げるだけでなく,本番で使える解き方を固め,自分の実力を得点に変える段階だったと言えます。
パーソナルコーチプラン修了時の総学習時間

パーソナルコーチプランで3ヶ月学んでみた結果,私の総学習時間は以下のようになりました↓
- 150時間38分(アプリで113時間32分,その他で27時間6分)
続けて,TOEIC対策アプリにある各学習コンテンツの勉強時間の詳細についてまとめてみると,以下の通りです↓
学習コンテンツ別の修了状況
- パーフェクト講義=29時間41分学習,3周(シャドーイングは5周)
- 英文法編=8時間41分学習,演習問題のみを数回復習
- 実戦問題集=31時間56分(Vol.1は9時間17分,Vol.3は3時間12分,Vol.4は2時間58分,Vol.5は8時間24分,Vol.6は8時間5分)学習
- TEPPAN英単語=20時間32分学習,10周以上
こうして振り返ってみると,実戦問題集以外のコンテンツは,かなり高い完成度までやり込めました。
しかも,その多くは2ヶ月目に修了できています。
スタディサプリは,そもそもベーシックプランで始めて放置気味になってしまった私だけに,
コーチに付いてもらえると意外と頑張れるものなのだなぁ。
と正直驚いています。
なお,未完に終わった実戦問題集でしたが,
というコーチの指示が出されており,確かにもう少し進めるべきだったとは思うのですが,それでも最低限必要とされる量には,ある程度届いていたように思います。
実戦問題集は「NEXT」というシリーズまで合わせると計20冊(20回分の模試に相当)という膨大な量があるため,残ったものは今後どこかでベーシックプランに契約するときがあれば,その時にやるつもりです。
とはいえ,総じて考えてみると,私はスタディサプリが想定する理想的な受講ペースには届きませんでした。
というのも,パーソナルコーチプランの3ヶ月プログラムを受講する者の心得としては,1日2時間の学習時間が最低ラインに設定されているからです(6ヶ月プログラムだと1日1時間です)。
平均して2時間という学習時間ですから,最終的な勉強時間は最低でも180時間を超えるべきですし,1時間しか勉強できない日があったにもかかわらず,その埋め合わせをするくらいに頑張った日をほとんど作れませんでした。
実際,2ヶ月目にはコーチに叱られてしまったこともありました。
パーソナルコーチプランで主に使うTOEIC対策アプリには「総学習時間」という絶対的な指標が記録されることになるため,勉強時間が理想に届いていないことは数字にはっきり見えています。
私自身,総学習時間が理想に届かなかったことは最後まで悔いとして残りました。
これから同様の短期集中プランに取り組む方は,180時間から200時間を一つの目安として考えるとよいかもしれません。
3ヶ月目の学習内容と最後の追い込み
このタイミングになって受けさせられたのが実戦問題集のVol.1です。
なぜ1冊目を最後まで使わないのかずっと疑問だったのですが,どうやら実戦問題集の中で最も難易度が高いのがVol.1だそうで,機を見計らっていたとの話でした。
何も知らずにいきなり解かせて生徒の自信を喪失させてしまっても問題でしょうし,他の実戦問題集とスコアの比較がしにくいという事情があったのでしょう。
しかし,私はそういった予想に反して好成績を収めることができてしまい,これにはコーチも驚いたようで,
と,市販されている参考書の立派なリストを作成して送ってきてくれました。
その経験を元に私なりにアレンジを加え,集大成として完成させたものが以下の記事になります↓
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このことからもよくわかりますが,学習プランはコーチの判断でアレンジされたものへと進化を遂げ,復習の指示がより実践的になってくるのが最終月です。
こうした学習プランの微調整は,独学では判断が難しい部分であり,コーチが付く価値の一つだったように思います。
3ヶ月を通して印象に残ったサポート

ここでは,最も思い出深いチャットについて,コーチとの3ヶ月間のやり取りを振り返っていきましょう!
週に1度あるコーチの定休日や年末年始のサービス休止期間以外はほぼ毎日このチャットを利用してきましたが,3ヶ月で一体どれだけの量のアドバイスをもらうことができたのでしょうか。
思い出に浸りながらこれまでのメールを最初から最後まで指折り数えてみましたが,
- 全部で107通
もありました。
単純計算で,約90日の利用期間に対して107通ですから,結構頻繁にやり取りできたと言えるでしょう。
コーチは豊富な経験を生かして,私が知らなかった学習テクニックであったり,どうすれば3ヶ月で目標スコアを超えられるようになるか(またはどこまでやらなければ超えられないのか)だったりを,基本的には優しく,そして時には厳しく語ってくれたように思います。
最後までやる気を高いレベルで維持してこられたのも,このチャット機能があったからこそでしょう。
思えば,年末に色々バタバタしていてどうにもやる気が出ないときであっても,
というコーチの言葉にだいぶ救われたように思います。
他にも,リーディングのスコアがあまり伸びなかったとき,つい保険をかけるつもりで,
今後もし長期間にわたってTOEIC学習することになってしまった場合,一体どういった対策をすればよいのでしょうか。
と弱気な質問をコーチに送信してしまった際には,これでもかと言わんばかりに「おすすめ参考書20種類リスト」を送り付けられ,その勢いに完全に圧倒されてしまったものです。
そのおかげで逆に突き抜けたような気分になって,暗鬱とした気分から抜け出ることができたことを今でもしっかりと覚えています。
まとめると,担当コーチとのチャットは,自分のこれまでの価値観や学習に対する態度を大きく変えてくれるだけの力を持っているということです。
TOEIC公開テスト当日の手応え

パーソナルコーチプランを受講する前,私が最後に受けたTOEICは第229回のものでした。
このときのスコアが795点となります。
余談ですが,そのテストを受ける前に,コーチが付かないベーシックプランの方を半年近く受講しており,第169回に受けたときの結果(805点)とスコアに変化はほとんどありませんでした。
誤解されないように付け加えておきますが,ベーシックプランに効果がなかったわけではありません。
私がスタディサプリの契約だけして,ほとんど使わなかったことに原因があります。
そして,それからさらに半年後,ほぼ何もしていないことに危機感を覚え,一大発起してはパーソナルコーチプランに申し込み,3ヶ月プログラムで曲がりなりにも頑張ってきました。
先述した通り,総学習時間は求められたレベルには及ばなかったものの,教材はそのほとんどを終えることができ,それなりの手応えを感じられたのが第237回の公開テスト(パーソナルコーチプラン修了後に受験したもの)です。
会場はやや家から離れた大学になってしまいましたが,特に早く行くわけでもなく,集合時間の10分前くらいにゆったりと着席できるように向かいました。
コーチと考え抜いたこの作戦は,この3ヶ月を通して最も正答率が高かった方法です。
当日,リスニングで選択肢をすべて聞き終えた段階においても「答えが選べない」状態に陥ってしまいましたが,そのときはすかさず「適当に」マークします。
とはいえ,「自分の場合,こういった状態のときは最初に聴いた答えが正解であることが多い」などと冷静に分析できているあたり,パーソナルコーチプランで学んだ経験が生きています。
また,「ミスを次の問題に引きずらない」というのは,スタディサプリのパーフェクト講義で関先生に教えてもらったことです。
ところどころにTEPPAN英単語で学習した単語が出てきたことに安堵しながら,最終的には見直しの時間も作れて,なかなかに手応えを感じる結果となりました。
パーソナルコーチでTOEICスコアは上がったのか

そしていよいよ,インターネット上にTOEICの結果が公開されました。
祈るような気持ちで見たのですが,その結果は,
- 90点アップの885点
でした。
リスニングで60点,リーディングでは30点の上昇となります。
目標の900点には15点ほど届きませんでしたが,「たった3ヶ月でよくここまで得点を伸ばせたなぁ」というのが率直な感想で,自分を褒めてやりたい気持ちになりました(実際,過去に895点を取ったこともあるのですが,それはIPテストで,大変リラックスした小教室での受験でした)。
「パーソナルコーチプランで200時間学習すれば100点アップする」と仮定すれば,割合的にみると150時間では75点くらいの上昇が期待できるでしょう。
このように考えると,スタディサプリENGLISHの総学習時間からTOEICスコアの伸びをある程度予想できるかもしれません。
嬉しい気持ちの方が強いことは確かですが,どうしても超えられなかったあと50時間に対する後悔の念を忘れず,これからも語学を続けたいと思いました(追記:コロナ明けのテストで900点超えを達成しました)。
ちなみに,このような前向きな気持ちで満たされていた最中に届いたのが「TOEIC L&R TESTスコア報告&メッセージフォームのご案内」です。
このフォームを使うと,ニックネームや平均学習時間を報告するだけでなく,担当コーチに満足度やメッセージを伝えることができる仕様でした↓

1ヶ月目,2ヶ月目,3ヶ月目の違いを振り返る

勉強時間は足りませんでしたが,初月に学習プランが配布されてから,とにかく毎日少しでも学習することを心がけてきたことは事実で,ほぼ3ヶ月の間,1日も欠かさずに学習を継続してこられたことはひとえにコーチのおかげです。
現在のスタディサプリENGLISHと異なり,後から連続学習日数を修正することもできなかった時代です。
上記画像の自己ベスト欄に表示された「93日」という数字は,自分の中で大きな自信に繋がりました。
まとめると,
- 1ヶ月目は,学習習慣を作る時期
- 2ヶ月目は,中間模試と中間面談を通して後半戦の課題を整理する時期
- 3ヶ月目は,本番を意識した実践演習と復習を重ね,得点力を高める時期
となります。
先月までのアーカイブ記事は以下です↓
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大人になって,自分の頑張りを認めて自己肯定感を高めるといった経験はあまりできないように思われるので,コーチに励ましてもらうことは重要です。
3ヶ月の総括と,生成AIで伴走型学習を引き継ぐための案内

以上,私がスタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランを3ヶ月使ってみた結果です。
今回の記事でポイントとなる事柄についてまとめると,
- 私の勉強時間は3ヶ月で150時間だった
- コーチとのチャットはほぼ毎日で計100通以上
- 学習コンテンツは実戦問題集以外,全部修了できた
- TEPPAN英単語や動画内容は公開テストで役立つ
- スコアは90点アップの885点達成!
となります。
コーチからのチャットで教えてもらったTOEICスコア900点以上を狙うときの方法や忙しい時のタイムマネジメントのコツ,さらには純粋に勉強の楽しさは今後の成長の糧となるはずです。
現在は,生成AIを活用することで,こうした伴走の一部をかなり実践しやすくなっていますので,興味がある方は試してみてください↓
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