TOEICを独学していて,あまりにやる気が続かない自分に見切りをつけ,意を決してスタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランに申し込んでから早3ヶ月。
ついに,全スケジュールが終了する運びとなりました!
なお,本プログラム開始時における私のTOEICスコアは795点だったのですが,提出を求められた事前調査の目標欄に大胆にも「900点」と記入した日が遠い昔のように感じられます。
「我ながら思い切ったことを言ってしまったなぁ」と当初は恥ずかしい気持ちもありましたが,つい数日前に公開テストを受けてきて,やはり本番は難しかったですが,それなりに手ごたえはありました。
そして今自分の頭に浮かんでいるのは,担当コーチに対する純粋な感謝の気持ちです。
そこで今回の記事では「パーソナルコーチプランの3ヶ月プログラムを使ってみた感想」を,数多の思い出と共に振り返ってみたいと思います。
目次
パーソナルコーチプラン修了時の総学習時間
パーソナルコーチプランで3ヶ月学んでみた結果,私の総学習時間は以下のようになりました↓
- 150時間38分(アプリで113時間32分,その他で27時間6分)
続けて,TOEIC対策アプリにある各学習コンテンツの勉強時間の詳細についてまとめてみると,以下の通りです↓
学習コンテンツ別の修了状況
- パーフェクト講義=29時間41分学習,3周(シャドーイングは5周)
- 英文法編=8時間41分学習,演習問題のみを数回復習
- 実戦問題集=31時間56分(Vol.1は9時間17分,Vol.3は3時間12分,Vol.4は2時間58分,Vol.5は8時間24分,Vol.6は8時間5分)学習
- TEPPAN英単語=20時間32分学習,10周以上
こうして振り返ってみると,実戦問題集以外のコンテンツはほぼすべて完璧な状態になるまでやりきることができました。
しかも,その多くは2ヶ月目の時点ですでに修了できていたということで,スタディサプリはそもそもベーシックプランで始めて放置気味になってしまった私でしたが,
コーチに付いてもらえると意外と頑張れるものなのだなぁ
と正直驚いています。
なお,未完に終わった実戦問題集でしたが,
というコーチの指示が出されており,確かにもう少し進めるべきだったとは思うのですが,それでも最低限の量くらいはこなせたのではないでしょうか。
実戦問題集は「NEXT」というシリーズまで合わせると計20冊(20回分の模試に相当)という膨大な量があるため,残ったものは今後どこかでベーシックプランに契約するときがあれば,その時にやりたいと思います。
とはいえ,総じて考えてみると,私はスタディサプリが求める模範生とはなれませんでした。
というのも,パーソナルコーチプランの3ヶ月プログラムを受講する者の心得としては,1日2時間の学習時間が最低ラインに設定されているからです(6ヶ月プログラムだと1日1時間です)。
平均して2時間という学習時間ですから,最終的な勉強時間は最低でも180時間を超えるべきですし,1時間しか勉強できない日があったにもかかわらず,その埋め合わせをするくらいに頑張った日をほとんど作れませんでした。
実際,パーソナルコーチプランの中間模試と中間面談で述べたように,
とコーチに叱られてしまったこともありました。
パーソナルコーチプランで主に使うTOEIC対策アプリには「総学習時間」という絶対的な指標が記録されることになるため,勉強時間が足りていない現実から目を背けることはできません。
目標に50時間も及ばなかったことは,公開テストを頑張って受け終わった今においても悔やまれる結果になっています。
私のようにならぬよう,みなさまは是非,180時間~200時間の勉強時間を超えるようにしてください!
パーソナルコーチプランの月ごとの様子を振り返る
勉強時間は足りませんでしたが,初月に学習プランが配布されてから,とにかく毎日少しでも学習することを心がけてきたことは事実で,ほぼ3ヶ月の間,1日も欠かさずに学習を継続してこられたことはひとえにコーチのおかげです。
現在のスタディサプリENGLISHと異なり,後から連続学習日数を修正することもできなかった時代です。
上記画像の自己ベスト欄に表示された「93日」という数字は,自分の中で大きな自信に繋がりました。
大人になって,自分の頑張りを認めて自己肯定感を高めるといった経験はあまりできないように思われるので,その意味では貴重な経験をさせてもらえたことに感謝しています。
以下で,パーソナルコーチプランで学んだ日々を1ヶ月ごとに振り返っていきましょう!
1ヶ月目の様子
3ヶ月プログラムにおける最初の1ヶ月は,スタートダッシュに位置づけられる時期でした。
毎日の勉強時間を「2時間」という目標にできるだけ近づけることを第一の目標とし,それほど長く学習する習慣をどのように身に付けていけばよいかについて,自らの生活スタイルと照らし合わせながら行動に移してはコーチに結果を報告し,修正を重ねる作業を繰り返していた月だったように思います。
「勉強時間は自分を裏切らない!」という標語を自分の中で掲げ,数十分からなる勉強時間を1日のうちに何回か捻出するよう工夫することで,多忙な人の学習態度がどのようなものであるかがわかってきました。
「土日にまとめてやればいいや!」などという考えがいかに間違っているかについてもよく理解できたように思います。
パーソナルコーチプランの1ヶ月目に使用した教材はパーフェクト講義が主なもので,TOEICの7つのパートごとに出題形式や解答のコツについて学んでいくことからのスタートでした。
パーフェクト講義には英文法編も存在しますが,暗記よりも理解を重視する関正生先生の講義動画を視聴することで,そもそもの英語力の底上げにも繋がったと感じています↓
2ヶ月目の様子
2ヶ月目に入ると学習習慣はだいぶ身に付いたように感じ,パーソナルコーチプランの開始前は困難だった1日1時間程度の勉強時間は当たり前になりました。
これは1つ,自分の中での大きな変化だと言えます。
もっとも,それでも目標の2時間には及ばない日が多く,途中で思わぬ予定(簿記の試験やバスケットボールの試合など)が入ってしまい,勉強時間をそちらに割かなければならなかったこともありました。
とはいえ,コーチとの最後の音声通話となる中間面談においてやる気をチャージしてもらったことがプラスに働き,8週目に初めて「1週間,毎日2時間学習する」ことを達成でき,小さいながらも,自信に繋がったように思います。
1.5ヶ月目に行った中間模試の結果は,本番の予想スコアに換算してみると初回模試を受けたときよりも伸びていて,コーチも一緒になって喜んでくれたことは良い思い出です↓
3ヶ月目の様子
そしてパーソナルコーチプランの最後となる3ヶ月目については,上で語った通りです。
コーチからチャット欄で伝えられる内容はより実戦的なものに変わり,本番での得点力を上げることがこの時期の目標となります。
このタイミングで受けさせられたのが実戦問題集のVol.1で,なぜ最初の1冊目を最後まで使わないのかずっと疑問だったのですが,どうやら実戦問題集の中で最も難易度が高いとされるのがVol.1だそうで,機を見計らっていたとのことです。
何も知らずにいきなり解かせて生徒の自信を喪失させてしまっても問題でしょうし,他の実戦問題集とスコアの比較がしにくいという事情もあったのでしょう。
しかし,私はそういった予想に反して好成績を収めることができてしまい,これにはコーチも驚いたようで,
と,市販されている参考書の立派なリストを作成して送ってきてくれました。
実際,それをアレンジして集大成として完成させたものが以下の記事になります↓
このことからもよくわかりますが,学習プランはコーチの判断でアレンジされたものへと進化を遂げ,復習の指示がより実践的になってくるのが最終月です。
こういった舵取りは,素人が独学しているだけでは決して実行できないでしょう。
担当コーチとのチャットのやり取りを振り返る
ここでは,最も思い出深いチャットについて,コーチとの3ヶ月間のやり取りを振り返っていきましょう!
なお,このチャット内容は,パーソナルコーチプランを解約しても,スタディサプリを退会しない限りいつまでも確認することができます。
週に1度あるコーチの定休日や年末年始のサービス休止期間以外はほぼ毎日このチャットを利用してきたわけですが,3ヶ月で一体どれだけの量のアドバイスをもらうことができたのでしょうか。
思い出に浸りながらこれまでのメールを最初から最後まで指折り数えてみましたが,
- 全部で107通
もありました。
単純計算で,約90日の利用期間に対して107通ですから,結構親密な関係が築けたと言えるのではないでしょうか。
コーチは豊富な経験を生かして,私が知らなかった学習テクニックであったり,どうすれば3ヶ月で目標スコアを超えられるようになるか(またはどこまでやらなければ超えられないのか)だったりを,基本的には優しく,そして時には厳しく語ってくれたように思います。
頭脳明晰な方とのチャットのやり取りには,これまで自分が体験したことのない楽しさがあり,毎日の勉強時間を報告するノルマがあったからこそ学習にメリハリがついたことは確かです。
最後までやる気を高いレベルで維持してこられたのも,このチャット機能があったからこそでしょう。
思えば,年末に色々バタバタしていてどうにもやる気が出ないときであっても,
というコーチの言葉にだいぶ救われたように思います。
他にも,リーディングのスコアがあまり伸びなかったとき,つい保険をかけるつもりで,
今後もし長期間にわたってTOEIC学習することになってしまった場合,一体どういった対策をすればよいのでしょうか。
などと弱気な質問をコーチに送信してしまった際には,これでもかと言わんばかりに「おすすめ参考書20種類リスト」を送り付けられ,その勢いに完全に圧倒されてしまったものです。
そのおかげで逆に突き抜けたような気分になって,暗鬱とした気分から抜け出ることができたことを今でもしっかりと覚えています。
先ほど,パーソナルコーチプランの修了後にベーシックプランで学ぶという話をしましたが,
パーソナルコーチプランで数ヶ月間学んだのに,さらにまたアプリを使う意味なんてないのではないか
と思う方がいらっしゃるかもしれません。
ですがご安心ください!
コーチ曰く,
とのことです。
また,ディクテーションやシャドーイングの素材として,これまでやった教材を学び直すことを含めれば,たとえ毎日3時間学習しても1年では終わらないくらいの量になります。
本章の内容をまとめると,担当コーチとのチャットは,自分のこれまでの価値観や学習に対する態度を大きく変えてくれるだけの力を持っているということです↓
パーソナルコーチプラン後にTOEICを受けたときの感想
パーソナルコーチプランを受講する前,私が最後に受けたTOEICは第229回のものでした。
このときのスコアが795点となります。
余談ですが,そのテストを受ける前に,コーチが付かないベーシックプランの方を半年近く受講しており,第169回に受けたときの結果(805点)とスコアに変化はほとんどありませんでした。
誤解されないように付け加えておきますが,ベーシックプランに効果がなかったわけではありません。
私がスタディサプリの契約だけして,ほとんど使わなかったことに原因があります。
そして,その結果に危機感を覚え,一大発起してはパーソナルコーチプランに申し込み,3ヶ月プログラムで曲がりなりにも頑張ってきました。
先述した通り,総学習時間として見ればやや足りなかったものの,教材はそのほとんどを終えることができ,結構手応えも感じられたのが第237回の公開テスト(パーソナルコーチプラン修了後に受験したもの)です。
会場はやや家から離れた大学になってしまいましたが,特に早く行くわけでもなく,集合時間の10分前くらいにゆったりと着席できるように向かいました。
コーチと考え抜いたこの作戦は,この3ヶ月を通して最も正答率が高かった方法です。
当日,リスニングで選択肢をすべて聞き終えた段階においても「答えが選べない」状態に陥ってしまいましたが,そのときはすかさず「適当に」マークします。
とはいえ,「自分の場合,こういった状態のときは最初に聴いた答えが正解であることが多い」などと冷静に分析できているあたり,パーソナルコーチプランで学んだ経験が生きています。
また,「ミスを次の問題に引きずらない」というのは,スタディサプリのパーフェクト講義で関先生に教えてもらったことです。
ところどころにTEPPAN英単語で学習した単語が出てきたことに安堵しながら,最終的には見直しの時間も作れて,なかなかに手ごたえを感じる結果となりました。
パーソナルコーチプランでTOEICスコアは上がったのか
そしていよいよ,インターネット上にTOEICの結果が公開されました。
祈るような気持ちで見たのですが,その結果は,
- 90点アップの885点
でした。
リスニングで60点,リーディングでは30点の上昇となります。
目標の900点には15点ほど届きませんでしたが,「たった3ヶ月でよくここまで得点を伸ばせたなぁ」というのが率直な感想で,自分を褒めてやりたい気持ちになりました(実際,過去に895点を取ったこともあったのですが,それはあくまでIPテストにおいてでした)。
「パーソナルコーチプランで200時間学習すれば100点アップする」ということが真であるならば,割合的にみると150時間では75点くらいの上昇が期待できるでしょう。
このように考えると,スタディサプリENGLISHの総学習時間からTOEICスコアの伸びをかなり正確に予想できるかもしれません。
嬉しい気持ちの方が強いことは確かですが,どうしても超えられなかったあと50時間に対する後悔の念を忘れることなく,これからの人生を歩んでいきたいと思います。
いずれにせよ,パーソナルコーチプランには大変お世話になりました。
これからも,ベーシックプランやコーチに教えてもらった参考書を用いて,900点を目指して勉強を続けていく所存です(追記:コロナ明けのテストで900点超えを達成しました)。
ちなみに,こんな前向きな気持ちで満たされていた時,タイミング良く届いたのが「TOEIC L&R TESTスコア報告&メッセージフォームのご案内」というメールになります。
指定されたURLにアクセスしてみましょう↓
どうやらこのフォームを使うと,ニックネームや平均学習時間を報告するだけでなく,担当コーチに自分のスコアを伝えることができるようです。
スコア報告とメッセージの送信は,スコアを更新するたびにいつまでも可能だということですので,私以外の受講者の方もきっと喜ぶのではないでしょうか↓
コーチとの出会いが私の英語学習の大きな転機になったことは疑いようのない事実であり,
感謝の気持ちをしっかりスコアでお返ししたい!
そんな気分になっている修了生は多いように思います。
この報告欄を使えば,そんな思いが成就されるわけで,こんなかゆいところにも手が届く素敵仕様になっているのがパーソナルコーチプランなのです。
まとめ
以上,私がスタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランを3ヶ月使ってみた結果です。
今回の記事でポイントとなる事柄についてまとめると,
- 私の勉強時間は3ヶ月で150時間だった
- コーチとのチャットはほぼ毎日で計100通以上
- 学習コンテンツは実戦問題集以外,全部修了できた
- 修了後もベーシックプランで十分に学べる
- TEPPAN英単語や動画内容は公開テストで役立つ
- スコアは90点アップの885点達成!
となります。
コーチからのチャットで教えてもらったTOEICスコア900点以上を狙うときの方法や忙しい時のタイムマネジメントのコツ,さらには純粋に勉強の楽しさは今後の成長の糧となるはずです。
ここで学んだ経験をこれからの毎日に生かして,さらなる飛躍に繋げていきたいと思いますし,先のメッセージフォームで,早速感謝の気持ちを報告しました。
是非みなさんも,パーソナルコーチプランで人生に役立つたくさんの「何か」を発見してみてください。
これから申し込まれる方は,お得なキャンペーンコード情報もお見逃しなく↓
10記事以上にも及んだパーソナルコーチプランの体験談でしたが,最後までお付き合いいただき,誠にありがとうございました。