TOEIC対策を無料で始めたい場合,まずはアプリを使って単語・問題演習・リスニングの土台を作るのが現実的です。
ただし,無料アプリだけで本番レベルの演習量を確保するのは難しいこともあります。
このページでは,無料で使いやすいTOEIC対策アプリと,0円で勉強を進める手順をまとめます。

無料アプリだけでどこまでできる?
TOEIC対策に必要なもののうち,
- 単語
- 問題形式の確認(軽めの総合対策)
- 一部のリスニング
- 弱点把握
は無料でも可能です。
ですが,
- 本番形式の模試(2時間・200問通し)を解くこと
- パートごとの詳しい解説
- 長文リーディング(Part7)の本格的な対策
- 学習スケジュール管理
は不足しがちです。
無料アプリを使ったTOEIC勉強法
基本方針ですが,本格的なパート別対策に入る前に,まずはTOEIC全体の出題形式を把握しましょう。
事前知識がない方も,とりあえずは無料アプリを使ってPart1からPart7までの各パートの問題を一通り解いてみることをおすすめします。
確かに,無料のアプリという性質上,マークシートに記入することができず,1問解くごとに区切りが入るため,2時間ぶっ通しで解く必要がある本番とは多少異なりますが,最初はそこには目をつぶってください。
とにかく,どんな問題が出るのかを把握し,目の前の1問を最速で解くように努めることが重要です。
各パートの問題を一通り解いてみると,自分の苦手(例:語彙力が低い,長文が読めないなど)がわかってくるので,あとはその分野を1つずつできるよう対策していけば無駄がありません。
特に単語アプリは無料で使いやすいものが充実していますから,広く浅くで構わないので,スキマ時間を利用して毎日少しずつ触れるようにしましょう↓
おすすめの無料アプリ
用途別にまとめてみると以下の通りです↓
| 用途 | アプリ | 向いている人 |
| 総合対策 | トレーニング TOEIC test | まず全体像をつかみたい人 |
| 単語 | トレーニング TOEIC test,Quizlet | 語彙力を増やしたい人 |
| リスニング | TOEIC公式アプリ | 音声学習を強化したい人 |
| 補助・応用 | 生成AI | 疑問点を解消したい人 |
当サイトではこれまでに無料のTOEIC対策アプリについて色々とレビューしてきましたが,半数くらいは2年も経たずにサービス終了となって消えていきました。
無料のTOEIC対策アプリは入れ替わりが激しく,短期間で提供終了になるものも少なくありません。
その中で長く提供され続けているアプリは,それだけでも一定の信頼材料になります。
これから紹介する無料アプリは,数は少ないものの長い年数に耐えて信頼を勝ち取ってきたものばかりで,自信を持っておすすめできるアプリです。
総合対策用
総合対策におすすめのアプリは以下です↓
iPhoneでもAndroidでも使えますし,同一のアプリ内で単語対策までできてしまうとあって,正直,不便なところはほとんど見当たりませんでした。
単語対策用
単語対策用の無料アプリでおすすめできるのは以下の3つです↓
- トレーニング TOEIC test
- Quizlet
先述した「トレーニング TOEIC test」は単語対策としても利用ができます。
他の教材をやっていてわからなかった単語を,カード化してアプリで利用できるようにする「Quizlet」というアプリも無料で使えます。
Quizletでは,他人が作成した単語セットも利用できます。
リスニング対策用
そもそも,総合対策のアプリを使うだけでも数百問あるので,それを何度もリスニングし続けるだけで結構な対策になるでしょう。
ですが,それでも不十分だと感じた時には以下の無料アプリを使ってください↓
これはTOEICの公式が提供しているもので,最高の信頼度を誇ります。
なお,上の記事に書いたように,現在公式からは「TOEIC公式コンテンツ by IIBC」と「TOEIC公式教材アプリ」の2種類がリリースされています。
前者では「English Upgrader」という英会話エピソードを利用できます。
このときの問題形式は実際のTOEICに沿ったものではありませんが,このアプリを使うことでリスニング力を底上げすることが可能です。
また,後者においては公式問題集のリスニング音源を無料でダウンロードして利用できます。
問題集を買わないとスクリプトは確認できませんが,速度を0.8倍にまで落とすことができるので,中級者以上であれば何度も聞くことで多くの内容は聞き取れるでしょう。
遅く再生するだけでなく,慣れてきたら倍速再生を試すのも一つの方法です。
補助ツールとして使えるもの
リーディング対策ができる無料アプリは特に数が少ないので,総合対策ができるアプリを基本にしつつ,以下のツールで弱点を補強しましょう↓
これらは,意味が分からない英語を正確な日本語に翻訳してくれる他,文法や文構造がわからなければ通常の生成AIに聞いてみてください。
単語や表現の細かなニュアンスについても詳しく教えてくれます。
単語のところでは,取り組んだ範囲をスクリーンショットなどで送り,「単語テストを作成して」と命令することも考えられるでしょう。
0円で進めるTOEIC勉強法
現時点での実力や試験までの残り時間により色々な戦略が考えられますが,基本的には「英語の基礎実力を高めること」と「TOEICテストの出題形式に慣れること」の2つを並行して進めます。
実力アップについてですが,語彙力はどのパートを解く上でも重要になるので,まずは単語アプリを毎日使うようにします。
他の演習アプリで学習していてわからなかった単語も,Quizletなどの単語帳に残しておきましょう。
また,形式は公開テストと異なっていても,未知の音源を毎日数分でも聴き続けることはリスニング力を高めてくれます。
その点,TOEIC公式アプリの音声は信頼できる開発元なのでスキマ時間に最適です。
アプリで学びつつ,適宜以下のページも参考にしてみてください↓
- TOEICの基本単語(PDF):出題頻度の高い200語を学習可能です。どうしても覚えられないものはQuizletでカード化してください。生成AIにまとめテストを作らせてもよいです。
- リスニングセクションの解き方:リスニングの解き方をまとめました。アプリでリスニングパートの問題を解く前に読んでおくと,解きやすくなります。
- リーディングセクションの解き方:こちらはリーディングの解き方まとめです。出題形式に精通しておくだけでも結果は異なります。
無料だけで足りないと感じたら
最後はやや特殊な使い方になってしまいますが,ここまでに紹介したアプリだけでは足りないと感じたときの選択肢として,スタディサプリのようなオールインワンアプリの「無料体験」を活用することが考えられます↓
例えば,パーフェクト講義を使って本番形式の模試を解いてみることや,パート別対策をプロの動画講義で学ぶことが考えられる他,無料アプリでは対策しづらいリーディングセクションの演習に使うのがおすすめです。
期間は限られますが,試験直前の追い込みなどであれば無料で有料級の学習が可能です。
まとめ
以上,無料アプリを使ったTOEIC学習法の紹介でした。
今回の記事の要点をまとめると以下のようになります↓
- アプリは単語,問題形式の確認,リスニング対策の一部,弱点把握に最適
- 単語やリスニングは毎日触れて基礎実力を高める
- 総合対策アプリで各パートの弱点を把握する
- どうしても足りない部分はスタディサプリ等の無料体験を活用する
無料アプリでも,単語学習,問題形式の確認,リスニングの基礎固めまでは十分可能です。
まずは総合対策アプリで全体像をつかみ,単語アプリと公式音源で弱点を補強していきましょう。
そのうえで,無料だけでは足りないと感じた部分にだけ有料の教材や無料体験を追加すれば,無駄な出費を抑えやすくなります。
最後までお読みいただきありがとうございました。