今回の記事では,TOEIC(R)L&R TEST(以下,単にTOEICと略します)の対策として,1万円程度のものから3~5万円,そして7万円を超える高額なものまで,おすすめをまとめていきましょう!
TOEICの学習では,基本的にお金をかけた分だけ,受けられるサービス(学習コンテンツ)が充実してくるのが普通ですが,教材の質がより高くなり,学習効果が高まる結果,目標スコア達成までの時間が短く済むようになります。
こちらはまさに時間をお金で買うような形ですが,特に人が関わるようなサービスを選択すると,記憶に残るTOEIC体験になったり,TOEICに限らず,今後の勉強全般に繋がる勉強技術を身に付けることができるでしょう。
特にいついつまでにスコアが必要という事情がなければ,そこまで急いで勉強する必要もないのでしょうが,やはり短期集中でやる方が結果は出やすいです。
人によってベストの選択は異なると思うので,まずは一つ予算を決め,その中でできる方法の中から,興味が持てるものを選択していただけたらと思います。
予算1万円でのTOEIC対策
予算が1万円であれば,参考書を使った学習かオンライン教育を独学する形が基本になります。
まずは参考書を使う場合ですが,TOEIC本番と同じ形で学べる「総合対策本(TOEIC公式問題集や全パートの解説本など)と単語帳」をまずは用意してください。
そして出来の悪かったところを集中的に学べる,「パート別・セクション別の参考書」を必要に応じて追加すれば準備としてはOKです。
予算としては,
- 総合対策本:2,000円~3,000円
- 単語帳:1,000円
- 弱点に特化した参考書:2,000円×冊数分
のように見積もることができ,5冊くらいの参考書を用意したとしても1万円以内に収まるでしょう。
しかしこの方法には弱点があり,具体的にどの参考書を買えばよいのかは自分で決めなければいけませんし,買ってきた複数の参考書をそれぞれどのようなタイミングで使えばよいのかについての説明ももちろんありません。
1冊終えてから次の本に進むのか,並行してやるなら時間配分はどのようにするかなど,買ってからも困るところが出てくることになります。
レベル別におすすめの参考書というものもいくつか提示することはできますが,あくまで私が使ってみての感想であり,自分がどう思うかについては実際に使ってみないとわからないものです。
しかし,その不安を解消したオンライン教育サービスも出ていて,「スタディサプリENGLISH(※公式サイト)」であれば,月額3,000円程度で単語帳から模試,そしてPart別の攻略法まで,最新のICT技術を取り入れたレッスンを受けることができます。
詳しい使い方については,以下のまとめページや使い方の記事を参考にしてください↓↓
さて,参考書やスタディサプリだけで準備は整いますが,試験までの間ずっとTOEICの問題ばかり解き続けるのはなかなかに骨が折れるものです。
そこで,学習をマンネリ化させないためにも,英語を楽しむような工夫もたまには入れたいものです。
具体的には,休日を利用して洋画を英語字幕で観たり,英字新聞を購読するのがおすすめです。
料金的には,前者が月1,000円程度,後者が3ヶ月で4,000円弱で利用できます。
その他,無料アプリをいくつか取り入れてみるのもよいでしょう。
紙媒体のみに限らず,映像やアプリなど,色々な角度から勉強することでメリハリがつきます↓↓
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予算3万円から5万円でのTOEIC対策
TOEIC対策に3万円から5万円程度の予算を捻出できるようであれば,通信講座が利用できます。
昔からずっと続いてきた学習形態であり,その効果については,色々な教材が利用できる今の世の中であっても決して色あせていません。
基本的にはすべての教材がすべてセットになっていて,課題を送り返すことで添削を受けられたり,結果を分析してもらえるサービスが魅力です。
また,毎日何をどれくらいの量やればよいのかが明確になっているので,与えられた課題をちゃんとやっていれば成果が出るという安心感があります。
「英語の通信教育」と言えば,その最たるものが「アルクの通信教育(※公式サイト)」でしょう。
現在の保有スコアから100点アップを無理なく目指せるコースが細かく用意されています。
例えば800点コースでは,毎日平均して1時間の学習を5ヶ月間続けるのが目安です。
料金としては55,000円と書いてあるので一見予算オーバーですが,無事に目標スコアを達成することで8,000円が返ってくるので,実質5万円以内に収まる計算になります↓↓
その他,650点までの方であれば,アルクと双璧をなす通信教育大手の「ユーキャン(※公式サイト)」も利用できるでしょう。
3ヶ月程度の学習期間で4万円弱の料金設定ですが,詳しくは以下の記事を参考にしてください↓↓
予算7万円以上のTOEIC対策
7万円以上かけると,誰もが満足のいくTOEIC対策を受けることができます。
これだけの値段ともなると,対人のサービスが利用でき,先ほど紹介したスタディサプリENGLISHであっても,上位プランとなる「パーソナルコーチプラン(※公式サイト)」が選択できるでしょう。
こちらのコースですと,担当コーチが割り当てられ,自分の勉強スケジュールを管理してもらえる他,チャットで質問ができます。
3ヶ月で料金は68,000円しますが,毎日の学習報告はやる気の維持に繋がりますし,電話面談含めて優秀なコーチの勉強法を学べる経験は貴重なものになるはずです(料金的にもキャンペーン期間では2万円まで割り引かれることがあります)。
実際に私が利用したときの様子は以下のページにまとめてあります↓↓
その他,パーソナルジムばりに音読をし,課題もたくさん出される「RIZAP ENGLISH(※公式サイト)」では,忙しい方でも週2回の通学を2ヶ月続けることができればかなりのスコアアップが期待できるでしょう。
最近はコロナ対策でオンライン受講もできるようになり,「RIZAPメソッド」による指導が受けられます。
料金は2ヶ月で40万円弱です。
逆にまとまった時間が取れる方であれば20~30万円かければフィリピンのセブ島に留学するのも,普段と違ったTOEIC学習ができてしまいますし,300万円かけて世界一周のクルージングに出かけながら英語の学習をするのも可能です。
まとめ
以上,1万円から300万円まで,予算別のTOEIC勉強法についてみてきましたが,興味を持つものはありましたでしょうか。
要点をまとめると,1万円程度は参考書やスタディサプリをベースに,変化を付けるためにも洋画や英字新聞の利用を追加するのがおすすめでした。
3万円~5万円の予算では通信教育の利用が考えられ,毎日1時間の学習で課題をしっかりこなすことで100点アップを目指すことになります。
7万円以上になると,人によるサービスが利用でき,パーソナルコーチを付けたり,スクールに通学したり,留学やクルージングという手段であれば,学習自体が記憶に長く残る思い出になることでしょう。
みなさまが思い思いの対策を施し,TOEIC学習を通して自己実現を成し遂げていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。