今回は「スタディサプリを使ったTOEIC勉強法」というテーマで,TOEIC本番までの残り期間ごとに具体的な手順と学習スケジュールを紹介します。
対象となるのは,試験まで残り「1週間・2週間・1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月」の5パターンです。
残り時間によって優先すべきことは大きく変わります。
直前なら試験形式への慣れが最優先ですし,1~3ヶ月あるなら単語・文法・パート別対策まで踏み込んだスコアの底上げが可能です。
なお,当記事では毎日2時間の勉強時間を前提にしているため,1日1時間しか取れない場合は,2ヶ月用の勉強法を4ヶ月に伸ばすなどしてご自身のペースに調整してください。
ちなみに,同じ時間勉強する場合,長期間かけて薄く行うよりも,短期間で集中的に進める方がTOEICにおいては得点に結びつきやすい傾向にあります。
スタディサプリを使ったTOEIC期間別勉強法の概要
まず全体像として,残り期間ごとの優先教材と目的をまとめた表を確認してください↓
| 残り期間 | 優先する教材 | 目的 |
| 1週間 | パーフェクト講義・実戦問題集 | 試験形式に慣れる |
| 2週間 | パーフェクト講義・実戦問題集 | Part2・5中心の対策+模試1回 |
| 1ヶ月 | 単語帳・パーフェクト講義・実戦問題集 | 単語・パート別対策・模試1回 |
| 2ヶ月 | 単語帳・パーフェクト講義・実戦問題集 | 全パート対策+模試2回 |
| 3ヶ月 | 単語帳・パーフェクト講義・実戦問題集 | 単語・文法・全パート対策+模試4回 |
今回使用するスタディサプリは,「TOEIC L&R TEST対策コースのベーシックプラン」です。
無料体験ができますが,料金やキャンペーン内容の最新情報を以下の記事でまとめています↓
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さて,次章以降で言及する各種コンテンツですが,当記事における名称と概要は以下のようになります↓
スタサプの主要コンテンツと概要
パーフェクト講義:7つあるTOEICのパートごとに解くコツを学べる。TOEIC対策コースのメインコンテンツで,すべてのコツに解説動画がある。
英文法講座:中学や高校で学ぶ英文法のうち,TOEICで頻出の文法事項を素早く復習できる講座。初級者向けの「基礎英文法」と中・上級者向けの「パーフェクト講義-英文法編」が存在する。
実戦問題集:模試として利用できるコンテンツ。通常のもの以外に「NEXT」と呼ばれるものがあり,それぞれ全20回分の模試を解くことができる。紙のテキストを1冊から購入することも可能。
単語帳:こちらもレベル別に2つのコンテンツが存在し,中学・高校レベルは「基礎英単語」が,それ以上は「TEPPAN英単語・熟語」が対応する。
アダプティブ講座:実戦問題集の問題を素材に,パート別に問題演習を行えるコンテンツ。基本的にメインとしては扱われず,時間ができたときに演習量を増やす目的で使われる。
これらの細かい内容や基本的な操作方法や機能について知りたい方は,スタディサプリでTOEIC対策!アプリの基本的な使い方を読むようにしてください。
複数冊の参考書を買うよりスタサプが有利な理由
ここで,スタディサプリでTOEIC対策を行うメリットを確認しておきましょう。
最大の理由は「必要となる教材がすべてアプリ1つに揃っており,解説の方針が一貫している点」です。
もしも,複数冊の参考書を購入して対策するとしたらどうなるでしょうか。
いろいろな書評を読み,書店を訪れて現物まで手にとって吟味した参考書であっても,使い方のページに書かれているのは,あくまで「その本に限った使い方」だけであり,他の参考書を併用する場合の勉強法について言及されているはずもありません。
その点,スタディサプリの解説は一貫した方針で書かれていて,無駄に重複することはなく,全コンテンツが互いの内容を補完しあっています。
また,オンラインサービスの強みを生かして,申し込んだ瞬間からすぐに使い始めることも可能で,通常の予備校と異なり,授業の予約をしたり開始時間まで待ったりする必要はありません。
TOEICの通信教育が盛況だったひと昔前であれば,内容的にしっかりした教材も多かったのですが,次回分の教材が送られて来ないことには学習を先に進めることができず,目標スコア別のコースでは基本や応用レベルの問題があえて省略されているなど,万人に対応しているとは言い難い内容でした。
TOEICでどのくらいのスコアが取れる実力があるかわからなかったり,本番までの日数が限られていたりすればなおさら,勉強以外のところで足踏みするわけにはいきません。
スキマ時間を有意義にできる学習サイクル
スタディサプリはPCやスマホに対応しているので,大きな画面で安定して学習したい場合は前者を使うようにし,移動先やちょっとした空き時間に学習したい場合には後者を利用するなどと使い分けが可能です。
本番までの残り日数が少ない中で速習できることは,これまでの遅れを取り戻すのに役立ちますし,動画を利用すれば,文字を読むのが苦手な方でも理解しやすいでしょう。
音声の再生スピードを早くしたり一時停止したりすれば,各自の英語力や都合に合わせて便利に使うことができます。
もちろん,TOEIC本番までの残り時間が長ければ長いほど万全の対策に近づくことは確かですが,短期間であっても徹底的に無駄を省いて集中的に勉強することで,想像以上のスコアアップが期待できるものです。
定期テスト前の一夜漬けではないですが,たとえ時間がほとんど残っていなくても,やるとやらないとでは結果が大きく異なるので,今からでも成長は可能と信じて頑張りましょう!
【残り1週間】スタディサプリ勉強法:本番形式への「慣れ」を最優先
ギリギリになるまでやる気が出なかった自分の重い腰がようやく上がったように感じたら,
今日から1日たりとも無駄にはせず,TOEIC対策に明け暮れるぞ!
という強い意思を固めるようにします。
もっとも,直前期だからと「スタディサプリを毎日10時間使おう!」と思ったところで実践できないでしょう。
それほど長時間勉強できる習慣は,そもそも身に付いていないはずです。
そこで,毎日2時間の勉強時間を確保することを目標とし,英語力そのものを短期間で大きく伸ばすことよりも,TOEICの「試験形式」にできるだけ慣れるための勉強法を採用してください。
直前期に利用するスタディサプリのコンテンツは以下の2つです↓
- 実戦問題集(メイン)
- パーフェクト講義(サブ)
パーフェクト講義で全パートの概要を掴む
基本的には実戦問題集の方に専念しますが,初日はパーフェクト講義に用意されている「各パートの概要について解説する動画」を5分ずつかけて視聴し,確認の意味で続く例題を1~2問くらい解いておきましょう。
Part1対策の講義を使って説明すると,赤矢印で示したところです↓

レッスン1の2つ目のトレーニングにあたる「学習法」の動画まで観る必要はありません(その通り学ぶわけではないため)。
例題に関しても,動画を見ずに解説を読むだけでも結構です。
この作業を全パート分行いますが,2時間くらいかければすべて終えられるので,とにかくまずはTOEICの出題形式を頭に叩き込みましょう。
続けて,2日目以降はメインとなる「実戦問題集」に入ります。
どの巻でもよいので1冊選び,アプリ上に出てくる全レッスンを10時間程度(5日間)で終わらせるようにします↓

もはやテキストを取り寄せるだけの時間は残っていないため,2時間ぶっ通しでマークシートを塗って解くような本番形式での演習はできませんが,アプリだけでも「1つの問題を解く際のスピード感覚」は掴めるはずです。
時間が余れば,苦手部分のみをアダプティブ講座を使って練習することも考えられますが,試験前日になったら,総仕上げとして「間違えた部分の演習部分のみ」を解き直すようにしてください。
目を瞑れば,当日のシミュレーションができるくらいの状態には達しているでしょう。
残り1週間のスケジュールまとめ
- 1日目:パーフェクト講義で全パートの概要を学ぶ(形式の把握)
- 2~6日目:実戦問題集のレッスンをアプリで進める
- 7日目(前日):間違えた問題のみを復習し,当日のシミュレーションをする
興味がある方は,TOEIC1週間前における一般的な勉強法を読んでおいてください。
記事内では,試験会場の様子を頭に入れておくなどの戦略についても言及しています。
学生の方などで毎日4時間以上勉強できるような場合には,次章の「残り2週間」の内容を倍速で行う方がスコアアップに直結します。
【残り2週間】スタディサプリ勉強法:得点源(Part2・5)の集中強化
まず最初に,スタディサプリに申し込んだらすぐに「実戦問題集のテキスト(紙の冊子)」を1冊注文することです。
在庫があって購入できるものの中から,どれでも構わないので1冊選んでください(模試1回分が収録されています)。
販売ページでは「テキストが届くまで通常7日程度かかる」とアナウンスされているため,2週目にそれを使ってトレーニングができるように準備しておくわけです。
残り2週間で主に使う教材は以下の2つです↓
- パーフェクト講義
- 実戦問題集
「1週間の勉強法のときと同じではないか!」と思われるかもしれませんが,使い方の比重が異なります。
以下で別々に解説していきます。
パーフェクト講義の使い方(1週目)
テキストが届くまでの1週目(1~7日目)は「パーフェクト講義」を利用して,パート別に対策しましょう!
全パートの出題傾向について簡単に学んでおくだけだと時間が余ってしまうので,一部パートについては本腰を入れて対策します。
一般的にスコアを上げやすいパートというものが知られており,新形式であれば「Part 2 >5 >6 >3 >4 >7 >1」の順に成果が出やすいです。
Part2は最も対策しやすく正答率を高めやすい反面,Part1は時間をかけてもあまりスコアが伸びません。
そこで,限られた時間内においては,パーフェクト講義の「Part2」と「Part5」のレッスンに注力するのがおすすめとなるわけです。
毎日2時間勉強できると,最初の1週間で「Part2とPart5,そしてPart6がギリギリ終わるか終わらないかくらい」まで終了し,もし1日4時間くらい頑張ることができれば,4つのパート対策が終えられてしまう計算です。
7日目には,残ったパートの概要動画を観て例題を1つずつやり,本番でどのような問題を解くことになるか全パート分理解しておきましょう。
目安は,Part3・4・7・1について簡略的な対策を行った状態で1週目を終えることです。
実戦問題集の使い方(2週目)
2週目(8~14日目)に入ったら,届いた実戦問題集の紙テキストを使って本番形式に慣れていきます。
その際の解き方ですが,
- 購入したテキストを使って一気に解く(要2~3時間)
- アプリで同範囲のトレーニングを復習する(要6~8時間)
- 試験前日に再度テキストを解く(要2時間)
の順でやるようにします。
最低でも10時間はかかってしまうので,毎日90分以上の勉強時間が必要になりますが,気合で乗り切ってください。
マークシートは全部で2枚使うことになるので,コピーを1枚余分に取っておきましょう。
プロの秘策「解説を読まない3回チャレンジ法」
なお,上の手順1の後で答え合わせをしても構いませんが,「解説は読まない」ようにするのが最大のポイントです。
これは,TOEICのテクニックで有名な「3回チャレンジ法」を私なりに応用した形になります。
最初2時間かけて解いて試験のスピード感を体験し,解き終わらなかった問題があれば,時間を無制限にして自力で全ての問題を解くようにします。
その後は試験前日まで,テキストで解いた同範囲をアプリを使って復習するようにします(例:Vol.3のテキストを買った場合はアプリの「実戦問題集Vol.3」をやる)↓

ディクテーションやシャドーイングを中心に,単語・イディオムチェックやスピード音読などのトレーニングを全部やってください。
テキストの解説をただ読む場合と異なり,音が加わったり出題形式が変わったりすることで,復習の質を高められるところがスタディサプリの強みです。
問題自体はすでにテキストで解いたものをアプリでやるだけなので,改めて解くことをせずに飛ばして構いません。
そして本番前日には再度同じテキストを使って,2時間の制限時間内に解き直してください。
マークシートも同じように使用して,本番さながらの環境下で行うようにします。
そのときに体感したスピード感こそがまさに理想の解く速さなので,本番でもそれにできるだけ近づけられるように頑張りましょう!
本章の内容を以下にまとめます↓
残り2週間のスケジュールまとめ
- 初日:申し込んだらすぐにテキストを1冊注文する
- 1~6日目:パーフェクト講義でPart2・5を中心に学ぶ
- 7日目:解き残したパートの概要と例題をやる
- 8日目:実戦問題集のテキストを2時間測って全問解く(※解説は読まない)
- 9~13日目:同範囲をアプリのトレーニング機能で復習する
- 14日目:再度テキストを制限時間内に解き直す
より一般的な期間別の考え方も知っておきたい方は以下の記事も参考にしてください。
スタディサプリ以外の教材を使う場合との違いが見えてきます↓
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【残り1ヶ月】スタディサプリ勉強法:単語・パート別・模試の王道ルート
TOEICの対策を開始するタイミングとして最も多いのが,「残りあと1ヶ月」です(試験料を支払うギリギリのタイミングだからです)。
この期間があれば,単語帳・パーフェクト講義・実戦問題集の3つをバランス良く学べます。
今回も,テキストは1冊注文しておきましょう。
単語帳の使い方
現時点の保有スコアが400点以下であれば「基礎英単語」,500点以上ならば「TEPPAN英単語・熟語」を使います。
単語学習には時間をかけすぎず,毎日20~30分(1日)100語目標で十分です。
基礎英単語は全部で1300語強ありますが,Mondayやzeroといった簡単な単語も多く含まれているので,1日100語とは言わず,30分で進めるだけ進めるようにしてください↓

一方のTEPPAN英単語・熟語ですが,目標が600点であれば半分の750語で済みますし,730点を狙う場合でも1090語となります↓

あまり暗記が得意でない方は欲張らず,同じ単語を何回も繰り返し学習する方が良い結果に繋がることが多いです。
例えば600点狙いの方であれば,最初の750語に絞ってそれを2回以上繰り返した方が堅実とも言えます。
いずれにせよ,単語帳の使用期間については,最後の週を除いた3週間,毎日欠かさず行いつつ,あくまでサブ的な教材であることを忘れないようにしましょう。
パーフェクト講義や実戦問題集という,他に時間を費やすべき教材があることを忘れてはいけません。
パーフェクト講義の使い方
毎日2時間の学習のうち,単語に30分使えば残りは90分です。
最初の2週間は,この時間を全てパーフェクト講義に充てます。
順番は学習効果の高い「Part2 →Part5 →Part6 →Part3」の順番で進めましょう。
20時間の勉強時間だとPart3の途中でタイムアップになってしまうように思われますが,場合によっては3週目もこちらに少し時間を取るようにし,Part3対策まではすべて終えられるようだと順調です。
やる気がある人で
7つあるパート別対策をすべてやりたい!
と思うのであれば,単語学習以外に,毎日3.5時間の勉強時間が必要なことに注意してください。
実戦問題集の使い方
実戦問題集は基本的には3~4週目に使います。
先に紹介した「3回チャレンジ法」が正式に実行可能となるので,2週目に入ったタイミングで一度テキストを使って200問を解いておくようにしてください(このとき解説は読まない)。
そして,3週目にはアプリで問題を解き,続けて解説を読んでは復習トレーニングをしっかり行っていきます。
再度問題を解き直すことで,2週目に解いた1回目に続き,同じ模試を計2回解いたことになるわけです。
TOEICの本番前日までは同じようにして過ごしますが,1日のノルマをやり終えたらパーフェクト講義に戻り,まだ手をつけていないパートの対策を進めます。
1~2週目で学ばなかっただけに,できない部分が次から次へと露呈してくるように思われます。
全部完璧にしようと欲張らず,1つずつできることを増やしていく態度でいましょう。
とはいえ,さすがに前日となったら,新しい範囲は学ばないようにしてください。
代わりに,復習を終えた実戦問題集をテキストを使って再々度解き直し(3回目),2時間以内に解く感覚を体に覚えこませるようにします。
「答えは確かこれだったな…」などと過去の記憶に頼らず,本番で行うものと同じ解き方でもって回答していきましょう。
時間的には,終了時間の5分前くらいに終わるのが理想です。
残り1ヶ月のスケジュールまとめ
- 全期間:単語は毎日100語程度を3週間継続する
- 1週目:パーフェクト講義でPart2・5等を進める
- 8日目:テキストの模試を解く(1回目・解説は読まない)
- 2週目:残りの時間はパーフェクト講義を進める
- 3週目~:アプリのトレーニング機能で模試を復習(2回目)する
- 4週目:余った時間でパーフェクト講義の弱点を減らす
- 試験前日:テキストを解き直す(3回目)
以下に,一般的な学習法についてまとめておくので,スタディサプリ以外の教材を使わない場合はどうなるかみてみてください↓
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【残り2ヶ月】スタディサプリ勉強法:全パート制覇と模試の反復
2ヶ月間あれば,パート別対策を一通り終わらせることができる他,単語帳は通しで2周以上,模試も2回分を解くことができます。
申し込みのタイミングで,実戦問題集のテキストを「2冊」注文しておきましょう。
単語帳の学び方
単語学習は1.5ヶ月(6週)間,毎日行います。
TEPPAN英単語・熟語を使うなら,全範囲を最低でも2周はできるはずです。
基礎英単語を使う方のみ,7週目も単語学習に充ててしまって構いません。
順調に暗記できていると感じる場合は,目標スコアより上のレベルの単語にも挑むようにしましょう。
本番で,どこかで見たことがある単語が出てくるだけでも,内容がわかった気になれます。
パーフェクト講義の使い方
メインとなるパーフェクト講義では,本番直前の1週間を除いてずっと使い続けることで,全パート分を学び終えることが可能です。
ここでは,スコア600点ほどの方が学ぶ際の目安時間を示しておくことにします↓
- Part2は4時間
- Part5は4時間
- Part6は8時間
- Part3は8時間
- Part4は9時間
- Part7は13.5時間
- Part1は4時間
全部やると50時間かかるほどのボリュームですが,1.5ヶ月くらいかければ全て消化できてしまう計算です。
実戦問題集の使い方
実戦問題集は本番の2週間前から使い始めます。
週初めにテキストを使って問題を解いたら,残りの6日間をアプリでの復習に費やします。
3週目と4週目(本番直前の2週間)で,1冊ずつ別のテキストを使いましょう。
そして試験前日には,最初に解いた1冊目のテキストを使って再度復習し,本番に備えます。
ちょうど記憶が薄れてしまっているでしょうから,良いタイミングでの復習となるはずです。
残り2ヶ月のスケジュールまとめ
- 初日:申し込みのタイミングでテキストを2冊注文する
- 1~6週目:単語帳とパーフェクト講義に全力
- 7週目:実戦問題集(1冊目)を使用し復習
- 8週目:実戦問題集(2冊目)を使用して学習
- 前日:7週目に解いた1冊目のテキストを解き直す
オールインワンのスタディサプリを使ってこれなのですから,他の教材を使うとずっと大変です。
より理解を深めたければ,以下の記事と比較してみてください↓
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TOEICまで残り2ヶ月の勉強法!限定的なパート別対策も可能
今回ですが,「TOEICまで2ヶ月残っている場合の勉強法」についてみていくことにしましょう。 当サイトでは,最短1週間から最長3ヶ月までの勉強法を紹介していますが,2ヶ月残っているとパート別対策にかな ...
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【残り3ヶ月】スタディサプリ勉強法:文法から総復習迄完璧な仕上がりへ
3ヶ月という期間は,学習の成果がスコアとしてはっきりと表れる期間です。
実際,スタサプが過去に実施したアンケートにおいても,「3ヶ月で多くの方が成長を実感できた」という報告がなされていました。
スタディサプリを使った3ヶ月のTOEIC勉強法では「単語・パート別対策・模試」に加えて,新たに「英文法」までを学ぶことができます。
文法はPart5の対策に限らず,あらゆる英語の理解力を高めるのに一役買っているため,英語の実力自体を高められると言っても過言ではありません。
このときに使用する教材は以下の通りです↓
- 単語帳
- 英文法講座
- パーフェクト講義
- 実戦問題集(テキストは2冊)
これは,スタディサプリに存在する実戦問題集以外のコンテンツをフル活用できることを意味しています。
3ヶ月というのはかなりの長丁場ですので,当記事において綿密なスケジュールを提示するのは簡単なことではありません。
ゆえに,ここでは毎月の目標を示すだけに留め,細かい進め方については各自で調節するようにしてください。
1ヶ月目の勉強法(基礎固め)
単語帳を毎日学習することは,3ヶ月勉強法においても変わりありません。
毎日100語を目安に,時間にして30分程度をかけるようにしますが,単語帳の全単語を最初から最後まで一気にやっていくわけではないことに注意してください。
例えば,「今週は600点レベルを学ぶ」と決めたら,それを2週間かけて2周するようにしてから,先のレベルへと進むようにします。
ゆえに,1ヶ月TEPPAN英単語・熟語で学んだとすると,730点レベルの単語(1090語)まで進むくらいのペースになるはずです。
次に「パーフェクト講義-英文法編」に代表される英文法講座ですが,毎日15分程度の学習を1ヶ月続けると,全部が一通り終わるくらいの分量です。
確認テストを使った復習は,飛ばさず確実に行ってください(なお,文法が苦手な方は「基礎英文法」の講座から始めることになります)。
残った時間は「パーフェクト講義」の方にすべて費やすようにしますが,毎日2時間の学習だと75分くらいをかけられるように思います。
学んでいく順番については,
- 1週目はPart1と5
- 2週目はPart2と6
- 3週目はPart3と6
- 4週目はPart3と7
としますが,やや複雑になっているのはリスニングとリーディングのどちらの問題にも毎日触れるように工夫しているからです。
これまでに紹介した勉強法においては,パート別対策はPart2から始めるようにしていましたが,3ヶ月もあれば全部をやり終えるだけの時間が残されているので,Part1から順番にやっていきます。
あと1つ,モチベーションを上げる意味でも,注文したテキストが届き次第,実戦問題集を2時間かけて1回解いてみるようにしてください。
これにより,開始時の自分の実力を把握でき,2ヶ月後や3ヶ月後にどのくらい成長できたかがわかります。
繰り返しになりますが,初回に模試を解く際は,丸付けはしても解説は読まないようにしてください。
3ヶ月目になったときに完璧に解き直し,そのときに解説も理解します。
2ヶ月目の勉強法(実践演習への移行)
2ヶ月目も,基本方針は1ヶ月目のときと変わりません。
スタディサプリを使う生活にも慣れてきたと思うので,さらに学習が捗ることと思います。
「TEPPAN英単語・熟語」も継続していれば,少なくとも英単語は終了しているでしょう。
全部終わったら,これまでの全範囲を一気にやり直します(全2030語は1周するのに20日かかります)。
文法は特にやることはありませんが,模試を解いていて苦手な文法事項が見つかったら,その分野の確認テストを4週目に解き直してみると良いかもしれません。
程よく1ヶ月目の内容を忘れている頃だと思います。
「パーフェクト講義」に関しては,残ったパート(4と7)を2週間で終えるようにしてください。
2ヶ月目という時期は,勉強に慣れると同時に中だるみしやすい時期でもあります。
なので,2週目には残ったもう1冊のテキストを使って,TOEICスコアが上がったかどうかをチェックしてください。
2時間で解き切るようにしますが,時間内に終わらなかった問題があれば,それとわかるように(例えば,青ペンでマークするなどと工夫して)全部を解きます。
このとき,青ペンの結果はスコアの計算には含めないことが大切です。
そうしたら,その結果を初月のものと比べてみましょう!
大体30点くらいスコアが上がっているかと思います。
3週目ともなれば,単語学習に割く30分以外はすべて自由に使えます。
1日2時間の勉強時間ですと,残り90分を割けると思うので,まずは上で解いた模試の復習を60分かけて行い,残りの時間はアプリで別の実戦問題集を一からやってみるようにしてください。
こちらのアプリ学習に関しては,まとまった2時間をかけて一気にやる必要はありません。
30分勉強するなら,その時間で進めるだけ進めるようにします。
このときの目的は,あくまでパーフェクト講義で習ったテクニックに慣れることです。
習ったコツがランダムで出題されてくるようなものですから,いわゆる実践的な練習問題として使うことになります。
取り掛かったレッスンの最後のトレーニングまではやる!
などと,1回でキリが良いところまでは進めたいものです(以下画像の赤い区切り参照)↓

3ヶ月目の勉強法(総まとめ)
3ヶ月目に意識することは「総復習」となります。
単語帳はこれまでやったものを全て何度も繰り返し,解説を読まずに保留していた初月の実戦問題集テキストもここで再度解くようにしてください。
この時点で大きくスコアが伸びていることを期待したいところですが,できないところをできるようにすることで初めて得点が上がるので,間違えたことを喜べるようになると本物です。
実戦問題集のアプリはあともう1つくらいやれるでしょうから,それを2ヶ月目と同じように進めて,3~4週目には2ヶ月目で解いたテキストも再度解き直すようにして総まとめが完了となります。
残り3ヶ月のスケジュールまとめ
- 1ヶ月目:単語・英文法を並行。パーフェクト講義はLとRをバランス良く。2週目に模試を1回解く(解説は読まない)。
- 2ヶ月目:単語が2030語に到達。パーフェクト講義も終了。模試の2冊目のテキストを解き,アプリで別の巻を学習する。
- 3ヶ月目:単語の総復習。テキスト2冊を解き直す。アプリで新たにもう1回分の模試を追加演習する
単語は実に6周近く学習したことになりますし,文法もパート別対策もすべてのレッスンを終了できます。
実戦問題集だけはさすがに量が多すぎるので残りますが,「テキストを2冊+アプリでさらに2回分=計4回分」を,復習や解き直しまで終えたことになるので,かなり良い感じの仕上がりになったと言えるでしょう。
この他,一般的なTOEIC3ヶ月勉強法についても参考になるかと思います。
もっとも,3ヶ月間もかけるだけあって,やる気面を始め,きめ細やかな対応の有無がスコアに大きく影響することは事実です。
ゆえに,これに生成AIを専属コーチとする学習法も検討してみてください↓
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生成AIを専属コーチに!スタディサプリTOEICの学習管理を再現する方法
今回の記事では,生成AIを使って,スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランが担っていた学習管理をどこまで再現できるかを考えていきます。 以前のパーソナルコーチプランでは,担当コーチが付き, ...
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まとめ:残り日数に合わせて今日から始めよう
以上,スタディサプリを用いたTOEIC対策について,残り1週間から3ヶ月までの期間別に勉強法とスケジュールを紹介してきました。
残り期間が短いほど形式慣れを優先し,余裕があるほど単語・文法・パート別対策まで広げるのが基本です。
1~3ヶ月あればかなり隙のない対策が可能ですし,たとえ1~2週間しか残っていなくても何もしない場合と比べれば結果は大きく変わります。
スタディサプリは,必要な教材が一通り揃っているからこそ,残り期間に応じた学習計画を圧倒的に立てやすいアプリです。
あとは,自分の残り期間に合った章のスケジュールに沿って,今日からすぐに始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。