英会話スクールで有名な「NOVA」ですが,TOEIC対策もできてしまうことについては,意外と知られていないかもしれません。
しかし実際は,NOVAの講師に来てもらってTOEICの研修を行っている企業もあり,最有力なものとして真っ先に挙げられてもおかしくないのです。
ここでは,まずNOVAでTOEICを学ぶ意味についてまとめたあと,どのような受講スタイルがおすすめかについて考えてみることにしましょう!
NOVAで学ぶ意味
TOEIC対策として考えられる方法としては,参考書や問題集を始めとして,英語で映画や動画を見ることから通信教育までさまざまです↓
-
-
種類別!TOEIC対策できるサービスのまとめ
TOEIC対策についてですが,今では沢山のサービスの中から自分に合ったものを自由に選べる時代です。 参考書や通信教材といった昔ならではの定番的なものから,アプリにコーチングを組み合わせたような令和時代 ...
続きを見る
そして,これらサービスの1つに,NOVAのような語学学校が挙げられるのですが,似たサービスとして語られることの多い「オンライン英会話」とは明確な違いがあります。
ここでは,人と直でコミュニケーションできることと続けやすい工夫を中心に,NOVAで学ぶ意味について考えてみましょう!
対面サービスを受けられる
最も大きな特徴は,講師に直接習えるところです。
やはり,外国人に面と向かって英語を習えること自体が楽しいものですし,NOVAの場合,講師全員がネイティブスピーカーとなります。
それでいて,国籍や年齢幅は様々なので,気に入る講師が見つからないという心配はまずありません。
ちなみにオンライン英会話の場合だと,英語を母語としないアジア諸国の方が講師であることがほとんどで,発音に訛りが感じられたり,英単語に対するイメージがネイティブのものと異なることがあります。
確かに,これからの時代,アジア諸国の方と会話をする機会は増えるのでしょうが,だからといって,日本語を学びたいという外国人が周りにいたとして,訛りのある日本人を推薦するでしょうか。
やはり,標準語で学びたいですよね。
日本語と同じことが,英語にも当てはまります。
加えて,受付にいるスタッフが親身に相談に乗ってくれるため,このような対面サポートを魅力に感じる方も多いはずです。
続けやすい
ところで,日本で暮らしているネイティブスピーカーの数は限られているため,自分で探して習おうとすれば価格が高くついてしまうところがデメリットとして挙げられます。
ところが,そこはさすが大手のNOVAで,うまく工夫してはレッスン料金を下げることに成功しています。
さらに大手であるがゆえに,全国にスクールが展開されているわけです。
2021年5月時点で297校というのは日本最大級ですし,レッスンでの自分のパフォーマンスは電子カルテで管理されるため,別校舎で受講する場合であっても,引継ぎが大変スムーズに行われるため,学ぶ場所を選びません。
実際,学ぶ校舎はどこでも良く,ビジネスで出張した先にあるNOVAに通うなんてこともできてしまうわけで,これはどこまでが本気かわかりませんが,校舎ごとにご当地スタンプを用意していて,NOVAの全国制覇に挑戦することもできてしまうそうです。
最近ではコロナ対策に力を入れているのはもちろん,内装にもこだわりが見られ,校舎ごとに違った環境で学べるところが新鮮な気分に繋がるのだと聞いています↓
ラウンジで待っている時点から,異国な感じが伝わってきてはテンションが上がりますし,中にはフードコートと隣接している校舎もあるため,毎週,レッスン終わりの一杯を楽しみに通うというのも乙なものです。
どんな良いサービスでも続けられなければ無意味ですが,10年以上通えている方が散見できるところに,NOVAの続けやすさが垣間見えます。
NOVAのTOEIC対策
さて,NOVAのTOEIC対策についてですが,法人向けに3,700社を超える企業に研修を行ってきた実績があります。
実際,社員のTOEICスコアを底上げしたいという企業は多く,NOVAの厳しい採用基準や一時代を築いたノウハウの蓄積は,今でも一定の評価を受けているようです。
また,折角ネイティブスピーカーに習えるわけですから,参考書や通信教育などとは別の切り口でTOEIC対策のレッスンが受けられることも魅力になっているのでしょう。
駅前留学がおすすめ
「海外と同じ空間を駅前で」というのがNOVAのコンセプトですので,利用する際は,会話力を底上げし,TOEICの得点能力を上げていく方法がおすすめです。
特に今後,「英語で話す」ことが少しでも必要になるようであれば,是非,駅前留学を選択してください。
具体的には,取引先と英語で行われる会議や電話でのやり取りが考えられます。
なお,かつて複雑な料金体系が批判された英会話スクールですが,今ではHPに料金が明示され,NOVAで私がイチオシのグループレッスン(Max5人)では,1ヶ月に4回のレッスンで11,000円,マンツーマンでも24,440円です。
これは,曜日を固定した場合の料金ですが,月に1回は振替ができますし,多少割高にはなりますが,予約制のものに変えたり,月に8回や12回などと回数を増やすこともできます。
なお,月に4回のフリープランでは,月会費の1,100円が余計にかかるので,同じグループレッスンの料金は12,100円です。
なお,いずれの場合でも入会金はかかりません。
自分のペースに合わせて,最低週1で通うようにしている人が,特にうまく継続できているように思います。
TOEIC対策コースもおすすめ
2021年の7月から開講になるのが「TOEIC対策コース」です。
目標スコア別に3つのレベルが設定され,
- 600点(400~500点レベルの方対象)
- 700点(500~600点レベルの方対象)
- 800点(600点以上の方対象)
となっています。
600点や700点というのは1つの目安とされていて,新入社員に求められるレベルだと言いました↓
-
-
日本人のTOEIC平均スコアと目標点のまとめ
TOEIC L&Rテスト(長いので以下では「TOEIC」とだけ書きます)ですが,「新形式」と呼ばれるようになると,決まって難しくなります。 小手先だけの対策で対応できないようにするのが目的のわけですか ...
続きを見る
ところで,NOVAのTOEIC対策コースでは,外国人講師が解説や問題のフィードバックをするところが1つ特徴で,さらには少人数制のグループ形式のため,同じくらいの英語力を持った仲間との助け合いが期待できます。
これもまた,オンライン英会話などの他のサービスでは得がたいとされる魅力でしょう。
フィリピンなどに短期留学しても同じような状況になると考えられますが,パート別の攻略方法や心構え的なものは,純日本人のベテラン講師が,別に動画で説明してくれるとのことです。
もちろん,対面レッスンが1番のおすすめで,感染症や自分の生活を優先するときのみオンラインで受講するようにしてみてください。
コーチングやアプリも利用可能
TOEICで600~800点を目標とする場合は週に3時間弱の学習を,800点以上が目標なら週に6時間ほどを英語学習に注ぐようにしますが,NOVAに通っている時間以外において,毎週勉強を管理してくれる「MYコーチ」を利用することができます。
自分専用のコーチがついて徹底的に管理してくれる「サポートプラン」や,AIが理解度に合わせて出題してくれるアプリ(Monoxec)を利用できる「セルフプラン」の2つがあるので,やる気面で心配がある方は検討してみてください。
参考までに料金ですが,前者が26,220円(半年)で,後者は880円(月額)です。
なお,NOVAには似たようなコースで「ビジネス英会話」もあり,こちらはeメールの書き方から学べるものの,網羅的に学ぶには週2で通っても1年はかかってしまうので,TOEIC目的としてはおすすめしません。
まとめ
以上,NOVAの特徴とTOEIC対策を行う際のおすすめについていくつか紹介してきましたが,いかがだったでしょうか。
大手英会話スクールであるがゆえの強みを生かして,特徴あるサービスが受けられ,挫折しやすい方でも学習を継続しやすい工夫が多くみられたように思います。
ノウハウのある駅前留学を筆頭に,新規開講のTOEIC対策コースやコーチングも是非検討してみてください。
体験授業や校舎見学の連絡は,資料請求のページから併せて行うのがスマートです↓
英語で挨拶するのに一杯一杯の状態から抜け出したレベルが600~700点というスコアだとされます。
NOVAで英語本来のコミュニケーションの楽しさにも触れつつ,総合的な英語力の底上げを目指してみてください!
最後までお読みいただき,ありがとうございました。