「生涯学習のユーキャン」と言えば誰もが聞いたことのある通信教育の大手ですが,TOEIC対策においても良質な教材が揃っています。
寄せられた口コミをみると,教材開発の段階からアフターサービスに至るまで,長年通信教育の世界で培ってきた同社のノウハウに安心感を覚える方は多いようで,TOEICに必要な知識を満遍なく学べるオールインワンの教材ですから,与えられた課題だけに集中すればOKです。
全部で3つのコースがありますが,以下でそれぞれのコース内容について説明するとともに,ユーキャンのTOEIC通信教育の口コミについて学んでいくことにしましょう!
ユーキャンにおけるTOEIC対策について
ユーキャンのTOEIC対策は3~4ヶ月の学習期間を標準とし,TOEICスコアの到達目安としては450~650点を目指すことができます。
通信教育の形になり,
- 教材のセット
- 添削指導(12ヶ月間有効)
- 学習プラン
がメインで含まれますが,それ以外にもスマホまたはPCによる動画やメールによる質問も利用可能です。
教材のセットに何が具体的に含まれるかについては,3つあるコースのどれに申し込むかによって異なりますが,「テキスト冊子・ガイドブック・確認テスト・模擬試験・CD」が送られてくることになると考えておきましょう。
ユーキャンの教材の質については,30年近い歴史のあるTOEICの専門学校(エッセンスイングリッシュスクール)と共同開発しているだけあって,「自分のレベルに合った指導が受けられました!」という口コミが多く見受けられました。
しかしそれもそのはずで,独特の攻略法を知った上で自分のレベルに合った対策を施すことが鍵となるTOEICテストですから,ノウハウがある学校であれば,スコアごとに学習者が苦手とするポイントはすでに把握済みです。
逆に考えれば,これからユーキャンでTOEIC対策をしようと考えている方は,今の実力に見合ったコースに申し込むべきだとも言えるでしょう。
というのも,例えば現状で350点しか取れない方が学ぶべき内容と,すでに500点持っている方の対策は異なるからです。
詳しくは,次章でそれぞれのコースについて確認してみてください!
ユーキャンのTOEIC対策コース紹介
現時点におけるユーキャンのコース設定は以下の3つです↓↓
- はじめて受けるTOEICコース
- 500点コース
- 650点コース
ここでは,各コースの受講レベルと教材内容,そして料金について述べていきましょう。
はじめて受けるTOEICコース
名前からは「TOEICを初めて受ける方」が対象のように思えますが,実際は以下の条件に合うかどうかを基準に決めるようにしてください↓↓
- TOEICスコアが300点(英検3級)以下
- 中学英語からやり直したい
- 10年以上,英語のブランクがある
テクニックがものを言うTOEICですが,中学英語という土台なくして高スコアは目指せません。
TOEICで頻出の「名詞」であったり「時制」といった文法事項から始めて,歌いながら学べる単語集などを併用しながら,楽しくリスニング力を身に付けましょう!
本コースの教材に含まれるのは,
- ウォーミングテキスト
- メインテキスト3冊
- 解答解説集
- CD22枚
- 添削課題集
- 問題集
- ガイドブック
といった具合に盛り沢山ですが,料金は35,000円程度です。
ちなみに最後のガイドブックにはTOEICの基本情報が書かれています。
37歳男性・東京都
受験経験なしで20年くらい英語から離れていましたが525点を取ることができました。はじめて受けるTOEICコースであっても十二分に実力が付きますよ。
500点コース
ユーキャンの500点コースでは,
- TOEICスコアにして300~450点
- 英検準2級レベル
- 中学英語は大丈夫
という条件に当てはまる方を受講対象に設定しています。
TOEICスコアは高い点が取れるに越したことはないですが,目標が650点だからといって,現状スコアが300点しかない方が背伸びしてこのコースを取ってもうまくいきません。
300点台の学習者には300点台に特有の弱点があり,そこを中心に学習していく態度が必要です。
500点コースでは,海外の街中で耳にする英語のアナウンスやニュースをある程度理解できる力を身に付けるのが目標で,リーディングでは頻出の出題パターンを学ぶとともに,シーン別の単語とフレーズ力の強化を行います。
そのための教材として,
- テキスト6冊
- 添削課題3冊
- 模擬試験
- シーンで覚えるWords&Phrases
- CD20枚
- ガイドブック
が揃っており,こちらも値段は35,000円ほどです。
35歳女性・神奈川県
就職のエントリーシートにTOEICスコアを書きたいと思って受講しました。予期せぬ事態が起きてしまいましたが,指導期限が1年あったので課題をすべて提出でき,結果的に505点が取れたので素直に嬉しいです。
650点コース
ユーキャンの650点コースは,
- TOEICスコアが450~500点
- 英検準2~2級程度
- ビジネス英語を身に付けたい
- 就職や転職にTOEICスコアが必要
といった条件に当てはまる方におすすめできます。
教材は,TOEIC500点程度の方が無理なく150点アップすることを目標に作られているので,なかなかにハイレベルな内容です。
例えば,先ほどの500点コースではリスニング教材の1ヶ月目はアメリカ英語しか収録されていませんでしたが,650点コースの場合だと最初から4ヶ国(アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア)の英語を聴くことになります。
これはTOEIC本番と同じ形式です。
加えてリーディング学習においても,文法以上に語法を学ぶことが多く,個別に覚えていく回数が増えていきます。
本番での的中率は多少下げても,他の人ができないであろう問題を積極的にできるようにすることで,相対評価であるTOEICで高得点を目指すという戦略です。
教材は,
- テキスト8冊
- 添削課題4冊
- 模擬試験問題冊子
- CD26枚
- ガイドブック
から成り,料金は39,000円となります(これは一括払いの値段で,分割払いにすると多少高くなります)。
テキスト冊子やCDの数に加え,添削回数も上記2コースより多いので値段はちょっと上がってしまいますが,1度支払った後はもうそれ以上に追加料金がかからないのは通信教育の特徴です。
19歳女性・京都府
テキストに単語の解説があり,写真を見て解く問題などを十分に演習できたのが良かったです。難易度もちょうどよく,段階を踏んで学んでいくことで自然と解けるようになり,スコアも555点から760点にアップしました。
なお,添削課題について補足すると,最後のフルサイズの模試(2時間で200問を解くもの)の他に,中間期の添削課題としてその4分の1のサイズのミニ模試も解くことになります。
こちらは30分で50問解くだけでよいのですが,本番でどのくらい取れるようになったのか予想スコアが計算されてくるので,実力が付いてきているかどうかは,そのスコアをみれば明らかです。
例えば465点で始めた方の例で言うと,この中間の時期に550点取れており,本番では見事655点の取得に成功しました。
まとめ
以上,ユーキャンのTOEIC対策コースの受講者の口コミを中心に,その教材内容と選び方のポイントについてまとめてきました。
教材開発にかかわっているエッセンスイングリッシュスクールは「資格の取れる専門学校・ダメな学校」という書籍でTOEICテスト部門の最優秀校に選出された実績があり,ユーキャンの以下のようなサービスと相まって,大きな安心感を与えてくれます↓↓
- 学費は教材到着後の後払い
- 送料無料
- 8日以内なら返品可能
- 12ヶ月の指導サービス付き
コース選びの際は受講レベルに注意し,目標スコアに向けて着実に実力をアップしていってください。
類似のサービスとしてアルクの通信講座も有名です。
どちらが良いかは,人それぞれなので,興味がありましたら併せてご検討ください↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。