注記
当記事は,新規申込を終了したパーソナルコーチプラン(専属コーチが付く,ベーシックプランの上位オプション)を私が受講していた当時の記録をまとめたアーカイブです。現在の申込案内ではなく,「人間のコーチが初月にどのように伴走したのか」を残すことを目的としています。
- 受講時期:2018年10月~2019年1月
- プログラム期間:3ヶ月
- 開始時のスコア:795点
- この記事の範囲:1ヶ月目の記録
ただぼんやりとスタディサプリでTOEIC対策をするようだと,「目標スコアを達成する日は一体いつになるんだろう」と心配になってしまいますが,コーチの励ましがあると,正しいペースで勉強しようと努力するものです。
パーソナルコーチプラン1ヶ月目は何を目指していたか
スタディサプリのパーソナルコーチプランでは,最初の1ヶ月に,担当コーチの決定,学習プランの送付,初回模試,3回の音声面談など,重要なサービスが集中的に配置されていました。
これらが目的としているのは「学習の習慣化」です。
正しい方向で勉強を継続できれば,目標スコアに近づける可能性は高まります。
しかし多くの人にとって,長時間勉強することは難しく,TOEICの独学が続かない理由の大半は,学習時間を捻出するのに苦労してしまうからです。
そこで担当コーチは,受講者の現時点での学力と目標スコアを基に,得点率が著しく低い弱点分野の把握とその克服に必要な勉強量をすばやく算出してくれます。
勉強リズムを身に付けさせるサポーターとしての役割が大きいわけです↓

※このチャットは受講当時のものです。
パーソナルコーチプランで義務化された「毎日の学習報告」も,どのような学習方法が私に向いているかをコーチが判断するための材料として活用されました。
なお,サービスに申し込んですぐ配られた学習プランには,1週間でどの学習コンテンツをどれだけやればよいかが示されていましたが,そこで提示されていた時間配分が多少守られていなくても特に指摘されませんでした。
例えば,自分の都合で少し単語に勉強時間を多めに割き,パーフェクト講義の学習量をその分減らすようなことは黙認されていたわけです。
ですが,毎日の勉強時間が目標に届かなかった際には,必ず何かしらの指導が行われました。
このことから,パーソナルコーチプランでは,日々の勉強時間がかなり重視されていたことがうかがえます(1ヶ月目だけに限らず,最後までそうでした)。
スタディサプリENGLISHを用いる場合,私が受講当時に示された目安では,
目標達成に必要な時間の目安
(目標スコア-現在のスコア)×2時間
となり,TOEICスコアを3ヶ月で100点アップさせるためには,毎日2時間の勉強が必要です。
とはいえ,毎日2時間という学習時間を確保するのは相当な苦行で,私自身,パーソナルコーチプランを開始して1ヶ月経った段階では実現できませんでした。
もっとも,コーチングが始まる前までは1日あたりの平均学習時間が30分もなかった自分ですから,毎日まとまった勉強時間を捻出できるようになったことは確かな進歩です。
1ヶ月目の全体スケジュール
スタディサプリのパーソナルコーチプランには,担当コーチとの日々のチャットに加え,通話による音声面談がサービス内容に含まれています。
全部で4回実施されますが,1ヶ月目はそのうちの3回が行われました。
実施時期や通話時間の目安は以下の通りです↓
1ヶ月目の音声面談
- 初回面談:時間は30分。初回模試を解いた後に行われる
- チェックイン面談(1回目):目安時間は15分で,初回面談の1週間後にある
- チェックイン面談(2回目):こちらも15分で,2の1週間後に行われる
1は「学習カウンセリング」が主な目的で,2と3は「学習習慣が身についているかの確認とそれまでの反省」を行うために設けられた機会となります。
以下に公式による説明を引用しておきましょう↓
初回面談は,学習動機,英語学習における得意・不得意,日々の生活スタイルなどをヒアリングさせていただき,その内容をもとにコーチは学習アドバイスいたします。チェックイン面談は,1ヶ月目にしっかりとした学習習慣を身に付けさせる目的で行い,初回面談後の学習内容を反省するためのものです。中間面談では,日々の学習や模試結果を踏まえ,本番に向けてより強化するべき点を明確にするといった学習アドバイスを提供いたします(「パーソナルコーチプランのご利用ガイド」より引用)。
しかし,実際に電話面談を受けてみると,利用ガイドには書かれていない効果,例えば気持ちの変化が感じられたり,思いがけないアドバイスがもらえたりすることもありました。
初回音声面談で実際に話したこと
コーチと簡単な挨拶を交わした後,初回面談の流れの説明(ガイダンス)がありました↓
- パーソナルコーチプランについて
- 自己紹介する
- 英語学習の背景について語る
- 学習状況の把握とアドバイス
- 学習時間の確保について話し合う
初回面談の価値は,単なる自己紹介にとどまりませんでした。
学習目的の言語化,弱点の整理,今後の勉強法の修正が,この30分で一気に進んだのです。
自分の思いを言葉にして伝えたことで,私の中で英語を学習する目的意識がはっきりしたように思います。
その他,直近で受けたTOEIC公開テストのABILITIES MEASURED(アビメ)や初回模試(実戦問題集Vol.1)のスコア結果をもとに,以下のようにアドバイスされました↓
この指摘は大変的を射ており,私は国語が大の苦手です。
国語ができないという話をした途端,トーンダウンした私の声の調子をすぐに感じ取ったのか,即座に前向きな気持ちにさせてくれたのをよく覚えています。
リーディングに関しても,実戦問題集の結果をもとに,どこが私の強みで今後どのような対策をしていけばよいのかを一緒になって考えてくれました。
特に参考になったのは,「スラッシュリーディング」と「コンテンツシャドーイング」という2つの学習法です。
通訳の知識にも明るいコーチらしく,TOEICで難問とされるトリプルパッセージの攻略手段について,今後の私の勉強法を大きく変えることになる学習法を教えてもらう運びとなりました。
特に,このときのコアタイムの設定方法に関する助言は今でも役に立っています。
そんなこんなで後半の15分間はあっという間に過ぎていきましたが,コーチ自身が英語習得に苦労し,同じような学習者の悩みに理解があったところが何よりも嬉しく,とても有意義な時間を過ごせました。
肉声を聞くことは,思った以上に重要なことです。
オンライン上のプラットフォームでデジタル的に繋がりながらも,人と人とのコミュニケーションをわずかな時間でも行うことで,デジタル教材の便利さと,人とのやり取りによる安心感の両方を得やすいと感じました。
通話が終了すると,面談中に出てきた「スラッシュリーディング」のトレーニング内容がチャットで送られてきました↓

※このチャットは当時のものです。
言葉で説明されるだけでなく,このように画像入りで確認できるとより理解しやすく感じます。
これも,デジタルとアナログのハイブリッド型サービスならではの恩恵です。
1ヶ月目の勉強時間と学習習慣の変化
スタディサプリのTOEIC対策コースでは,勉強時間が記録として残ります(ベーシックプランも同じです)。
先ほど,3ヶ月プログラムの目標は「毎日2時間の学習」であると述べました。
しかし,実際の学習記録をみると,今週勉強できたのは9時間弱であり,目標とされる勉強時間を達成できた日は週に2回だけでした↓

残りの5日間は1時間程度にとどまっています。
それでも,パーソナルコーチで1ヶ月学んできて,毎日1.5時間近くは勉強できるようになったのは大きな変化です。
始めたばかりの頃は1日に30分も勉強できなかったことを考えると,だいぶ学習習慣が身に付いてきたように思われます。
特に,初回面談の際にコーチから教えてもらった「コアタイムを設定する」という作戦が功を奏しました。
パーソナルコーチプラン1ヶ月目で,学習が上手くいった日の典型的な過ごし方を書き出してみると以下のようになります↓
上手くいった日の過ごし方
- 起床と同時に布団の中でTEPPAN英単語を30分
- 朝食後,コーヒーを用意したら机に向かって30分間学習
- 外出中,スキマ時間にパーフェクト講義を30分行う
- 帰宅後にパーフェクト講義を30分頑張る
これは平日の例ですが,勉強時間を複数回に分けて確保したところがポイントです。
「一気に続けて2時間学習する」ことは簡単にはできません。
そこで私は,30分の勉強時間を1日に4回設けることで目標時間の2時間を捻出するように工夫したわけですが,これもコーチのアドバイスがあったからこそです。
もちろん,やる気が出なかったり寝落ちしてしまったりする日もありました。
その場合,翌日に普段より10分くらい長めに頑張ることで,少しずつ埋め合わせていくのがコツです。
とコーチに念を押されていたため,毎日学習は継続できました。
基礎固め:TEPPAN英単語と英文法編の進捗状況

パーソナルコーチの1ヶ月目は,スタディサプリTOEIC対策コースのアプリにある「TEPPAN英単語・パーフェクト講義-英文法編・パーフェクト講義」という学習コンテンツを中心に学習してきました。
以下で,進捗状況を個別に確認していきましょう!
TEPPAN英単語

※現在は18レッスンあります
最初に配布された学習プランを見ると,1ヶ月が経過した段階で,実戦問題集以外の学習コンテンツの修了率がかなり高くなることがわかるはずです。
例えばTEPPAN英単語は,計1090語を5回繰り返し学習することになりました↓
1ヶ月目の進捗状況
- 目標600点のための750語を5周
- 目標730点のための340語を5周
さらに「復習トレーニング」機能を使って,何度も間違えたか苦手と感じた単語に絞って6回・7回と学んでいきます↓

TEPPAN英単語はTOEICのスコアアップに欠かせないトレーニングですが,最も気楽に取り組める学習コンテンツでもあるので,やる気が出ない時間帯(私の場合は寝起きのタイミング)で取り入れることにしました。
内容について詳しくは以下の記事を参考にしてください↓
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スタディサプリENGLISHのTOEIC単語学習法!基礎英単語とTEPPAN英単語のルート
今回は,スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースにおける「単語学習の全体像と具体的な勉強法」についてまとめていきたいと思います。 中学レベルの英単語をやり直すところから始まり,最終的にはTO ...
続きを見る
パーフェクト講義-英文法編

次に,中学から高校で習う英文法のうち,TOEICに頻出のものだけを学習できる「パーフェクト講義-英文法編」の学習進度について報告します。
こちらはちょうど1ヶ月目で一通りの学習が終わりました↓
1ヶ月目の進捗状況
- 8時間かけて一通り終了
文法知識はTOEICのリスニングセクションの問題を解く際にも役立ちますし,コーチ曰く,
とのことです。
TOEIC対策では本番形式のリスニングやリーディングの問題を解きまくることも必要ですが,中高で習う従来の文法学習も本腰を入れて取り組む価値があるのだと実感しました。
パーフェクト講義の英文法編では,合間にちょくちょく入る確認テストが記憶の定着に効果的で,細かくみるとまだ満点を取れるほど完璧には理解できていませんが,今後しっかりと復習をすることになります↓

スタディサプリTOEIC対策コースの文法講座には,その他に「基礎英文法」も用意されていますが,私の学習プラン(開始時のスコアが730点以上)では用いることはありませんでした。
パーフェクト講義

最後に,TOEICのパート別対策ができるパーフェクト講義の進捗具合をみていきますが,7割強の対策を一通り行ったことになります↓
1ヶ月目の進捗状況
- Part1~Part3を1周
- Part5~Part6を1周
- Part7を半分
パーソナルコーチプランのスケジュール的には,2ヶ月目に中間模試と中間面談が控えており,パーフェクト講義はそこまでに終える予定です。
1ヶ月目を終えて感じたこと
スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランにおける,1ヶ月目の進捗状況ですが,ほぼ計画通りに進められました。
これまでの1ヶ月で,
- 単語は1090語を5周以上
- 英文法の復習はなんとか一通り
- リスニングとリーディングもバランス良く対策
してきたわけですが,予定通り取り組めたことは少なからず自信に繋がりました。
飽き性でやる気が続かないこの私が,初月に60時間弱の勉強時間を確保できたのは驚きですし,パーソナルコーチプランの学習者の中には,子育てをしながら学習されている方も含まれるとも聞いたので,弱音ばかり吐いてはいられません。
そういう立派な方を見習って,2ヶ月目はもっと頑張っていきたいと思うようになりました。
パーソナルコーチの最初1ヶ月の一般的な目標は,いち早く自分なりの学習習慣を身に付け,毎日2時間勉強できるようになることが最重要課題でした。
スタディサプリTOEIC対策コースの口コミ分析のところで述べたように,教材が充実しているところが1つの魅力ですから,学習者の心理としては勉強時間(量)の確保にだけ集中すれば良く,やるべきことが明確なので,学習の方向性は掴みやすいと感じました。
パーソナルコーチプランでは3ヶ月または6ヶ月という短期間だけ頑張ればよいので,なんとか耐えられそうにも感じました。
1ヶ月目のまとめと,AIコーチで学習習慣を再現する方法
パーソナルコーチは募集終了となりましたが,人間のコーチが初月にどのような伴走をしていたのかを知る資料として,当記事は今でも参考になる部分が多いと感じています。
続きとして2ヶ月目の記録を読みたい方は以下へどうぞ↓
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【スタサプTOEIC】パーソナルコーチ2ヶ月目の体験談!中間模試と面談の課題
今回の記事では,受講開始から2ヶ月が経過した時点で,TOEIC対策コースの学習コンテンツをどのくらい消化し,英語力や勉強時間にどのような変化があったのかを振り返ります。 パーソナルコーチプランの2ヶ月 ...
続きを見る
また,この人間コーチによる伴走を現在の学習環境で再現したい方は,生成AI版の記事もあわせてご覧ください↓
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生成AIを専属コーチに!スタディサプリTOEICの学習管理を再現する方法
今回の記事では,生成AIを使って,スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランが担っていた学習管理をどこまで再現できるかを考えていきます。 以前のパーソナルコーチプランでは,担当コーチが付き, ...
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最後までお読みいただきありがとうございました!