TOEIC問題集のスコア結果を分析する方法!

みなさんはTOEICの公式問題集などを解いた結果を最大限に有効活用できていると自信を持って言えますか。

ただ問題を解いて解答を読んで○×を付け,「もうちょっと頑張ろうかな」と解説を読んでみては,「なるほど,そうだったのか」とその場だけ理解して終わりにしていないでしょうか。

こういった方法では,TOEICの本番で全く同じ問題が出てこない限り正解できないことになります。

というのも,先にあなたが理解したものが,その間違えた問題にしか通用しないことだけだからです。

折角頑張って2時間もかけて模試を解いたわけですから,それ相応の見返りは得ないと勿体ないですからね!

今回の記事を読んで,自分のスコア結果を正しく分析する方法を学んでいきましょう!!

TOEICスコア分析の意味と用意するもの

PhotoMIX-Company / Pixabay

どこかで目にした本に書いてあったTOEIC対策が,自分にはあまり役に立たなかった経験はありませんか。

そこまででなくても,他人の美味しいと言っていたお店のメニューが自分の口に合わないなんてことはよくありますよね。

世の中のレビューでも何でもそうですが,他人が気づいたことはあくまでその人にとって有効な真実であり,ある人に有効な対策であっても,その人と違う自分にとってはむしろ逆効果なんてことも起こりえるわけです。

自分にとって最高のTOEIC対策というのは,TOEIC学習する中で自分自身が得た体験からしかその答えは見出せません

まずはそこをしっかり押さえておきましょう。

 

さて,本題であるTOEICスコアの分析方法についてですが,準備するものを確認するところから始めましょうか。

用意するのは,

  1. 問題集
  2. 解答用紙
  3. 解答解説

の3つです。

問題集は120分200問のフルサイズの模試を指します。

公式問題集か,それに準ずる難易度で形式のものがよいですね。

しっかり時間を測って2時間ぶっ通しで行うことで,より分析の精度が高まりますので頑張りましょう!

 

もちろん解答はマークシートに記入して残しておきます。

マークミスについてであったり,意外とマークする動作自体に時間がかかりますからね。

それも含めてのTOEICテスト120分ということです。

 

「今日はpart1だけやってみよう」と細切れにして解いていくのは,スキマ時間を使えて楽チンなのですが,それだと

  • 「どれほど自分が疲れに対して弱いのか」
  • 「集中が切れたときのメンタル面はどうか」
  • 「コンディションによる成績の上下はあるか」

などについて,答案から読み取ることができません。

模試は2時間きっかり休憩を挟まずに行うべきと言ったのにはそういった理由があります。

 

そして最後に準備するのが解答解説です。

単語や文章の訳だけでなく,特にその問題に正解するための注目すべき点について書かれている問題集が1冊あると便利です↓↓

参考:スタディサプリの実戦問題集のレビュー

 

それでは問題集を解いて丸付けを済ませて,分析を始めていきましょう!

 

 

テスト全般に関する分析

各パートについて詳しく見ていく前に,まずは大きく分析してみましょう!

時間配分はどうだったか

TOEICは時間内に最大スコアを取るのが目標です。

特にスコアがまだ低い段階であれば,全部時間内に終わらせることさえ難しいはずです。

もちろんリスニングは放送に合わせて進んでいくので問題はありませんが,特にリーディングパートでは『得意なPartから始める』などの工夫が有効です。

さらに細かい技として,『マークシートの塗り方』や『迷ったときの割り切り』などのテクニックがありますが,最も大きな問題は解く順番だと思いますので,まずはそこから始めてください。

 

語彙はどうか

TOEICの測る英語力ですが,ビジネス現場における英語での運用能力を想定しています。

そのため使われる語彙(単語)はビジネスシーンで使われるものが多いです。

例えばquarter を「四半期」と訳したり,installment (分割払いの1回分)が出てきたりします。

ベースとなる英語力は中高で習った受験英語になりますが,それだけでは戦えません

しっかりとTOEIC用の単語をインプットしましょう!

 

苦手な文法分野はないか

最近はアウトプットが重視されがちですが,正確に英文を話したり読んだりする際にはしっかりとした文法力が土台になります。

土台がしっかりしていないと,末端の高度な知識を付けようとしても自分の英語力が揺らいでしまうのは,何も古い時代の廃れた考え方ではありません。

自分の実力に見合わない参考書を使って失敗する人は,身の丈に合わない教材を使ってしまっていないか見直してください。

目的が今よりずっと高いところにあろうと,『千里の道も一歩から』です。

それに基礎的な内容の方が試験で問われることが多く,スコアにもずっと関わってきやすいので,大変効率的にスコアアップできることこそ低スコア保持者ゆえの特権ではないでしょうか。

 

定番表現で間違えていないか

どうしてGood morning を「良い朝」と訳さないのか,May I help youを「いらっしゃいませ」と訳すのか。

そんな基本的なところにもすでに定番表現は使われています。

こういったものに関しては,頑張って覚えていくしかありません。

とはいえただやみくもに暗記しようとするのではなく,覚えやすくするために一工夫加えましょう。

そのときのポイントとしては,

  • 簡単な例文で覚えること
  • できれば自分で例文から作る

2つを意識することです。

テキストの例文を丸写しにするのもよいですが,自分で作るとさらに記憶に残りやすいのでお試しあれ!

 

 

リスニングパートの分析

続けて間違えている問題がある

いわゆるメンタル面によるミスがリスニングパートでは致命的なものになります。

リーディングパートは冷静になってからもう一度読み直したり,後で戻ってくることもできますが,リスニングパートは一度放送されてしまえば2度と聴くことはできません

リスニングパートで,ある問題を間違えていたとしますが,実はそのミスが,その1個前の問題を間違えてしまったことによるものだったら・・・

TOEICの対策を進めていくと,Part3や4では早めに次の問題の質問文を読んでおくことが正答率を高める工夫になります。

ですが,もし一つの問題がわからず悩んでしまえば,次の問題においてそういった先読みを続けることができなくなり,連続ミスという大惨事につながってしまうのです。

一方で,同じ問題(同じ文章の中の違う質問文)で間違えてしまっている場合は,完全に内容が理解できていません

その場合の原因としては,リスニングの聞く量が不足していたり,単語の正しい発音について知らなかったり,英文を前からそのままの語順で理解できないといった様々な原因が考えられますので,もう少し原因を詳しく究明して適切な対策をする必要があるでしょう。

 

苦手なシチュエーションはないか

上に挙げた答案の,47~49や68~70のミスは同一スキッドの全滅によるものでした。

特にPart3や4で起こる大量失点の原因として一つ考えられるのは,シチュエーションによる苦手があることです。

例えば,買い物のシーンであったり,社内の会話,広告での文章,はたまた誰かのスピーチなど,自分が苦手とするジャンルが存在しないか分析しましょう。

ちなみに上の47~49は会社の同僚が出張する話,68~70は販売員と客の会話でした。

このような苦手な場面がある場合は,

  • 同じような状況の英文をたくさん読む
  • 苦手なシチュエーションで使われる単語をリストアップする
  • 間違えたスキッドを念入りに復習しなおす

ことが有効です。

同じ状況であるということは,使われる単語や表現が似ていることが多く,そういった意味で沢山の英文を読むことや単語をまとめて覚えることが効果的だと言えるでしょう。

現実的には,そういった場面別に集めるのが難しいので,上のように全滅しかけた英文はしっかり精読し,状況が浮かぶようになるくらいにまで何度も声に出して練習することにしています。

 

意表を突く答えが正解の問題

意表を突く答え,例えばWhereで聞かれた疑問文に対し,場所を答えるのではなく ”I don't know." などの返答をする問題などは,『ひねりの問題』などと呼ばれ,そういった変わった返答のパターンについて多く練習しておくことが有効です。

具体的な答えが,読み上げられたスキッド内にあるかどうかに注目して,自分がどういうタイプの問題を苦手とするのかについてもしっかり分析しておきましょう。

 

純粋に聴き取れない

シンプルですが最も多いミスが,純粋に音を聞き取れなかったからかもしれません。

とはいえ,よく分析してみると話者が訛りのある特定の国の英語で話していたりするので,何度も聴いては自分で同じように発音できるところまで訓練することが大切です。

イギリス英語やオーストラリア英語はすごく難しいですよね・・・

ちなみに先ほどのテキストで確認すると,間違えた10番は,質問がカナダ英語,答えの部分がイギリス英語でした。

出だしの疑問詞を聴き取れなかったら,絶望的な結果になるのも当然ですよね。

 

 

リーディングパートの分析

リーディングパートはPart5~Part7までです。

文法・品詞の理解はどうか

part5のほとんどと,Part6でも問われることになるのが『文法・品詞問題』です。

「後ろが完全な文だから,ここは接続詞が入る」

「look forward to の to は前置詞だから,後ろに来るのは(動)名詞」

といった文法知識は文構造を把握することにもつながります。

文法理解がイマイチでもなんとなく読めてしまうものですが,それではどこかで限界が来てしまいます

スコアの伸びが停滞している方は,文法をやり直してみたりスラッシュリーディングで文構造がしっかり把握できているのか確かめてみてはいかがでしょう。

文法が苦手だと思う方は,さらに一歩分析を進めて,文法範囲のどの分野(時制や受動態に始まり,倒置・省略など)に弱点があるのかまで把握したいところですね。

 

文脈把握が苦手ではありませんか

このタイプの問題は文脈から単語を選んだり,Part6では文脈から文まるまる1つを選択する問題もあります。

国語力も関わってきてしまうので私自身大変苦手なのですが,必ず文中に根拠はありますので,どういった点に着目して問題を解いていけばよいのか,根拠の導き方(リーズニング)を意識しながらやってみましょう!

時間に余裕がある人は現代文の講義を受けるのも良いそうです。

 

その他の原因として考えられること

その他の原因としては,

  • 推量や示唆がされている問題:具体的な回答が文中にあるかどうか
  • NOT問題:書いていないものを選べ
  • マルチプルパッセージ:複数の文章を参照して答えを導く

ようなものがあります。

TOEIC初心者はどれも捨て問にしていい上級者向けの問題です。

 

 

まとめ

surdumihail / Pixabay

以上,TOEICの問題集を解くにあたっての心構えと,自分の答案の分析方法についてみてきました。

自分の間違えの傾向を知ったら,早速その対策について考えましょう!

今回分析するにあたって数多くの注目すべき点について解説してきましたが,あくまで自分の持つ明かな傾向について知ることが分析の第一歩であることは忘れないようにして下さい。

一度で全部を知ることはできやしませんから。

その上で,手っ取り早く改善できそうなところから対策を始めるのが最も効率の良い勉強態度です。

最後に言ったように,面倒なタイプの問題(例えばNot問題やトリプルパッセージ)は捨て問にしてしまうという選択も十分に考えられます。

TOEICはすべての問題が同じ価値(配点)を持っているわけで,990点のスコアの人も400点以下の受験者も同じ問題を解いていることをわすれないことが大切ではないでしょうか。

このように自分自身について分析することで,TOEIC模試を頑張った分の努力に見合う恩恵がしっかり受けられますので,大変ですが頑張っていきましょう!

 

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