公式TOEIC問題集3のレビュー

今回は,3冊目のTOEIC公式問題集である,

『公式TOEIC Listening & Reading 問題集3』

のレビューの方,していきたいと思います。

TOEIC本番の問題の難易度や流れについては,やはり公開テストの開発元であるETSが制作した問題集を解くのが王道でしょう。

現時点で最新刊となる本問題集ですが,早速その使い勝手と収録内容について,思うところをいくつか述べてみたいと思います。

 

 

TOEICの公式問題集がおすすめなワケ

本書の帯にも書いてありますが,TOEIC対策をする上で,最も効果的なのは,

なるべく本番そっくりに作られた予想問題を解く

ことです。

今のご時世,TOEICの対策本はいくつも書店で見かけますが,2016年8月からの新形式問題に対応していなかったり,問題内容が完全に著者の作為的に作られたものであったり,リスニングの収録音の内容が単一の話し手のみによるものであったり,と,問題の質においては,各問題集ごとにかなりの違いがあります。

しかし,これから初めてTOEICを受けるようなTOEICビギナーにとってみれば,問題集を本屋さんでめくってみても,その収録内容が実際の公開テストに役立つかどうかの判断はできないのが現状ではないでしょうか。

そのため,TOEICに慣れていない初心者に特におすすめできるTOEIC対策本が,公式テストの開発したETSが制作した

『公式問題集』

になるのは当たり前だと言えてしまうわけです。

 

他の参考書の中では,スタディサプリENGLISHの『実戦問題集』もTOEIC公開テストの開発スタッフが手がけており,今回紹介する公式問題集の半分以下の値段(ただしサイズも半分)で手に入れられますが,このように開発者が制作した問題集で勉強するのは,いわばブランド物のバッグを買うことに似ています

そのため,収録内容については,何ら心配することがないほどの信頼性がこの本にはあると言えるでしょう。

それでは,実際にどのような点が,TOEIC対策に有利になるのかは次章以降で解説していきます!

 

 

公式TOEIC L&R 問題集3の仕様

名称:公式TOEIC Listening & Reading 問題集3

価格:3024円

発行:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)

※IIBCは,日本においてTOEICの実施・運営をしている機関です。また,本書については,公式による特設ページもあり,本書の大まかな内容について確認することもできます。

内容についてですが,目次は以下の通りです↓↓

まず最初にTOEICの概要(問題形式など)について説明したあとに,本の使い方に対する簡単な指示が続きます(2ページ)。

流れとしては,全パートから構成されるサンプル問題を28問解き(本番は200問),実際の予想問題を2セット解く感じです。

サンプル問題では,実際の試験で流れるDirections(問題指示)の全訳が載っていますので,あまり読解が得意でない人は,熟読しておきましょう。

実際の公開テストでも,Directionsが流れている間に写真や問題を確認したりする作業が入りますので,どんな問題を解くのか,あらかじめ知っておくことで,無用な混乱を引き起こさずにいられます↓↓

サンプル問題では指示以外に,問題も用意されていて,上記はpart1のものですが,左がDirection,右にあるのが問題です。

パート別のサンプル問題数ですが,

  • Part1:1問
  • Part2:2問
  • Part3:6問
  • Part4:3問
  • Part5:2問
  • Part6:4問
  • Part7:10問

となっています。一つ一つに全訳と解説があるので,特にもやもやすることはありません。

 

サンプル問題の次は,実際の模試が2回分用意されています。

若干異なるところもありますが,解答用紙や問題冊子の厚みやサイズは本番さながらなので,値段に見合う価値はありますね↓↓

 

解答解説は別冊となっており,実質これが本体のような感じでしょうか↓↓

水をはじきそうな表紙の中には,本文とその訳,解説に加えて,単語や表現のまとめがついているpartもあります↓↓

正解に至る手順が解説されているので,「こういう考え方で正解に至ればいいんだな」と知ることができます。

これはTOEICの上級者になればなるほど,有難がれるポイントだと思います。

 

換算スコアもありますが,レンジ幅がありすぎて,参考にはなるようでなりませんね(苦笑)↓↓

 

 

公式問題集がおすすめな理由

mohamed_hassan / Pixabay

それでは具体的に,私がこの公式問題集を使って良かったおすすめポイントについて3つほど書き出してみることにします。

問題の難易度が適当

問題集によっては,問題自体が難解すぎて,必要以上に時間がかかりすぎることや,その逆も多くあるのですが,こちらの問題の難易度は,やはり実際のTOEICテストを作成しているチームが作っているだけあって適当です。

実際の自分の出来がわかるので,対策や方針が立てやすいように思います。

TOEICは過去問が売られていないので,本書のようなものに頼るのがベターなのは間違いありません。

 

収録されている音声が秀逸

上の話にも関係してきますが,問題集の種類によっては,収録されている音声が,実際の試験と,話すスピードや音質,はたまた,訛りの有り無しなどで,大きく異なることが特に多いです。

本書は実際に公開テストで採用されているスピーカーが登場してきますし,CDに加えて音声ダウンロードにも対応しています。

実際の本番でも,「あ,この声に聞き覚えがある」と,妙な親近感を覚えることもあり,いい意味でリラックスできましたし,初めて耳にする人よりも聴き取りやすいように思いました。

 

別冊の存在

前の章の最後に出てきた別冊が,やはり,この公式問題集の魂とも呼べる部分です。

実際これだけ持ち歩いて学ぶことができますし,これだけ何度も繰り返しているだけで1か月なんてすぐに過ぎてしまいます。

英語力はすぐにガッと上げることはできませんが,TOEICへの対応力は即効で上げることができるので,問題の指示や解き方への思考プロセスなど,知っているか知らないかで大きくスコアが変わるものは完璧にしていきましょう。

文章を何度も読んでいれば,TOEIC特有のビジネス英語のボキャブラリーも少しずつ増えていきます。

 

 

まとめ

以上,公式TOEIC Listening&Reading問題集のレビューまとめでした。

 

最後に紹介した別冊を何度も読み込むだけでも,相当の情報量になります。

世に出ている誰かの(主にTOEIC満点の方の)やり方を見聞きして学ぶより,実際に予想問題を解いた上で,

「今の自分の実力で,どのように得点していけばいいんだろう」

と考える方が,よっぽど有効なTOEIC対策になるのではないでしょうか。

 

もちろん,自分だけでは気づけなかった攻略アプローチもかなりの役に立つので,私のおすすめの勉強法としては,この公式問題集を終えて,さらに余裕があればスタディサプリENGLISHで,解き方のコツや演習量を増やすのが,鉄板の勉強法だと思います。

スタディサプリENGLISHでは,今回紹介した公式問題集に比べてずっと安い値段で,同質の問題集を買うことができます(現時点で,8冊以上が出ており,今後も毎月新作が追加されていくという驚愕のペースですので,本番の形式に慣れるには十分すぎる量だと思います。)。

詳しくはスタディサプリENGLISHの実戦問題集のレビューの方,ご覧ください。

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