コロナが流行る前の話にはなってしまいますが,新形式になったTOEIC公開テストを受けてきました!
だいぶ久しぶりに受けましたが,スケジュールや受験会場の様子などで変化があったので,それを忘れないよう,試験当日の試験会場の様子などをここにまとめておきます。
これからTOEICを受ける方は,当日になって無駄に焦ることのないよう,是非参考にしてください。
TOEIC試験当日の持ち物
受験票
TOEIC受験票は試験の約2週間前に送られてきますが,未着の場合はIIBC試験運営センターに電話で問い合わせるようにしてください。
なお,受験票の発送日程については,以下のような日程を公式サイトで確認することが可能です↓↓
実際は以下の公式サイトにアクセスしてください↓↓
参考
届いた受験票を見ると,外側と内側の見開き2ページとなっています。
その外側には主に受験の日程と会場が記載されていました↓↓
家近くの会場であるかが気になるでしょうが,個人的には駅から近い会場である方が助かります。
もっとも,こればかりは自分で決められない以上どうしようもありませんが。
さて,この受験票に関して最も注意が必要なのは受験票の内側の方です↓↓
このページを開いた多くの方は,ここで初めて証明写真の貼り付けが必要なことに気がつくわけですが,もし開くのが当日だと,写真を撮っている時間がないかもしれません。
TOEICの試験当日までに必ず内側を確認するようにし,証明写真を撮って貼っておいてください!
ちなみにスピード写真だと10分以内で撮り終えることができ,私の家近くのコンビニ前にある機種だと,料金は8枚で800円でした。
写真付きの本人確認書類
2020年の4月より,本人確認がより厳しくなりました。
受験票とは別に本人確認をする書類が必要になるのですが,そこに名前が記載されているだけでは不十分で,写真が付いていなければいけません。
例えば保険証だと,そこに名前と住所までは書いてあっても写真がないですよね。
よって本人確認には使えないことになります。
有効なものとしては,
- 運転免許証
- 学生証,生徒手帳
- パスポート
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード
- 外国人登録証明書
などを持参してください(最近だと社員証がNGになりました)。
筆記用具
筆記用具としては,HBの鉛筆またはシャープペンシルと消しゴムが必要です。
色の濃さまで指定されているのは多少不可解な部分がありますが,色が薄い場合,マークした内容を機械が読み取れないことがあるからでしょう。
だからと言って,2Bの濃さでマークしても咎められたりはしません(もちろん自己責任ですが)。
個人的に,シャープペンの芯は太い方が使いやすいように感じます。
変な話,0.5の芯と1.0の芯では,1回あたりに塗れる面積が2倍ほど違ってくることになるわけですから。
腕時計
試験場に時計がないこともあるので,腕時計は必須となります。
代わりにスマホを使ったり置時計を使うことはできません(腕時計を置くのはOK)。
また,実際は試験官の時計を用いて計測されるので,そこは注意したいところです。
リスニングはそうでもないですが,リーディングパートを解いている最中は,時計を何度も見ることになるので,忘れずに持っていきましょう。
腕時計をしながら模試を解くように普段からしておくと,本番に近い状況が作れるのでおすすめです。
当日久々に腕時計を手に巻くと,なんだか気になって集中できないこともあります。
なお,試験終了間際に修正の必要に気づいた際は,まずは正しい答えをマークしてから,不要なマークを消すようにするのがコツです。
修正中,もしも終了のアナウンスがあった場合であっても,鉛筆を使って何かを書き足している受験者よりも,消しゴムで消している作業を目撃される方が,怪しさの度合いとしては一段階落ちます。
マスク
最近は「マスク」が持ち物に追加されました。
着用していないと受験ができないのでご注意ください。
もっとも,入手自体は難しくなくなったので,忘れたときも駅やコンビニですぐに購入できます。
試験当日のスケジュール
集合時間は11時45分~12時30分となっています(後述しますが,1日2回実施の場合,これとは時間帯が異なります)。
受付は,試験監督(ほとんどがバイトの学生だと思います)が教室に座っていますので,受験票と本人確認書類を見せましょう。
私の時は,まず名前を伝え,本人確認書類と受験票の提示を求められた後,蛍光ペンで受験票の証明写真のところにチェックされました(写真のチェックは緩めな印象でしたが,マスクは外すように求められました)。
会場は100人程度収容可能な大学の大教室で,横の席は空席となっており,部屋には40人が座れるようになっていました。
予想に反して,証明写真を貼り忘れてきた人が結構多くいたように思います。
その場合,「スコア証明書に写真がなしの状態になりますが,宜しいですか?」と聞かれていました。
中には受験票自体を忘れたのか,仮受験票で受験をする羽目になった受験生もいたように思います。
これらについては過去の例ですので,現在も当てはまるとは限りません。とはいえ,遅刻についても,12時50分位に到着した方でもOKだったり,遅刻部屋の存在も話題になりましたので,当日不測の事態が起こってしまった場合であっても,すぐに諦めて帰らず,とりあえず会場まで行ってみましょう。
着席すると,以下のような冊子が置いてありました↓↓
机上には「解答用紙・TOEIC Listening & Reading公開テスト受験のしおり・TOEIC Speaking & Writing Testsのチラシ(これは特に見る必要はありません) 」の3つが置いてありました。
この中で特に重要なのは「しおり」ですが,外側には,本日のスケジュールに加え,テスト前に知っておきたい注意点,さらにはTOEICの問題構成,登録内容や送付先の変更などの情報が満載です↓↓
実際に試験会場で注意を受けている方がいましたが,それは飲食によるものがほとんどでした。
会場に入る前にコンビニで水などを買ったとしても,実際に着席してしまうと飲食できないので注意してください。
12時30分までにTOEIC受験のしおりを見ながら,解答用紙A面を記入します↓↓
12時30分になると試験監督の方が,おもむろにCDプレイヤーを教室前にセットし始めました。
12時35分からはもう休憩はありません。
ぶっ通しのテストですので,トイレは予め済ませておくようにしてください。
試験の説明が流され,実際の音(リスニングパート1のイントロダクション)が会場内に響き渡ります。
この後スマホの電源を落とすように求められたり,受験票の右側部分を切り離して回収する作業が入りますが,スマホは電源を切らずに試験官に預けている方も一定数いましたね。
問題冊子が配られ左上に名前を記載したら,13時の試験開始時刻まで,各自気持ちを高めていきましょう!
13時から15時まで,テストはノンストップで進みます。
2時間ぶっ続けのテストは大変でしたね。
TOEICの終了後は,問題・解答用紙の順に回収され,特に問題なければ解散となります(大体10分程度でしょうか)。
お疲れさまでした。
コロナ関連情報
コロナの影響で,抽選方式になっていたTOEICですが,他にもいくつか変更が出ています。
まず1つ目ですが,2020年10月25日以降,しばらくは午前と午後の1日2回実施になりました。
こちらはソーシャルディスタンス関連で座席数が限られてしまうための配慮ですが,それによりスケジュールが以下のように変更されるのでご注意ください↓↓
- 午前:受付が9時25分~9時55分,試験が10時20分~12時20分
- 午後:受付が14時5分~14時35分,試験が15~17時
そして,試験日当日に受験者が注意することとしてマスクの着用については先述しましたが,それ以外に消毒の徹底や当日検温して熱(37.5℃以上)があったり調子が悪かった場合は受験自体を控えることになります。
その際,試験日2週間前に送られてくるメールに書かれた手続きを行うことで受験料が返金されますが,次回以降のテストで優先的に申し込めるようになったりはしません。
私が最近受けた別の資格テストでは,熱があって受験を取りやめても返金されないとのことでしたので,TOEIC受験者は恵まれています。
なお,リーディングテスト中には換気を行うので,服装についても考えておきましょう。
まとめ
試験会場には入り口から部屋案内までスタッフが適度に配置されていましたし,時間通りに行って周りに他の受験者がたくさんいたこともあって,会場までは特に問題なくたどり着けました。
試験自体は大変でしたが,受験環境に恵まれ,受験者層も落ち着いた大人の方ばかりだったように思います。
申し込み期間の最初の方に申し込んだからでしょうか。
意識が高い系の方が多かったのかもしれません。
そう考えると,受験票に証明写真を貼らずに来ていた方は,ご自身の英語のモチベーション維持のためにTOEICを利用している方ということになり,特にスコア証明書に写真が必要と言うわけでもなかった人たちということで納得できます。
いずれにせよ,4月という花粉症シーズンだったにも関わらず,リスニング中に鼻をすする音や,問題冊子をめくる音などを意識することもなく,普通に受験できました。
試験結果については以下の記事をどうぞ↓↓
今回の記事のポイントを最後にまとめますと,
- TOEIC受験票にはあらかじめ証明写真を貼っておく
- 緊急事態が起こっても会場に行けばなんとかなることが多い
- 試験会場での飲食は禁止
- コロナ対策は抜かりなく
となります。
是非,今回のレビュー記事を参考に,余裕を持ってTOEICを受験してきてください。
最後までお読みいただき,ありがとうございました。
当サイトでは試験直前の対策などもまとめているので,勉強法の記事もお読みいただけたら幸いです!