私は元々スタディサプリTOEIC対策コースのベーシックプランの方で申し込んだ口ですが,1年くらい経った頃,もともとなんとなく「良いスコアが取れれば良いな」くらいの軽い気持ちで始めたこともあって,ダラダラと続けてしまっている自分に気が付きました。
最初の1~2ヶ月こそ真面目に取り組んでいたことは確かですが,それ以降はやる気が減っていく一方で,これではいつになっても大幅なスコアアップは期待できそうにありません。
とはいえ,頭でそれがわかってもすぐに行動できないところが自分の弱点なのだと思います。
しかし,ようやくある日,そんなダメな自分や怠惰な毎日と決別する気持ちがまとまり,ベーシックプランの上位版にあたる「パーソナルコーチプラン」に挑戦したわけです。
折角始めたスタディサプリを途中で投げ出すことは嫌でしたし,こちらはなんと自分担当のコーチが付いてくれて,テスト本番まで管理してくれるプランだと言うではありませんか。
といったわけで,これから3ヶ月間にわたって,私が奮闘する様子を最初から結末まで包み隠さず記事にしますので,本プランを検討中の方は参考にしていただけたら幸いです。
初回となる当記事では「パーソナルコーチプランの申し込み」にまつわる事柄についてまとめていきましょう!
目次
パーソナルコーチプランに申し込むべき人
私は1年ほどTOEIC対策コースの「ベーシックプラン(月額3278円のもの)」を契約していたのですが,そもそもの学習動機が冒頭に述べたような軽いものだったこともあって,これといって必死になることはありませんでした。
私のこれまでのモチベーションの変化について振り返ってみると,
- 毎日頑張ってやるぞ!
- 無理せず1日おきでやればいいかな
- 土日にまとめて頑張ることにして今日は休もう
- やばい!全然やれていない。でも眠いから明日頑張ろう
といった具合に下降の一途を辿るだけになってしまい,最初の熱意はどこへ行ってしまったのでしょうか。
なんとなく言い訳を探してみては自分自身を納得させ,より楽な方へと流れていってしまう性格は昔からずっと変わりません。
そのまま何十年も生きてきたわけですから,今後この性格が変わることは,余程のことが起きない限りないでしょう。
ところで,周りで勉強が上手くいっていない人の意見を聞いてみると,私のような意志の弱い人間を含め,以下のようなタイプに分類される人ほど英語を得意にしにくいようです↓
TOEICを苦手とする人の傾向
- 新年の抱負が毎年「今年こそ英語の勉強を頑張りたい」になる人
- 特に理由はないけれど英語ができるようになりたい人
- 芸能人やスポーツ選手が流暢な英語で話しているのが羨ましい人
- 昇進や就職で仕方なくTOEICの勉強をしないといけない人
その理由ですが,語学においては短期間に集中して一気に学力を上げる期間がどうしても必要となることが挙げられます。
夢や強い意志があればモチベーションは維持できますが,語学が最優先事項にはならず,多くの時間を仕事や家事に割かなければならない人の場合,TOEIC学習に身が入らないのも無理ありません。
にもかかわらず,「英語ができるようになりたい」というぼんやりとした憧れはいつまでも残り続ける関係で,中途半端な状態で取り組むことがさも当然のことのようになってしまうわけです。
きっぱりと諦められれば楽なのですが,人間の感情とは複雑なもので,決してそうはなりません。
もしあなたが上記に当てはまる人物ならば,勉強せざるを得ない環境を無理矢理にでも作る必要があることを覚えておいてください。
ちなみに私の最終目標は昔で言うところの「英語三冠」,つまり「英検1級・TOEIC900点・通訳案内士」です。
普段の私は塾や添削の業務を行っていて,英語は毎年中高生に指導をしてきましたが,直近のスコアは795点でした(参考:管理人のTOEICスコア)。
大学1年生のときに受けたスコアが750点くらいだったので,仕事で15年ほど英語に携わっている程度ではTOEICスコアはほとんど伸びないようです。
おまけに,「これだ!」と直感したスタディサプリに関しては,今まさに挫折する局面に差し掛かっている状況で,ここで頑張れないようであれば,ずっとこの先,何も成し遂げることのない残念な人間になってしまうのでしょう。
それはなんだかひどく格好悪いことのように思いますし,こんな自分に指導される子どもからしても迷惑千万です。
頑張っている大人に励まされるからこそ,子どもたちはやる気になってくれます。
そしてこのこともまた,私がパーソナルコーチプランを3ヶ月だけ本気になって頑張ることにした理由の1つだったりするわけです。
パーソナルコーチプランの申し込み手順
それでは,実際にパーソナルコーチプランに申し込んだときの様子についてみていきますが,大きく分けると最大で6つの段階を踏むことになります↓
- キャンペーン情報の確認
- リクルートIDの発行
- 必要情報の入力
- 支払方法の入力
- メール確認
- カウンセリングシートの記入
特に6のカウンセリングシートはやり直しがきかないので,注意して記入しましょう!
キャンペーン情報を確認する
私のような状態に陥ってしまうと,TOEICに費やす金額の大小はそれほど問題ではなく,スコアアップできるかどうかは自分の存在価値をも左右してしまいます。
とはいうものの,覚悟を決めた日はちょうどパーソナルコーチプランのキャンペーンの締め切り日だったこともあり,大して悩む間もなく「えーい,ままよ!」と申し込むことにしました(実際は無料体験期間が7日間あるので,考え直すことがあってもキャンセル可能です)。
とはいえ,タイミングが合えばずっと安く利用できることがあります。
それがパーソナルコーチプランのキャンペーンコード情報のところで紹介している内容になるので,是非チェックしてみてください。
もちろん,通常価格だからといって決心が揺らぐことはないのですが,利用できれば開始するハードルはより下がるでしょう。
リクルートIDを発行する
パーソナルコーチプランの有料会員になるためには,「リクルートID」の発行が必要です。
これにより,リクルートが提供する各種サービスを共通のIDでもって管理(ログイン)できるようになります。
私はベーシックプランに申し込んだ際すでに取得していたので,この手順は飛ばして次の手順に移りましたが,これから初めてスタディサプリENGLISHを利用される方で,リクルートIDがどういうものか知らない方はスタディサプリENGLISHの申し込みと解約退会の方法を参照してください。
必要情報を入力する
それではパーソナルコーチプランの開始に必要な情報を入力しましょう!
まずはニックネームの入力を行い,続いて最新のTOEICスコア,そして申し込むプログラムを選択します。
ニックネームですが,パーソナルコーチプランで自分を担当するコーチに呼んでもらいたい名称を入力してください(これは後で変更することも可能です)。
次に,現在保有しているTOEICスコアを入力しますが,これまでの自己ベストではなく,現在の英語力が伝えられるように,最近取得したスコアを入力するのが重要です。
「リスニングが○点,リーディングが○点」といった詳細なスコアの他,最後に受けてからどれくらいの期間が経過したかについても選択できるようになっていましたが,未受験の方は「まだ受験していない」を選択してください。
これにより,英語学習から離れていたブランク期間がコーチに伝えられることになります。
TOEICでは2016年4月を境に公開テストの難易度に大きな差が生じたこともあり,いつ受けたかということは大切な判断材料になりますし,離脱期間が長くなるほど,当時の状態に戻るまでの時間は長くなるわけです。
その他,リスニングとリーディングのどちらに重きを置くべきかなども,上の情報から読み取れるでしょう。
最後にパーソナルコーチプランを受講する期間を,3ヶ月か6ヶ月のどちらかから選びますが,公式サイトでおすすめされていたのが前者だったことが少し意外でした(普通は高い方をおすすめするのではと思ったからです)。
場合によっては試験日までの残り時間で決めることもあるのかもしれませんが,早く結果が出るに越したことはないと思った私は3ヶ月プログラムの方を選びました。
すべてを終えると,以下のような確認画面が出てきました↓
支払い方法を入力する
続けて,支払い方法の入力に移ります。
支払いはクレジットカード払いのみで,全部で2つのステップからなりますが,最初にカード番号を入力し,支払回数を選択しましょう。
後者はカード会社によって異なりますが,JCBだと一括払い(全額前払い)の他に「3回・6回・12回・18回・24回払い」が選択できました。
注文内容の確認画面が出てくるので,正しいことを確認してから確定ボタンを押してください。
ちなみに,パーソナルコーチプランには無料体験期間が付いており,その期間が終わるまで決済は行われません。
メールを確認する
この後,4通のメールが受信ボックスに届きました↓
1通目と4通目のメール内容を補足すると,以下の通りです↓
パーソナルコーチプランのメール内容
ご利用手順のご案内:パーソナルコーチプランの学習が開始されるまでの手順が書かれており,「アプリにログイン→担当コーチのアサイン→学習プランの配信→初回カウンセリング面談」という手順が記載されています。
担当コーチが決まりました:先に入力した内容を基に担当コーチが無事に割り当てられたことを告げる報告メールです。人物名についての記載はなく,「アプリから担当コーチを確認ください」との指示がありました。
実際のコーチとの出会いや,学習プランの内容については次回の記事(後述)で報告します。
カウンセリングシートを記入する
カウンセリングシートを記入すると,とりあえずパーソナルコーチプランの申し込みは完了です。
ここに記載した情報を元に学習プランの決定が行われたり,電話面談する際の参考データになったりしますのでしっかり記入しましょう↓
ニックネーム以外は一度提出すると再度編集することはできないので,あらかじめ以下の質問項目に対して回答を用意しておくのが吉です↓
- ニックネーム
- 性別
- 年代
- 属性(職業など)
- 目標スコア+いつ取得したいか
- 英語学習及びスコア取得の目的(500文字以内)
- 海外滞在歴+期間
- 英語学習の得意+苦手分野
- 趣味
- 平日の過ごし方(500文字以内)
- 休日の過ごし方(500文字以内)
- コーチに伝えたいこと
7番以降の入力は任意ですが,詳しく伝えるほどコーチと自分の信頼関係も高まり,結果として良い指導につながるように思われるので,もれなく記入することをおすすめします。
特に最後の要望欄には,思うところをありのままに書いておきましょう↓
後でコーチに尋ねましたが,
や
といった内容を書かれる方が多いそうです。
スタディサプリENGLISHの重複契約
稀なケースだとは思うものの,私のようにベーシックプランからパーソナルコーチプランに変更する場合は重複契約に注意してください。
アプリ内の契約状況を確認してみると,以下のように契約が重複してしまっていました↓
このような場合は,片方を解約しなければなりません。
私は今後パーソナルコーチプランのみを使うことになるので,ベーシックプランの方を解約します。
なお,ベーシックプランの方には返金制度がないので,6ヶ月や12ヶ月の長期プランで申し込んだ方は特に注意してください。
ところでベーシックプラン利用時の日々の学習記録がどうなるかというと,重複契約を解約した後も残っていたので,リクルートIDの方に学習情報は紐づけされるのでしょう。
つまり,解約するだけにとどめて,退会までしなければ学習記録は残ることになります。
まとめ
以上,スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースから,パーソナルコーチプランの初回申し込みで問題になる事柄を中心にレビューしてきました。
自分はパーソナルコーチに申し込むべき人物像に当てはまるかどうかを見定め,キャンペーンの実施状況やカウンセリングシートの記入に注意しながら申し込みを進め,重複契約することのないようにしてください。
この後,具体的な学習プランが配布され,担当コーチと共に目標突破を目指して2人3脚で歩んでいくことになりましたが,マンネリ化してしまった私の学習態度は改善するのでしょうか。
結果については3ヶ月ほど待っていただくしかありませんが,今は「期待半分,不安半分」というのが正直な感想です。
ですが,コーチの言うことに従っていれば3ヶ月で100点UPも難しくないという話(修了者のスコアアップの平均が100点以上だそう)なので,わざわざこのように記事にしてまで恥の上塗りとならぬよう頑張ります!
次回の記事では,スタディサプリENGLISHの担当コーチと学習プランについてまとめましょう。
なお,パーソナルコーチプランの全体験談は,以下の記事から探していただくのがわかりやすいです↓
最後までお読みいただきありがとうございました。