TOEIC Speaking & Writing Tests(S&W)ですが,受験するにあたってかなりの覚悟が要求されるため,十分な準備をしていない状態では,そう簡単に挑む気にはなれません。
というのも,料金的には10,000円を軽く超えてくるテストですし,コンピュータ相手とはいえ,人前で英語を話すことになるわけですから,試験会場では大変な緊張を強いられることになるでしょう。
とはいえ,現時点での英語コミュニケーション能力がどれほどのものなのか知りたい気持ちも正直かなり強いです。
そんなこんなでさんざん悩んだのですが,とりあえずS&Wの申し込みをしてしまうことに決めました。
今回の記事では,申し込みページにアクセスするところから始め,実際に料金を支払うまでの一連の手順について,詳しくまとめてみたいと思います。
TOEIC SQUAREにログインする
S&Wの申し込み手順ですが,まずは申し込み用のサイト(TOEIC SQUARE)に会員登録してログインしなければなりません。
「会員」などと聞くと,できれば登録したくないと思うかもしれませんが,しないことには受験できませんし,インターネット上で支払い手続きや結果確認ができたり次回以降の申し込みがスムーズになるなど,利点も多いです。
といったわけで,本章では会員登録からログインするまでの手順についてまとめましょう!
S&Wの前にL&Rを受験したことがある方であれば,すでに会員登録は済んでいると思いますので,本章の内容は飛ばして次章に進んでください。
会員登録ページにアクセスする
ここではわかりやすさを重視し,TOEICの公式HPから始めましょう↓↓
参考
ページにアクセスしたら,上部に見えている「テスト日程・申込」をクリックしますが,すると全テストが一覧で表示されてくるので,申し込みたいテストをクリックします。
今回はS&Wですので,上から2つ目を選びましょう↓↓
開いたページには「テスト日程・申込」についての説明が出てくるはずです。
S&Wは毎月どこか1つの日曜日に行なわれるのが原則で,時間は9時30分集合(午前)か13時30分集合(午後)のどちらかになります。
ただし,あまりに先のテストを予約することはできません。
実施日の1ヶ月ちょっと前になるとようやく申し込みが可能になるというのが特徴です。
コロナの影響でL&Rの方は,申し込み開始日にアクセスが集中してサーバーがダウンするなどと混乱していましたが,先着順から抽選方式にすることで解決しました。
一時中止となっていたS&Wの方も,今では申し込みが普通にできます。
テスト日程を確認する
そのままページ下まで読み進めていくと,「今後のテスト日程」が確認できるはずです↓↓
上の例で言いますと,4月7日の実施分は受付中になっていますが,その次の5月19日実施分については3月22日以降にならないと申し込むことができません。
申込受付中の公開テストが自分にとって都合の良い日時であることを確認したら,赤矢印で示した「テスト申し込み」のボタンをクリックしましょう。
会員登録する
そこでようやく,最初にお話ししたTOEIC SQUAREにたどり着くことができたわけですが,初めて受験される方は,赤で示したいずれかをクリックして会員登録を済ませるようにしてください↓↓
なお,どちらの行き先も同一ページです。
TOEIC SQUAREの規約に同意したら,会員登録フォームに基本事項を記入しましょう↓↓
名前・生年月日・住所などに続いて,ログインIDとパスワードを入力しますが,ここで登録した内容を,先の申込サイトのログインで使用するので,しっかりと覚えておくようにします↓↓
このとき,文字数が指定数に達していることはもちろん,簡単なIDの場合,利用不可能であることが多いので気を付けましょう。
画像の下に見えている「任意項目」は記入しなくて構いません。
完了したら,TOEIC SQUAREにログインIDとパスワードを入力してログインしましょう↓↓
S&Wの試験会場を決める
TOEIC SQUAREにログインすると,各種受験申し込みのページが表示されてきます。
画面中央に見える,TOEIC S&Wの「受験申込」というボタンをクリックしてください↓↓
個人で申し込む場合は左側を選択します(人によってはやや選択箇所が異なる場合もあるかと思うので,あくまで私の場合としてみてください)↓↓
余談ですが,申し込みがギリギリになると,4つの日程が選べたりもします。
S&WはL&Rと異なり,受験会場を直接選べるところが良かったです。
都道府県から受験地域を選択し,さらに詳しい会場を選択します↓↓
このとき,希望する会場が満席になってしまっていることがあるので,実施日ギリギリでの申し込みにおいては特に注意が必要です。
上は東京の例になりますが,IIBCテストセンターで満席の時間帯が発生してしまっていますね。
希望会場が見つかったら「申込」を押して,次は料金の支払いへと移っていくことになりますが,区切りがいいので,次章で解説することにしましょう。
S&Wの料金を支払う
ここでは,S&Wの受験申込案内を用いて,受験料や変更料などについて確認してみたいと思います(料金は税込み表示で,最終更新時時点の内容です)。
まずは通常の申し込み期間に加えて「追加申込期間」が存在することに注意してください。
例えば12月13日が試験日ですと,通常期間は10月16日の10時~11月27日の15時と結構直前まで申し込めますが,追加期間が11月30日の10時~12月4日の12時と,さらにギリギリになるまで設定されています。
どちらの時期に申し込んだかで料金が変化するのですが,通常期間の受験料は10,450円です。
空席が残った場合にのみ追加申し込みが行われ,このときの料金は13,200円へと増額されます。
その他にも,手数料を支払うことでいくつかの変更が可能です↓↓
- 時刻と会場の変更:+2,750円(追加申込期間まで)
- 試験日の変更:+2,750円(通常期間内)
- キャンセル:+5,000円(通常期間内)
体調不良や急用などで試験を申し込んだのに受けられないこともあるかもしれませんが,全額を失わずに済むところは大きいです(もちろん当日キャンセルなどは全額失います)。
支払い方法は,クレジットカードかコンビニ払い(追加申し込みではカードのみ)となり,L&Rのように楽天ポイントを使って払い込めない点は残念でした。
なお,ネットでもテスト結果が表示されるのですが,実際に紙で発送されてくるよりも1週間ほど早く確認できるようです。
この後,大変詳しい試験要項を確認したり↓↓
申込フォームの空欄があるところ(支払い方法やアンケート)を埋める作業があります。
後者では,申込内容の確認ができますが,テスト結果のインターネット表示の項目で「利用する」が選択されているかどうかについてはしっかり確認しましょう↓↓
特に追加料金なしで,ネットで結果を確認できるようになります。
この次に申込内容確認ページが開きますので,試験名と日時,会場と申し込み内容(結果のネット表示と支払い方法)の最終確認をしたら,申込受付は完了です。
クレジットカード払いの方はそのまま決済へと進みましょう。
申し込みが終わると,受験案内メールが2通送られてきます。
これらのメールには,公開テストの日時や受験番号,試験会場に加え,持ち物などが書かれているので,先の申込段階で目にした内容はここでもおさらいできるのでご安心を↓↓
この他,TOEIC SQUAREの方からも詳細が確認できました。
まとめ
以上,S&Wの申込方法について,実際の画面をもとに解説してきました。
TOEIC SQUAREにログインしてしまえば,後は会場を決めて料金を支払うだけで,申し込み開始時間の存在さえ頭に入れておけば,難なく申し込むことができるように思います。
S&Wの申し込みについては,希望する会場を直で選べますし,申し込み期間はL&Rに比べると遅めです。
さらには追加申込期間を利用できたり,手数料は必要になってしまうものの,不測の事態が起こったときにキャンセルできるところが特徴となります。
もっとも,受験料はなかなかしますので,ある程度の覚悟を持って申し込みにあたることが必要です。
なお,インターネットでの結果表示は必ず「する」を選択し,結果の方,早く知るようにしましょう。
これからS&Wを受けられる方は是非頑張ってください。
ちなみに試験当日の様子については以下の記事にまとめてあります↓↓
最後までお読みいただきありがとうございました。