TOEIC Speaking & Writing Tests(以下,TOEIC S&W)は,英語を「話す・書く」力を測る公開テストです。
パソコンに向かって英語を話したり,キーボードで英文を入力したりするため,L&R公開テストとは当日の動きがかなり異なります。
特に注意したいのは,紙の受験票がないこと,写真付き本人確認書類の確認が厳格なこと,受付後に写真撮影やヘッドセットの確認があることです。
試験内容そのものに集中するためにも,前日までの準備と当日の流れを事前に知っておきましょう。
当記事では,TOEIC S&Wテスト前日までに確認すべきこと,当日の持ち物,テストセンターでの受付から試験終了までの流れを,実際の受験経験をもとに整理します。
L&R公開テスト当日の持ち物やマークシート形式の注意点については,以下の記事でまとめています↓
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TOEIC L&Rテスト当日の流れ!持ち物・受付時間・注意点を解説
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TOEIC S&Wテスト前日までに確認すること
TOEIC S&Wでは,L&R公開テストのような紙の受験票は基本的に送られてきません。
申し込み手続き後,申込処理が完了すると,IIBC試験運営センターから受験案内メールが届きます。
そこには,試験日時,受験番号,会場情報,当日の持ち物,注意事項などが記載されています。
メールを見落としてもマイページから確認できますが,前日までに必ず内容を読み直しておきましょう↓

前日までに特に確認したいのは,以下の4点です↓
- 受験日時と入場時間
- 受験会場の場所
- 写真付き本人確認書類
- 当日の持ち込みルール
中でも軽視しない方がよいのが,会場の場所です。
S&Wは大学の大教室ではなく,テストセンターやビル内の会場で実施されることが多いため,入口がわかりにくい場合があります。
最寄り駅から近く見えても,ビルの入口が裏側だったり,エレベーターの位置がわかりにくかったりすると,当日の焦りにつながります。
受験案内メールに記載された地図だけでなく,Googleマップやストリートビューで建物の外観まで確認しておくと安心です↓

私が以前受験した会場では,公式の受験案内メールには載っていない詳細なアクセス案内が,テストセンター側のWebページに掲載されていました。
また,別の会場ではビルの入り口が想像よりわかりにくく,初回受験時にかなり焦った経験があります。
S&Wは試験前から英語を声に出す緊張があるため,移動で余計な体力を使わないことが大切です。
TOEIC S&Wテスト当日の持ち物
TOEIC S&W当日に最も重要な持ち物は,有効期限内の写真付き本人確認書類の原本です。
紙の受験票や自分の筆記用具を持っていくL&Rとは異なり,S&Wでは本人確認書類さえ忘れなければ,試験に必要なものの多くは会場で案内・貸与されます。
ただし,本人確認書類を忘れると受験できません。
実際に受験を断られている受験生も間近で見ました。
コピーやスマホで撮影した画像では認められないため,必ず原本を持参してください↓
TOEIC S&W当日に必ず確認したいもの
- 写真付き本人確認書類:有効期限内の原本を持参する
- 受験案内メール:スマホやマイページで確認できる状態にしておく
- 会場までのルート:駅から建物入口まで確認しておく
本人確認書類として使えるものは,国籍や証明書類の種類によって扱いが異なります。
日本国籍の方であれば,運転免許証,パスポート,マイナンバーカード,写真付き学生証などが代表例です。
一方,日本国籍以外の方は利用できる本人確認書類が異なるため,在留カード,特別永住者証明書,マイナンバーカードなど,公式サイトで認められている書類を必ず確認してください。
運転免許証,パスポート,マイナンバーカード,写真付き学生証などが代表例ですが,細かな条件は変更されることがあります。
受験前には,必ず公式サイトや受験案内メールで最新の本人確認書類ルールを確認してください↓

試験室に持ち込めるものは,会場で案内されたものに限られます。
私が受験したときは,受付で渡された番号カード,受験同意書,会場貸与の筆記具,写真付き本人確認書類などを持って試験室に入りました。
一方,スマホ,腕時計,自分の筆記用具,参考書,飲み物などは,試験室に持ち込めません。
荷物は待合室やロッカーなど,会場で指定された場所に置くことになります。
メガネ,ハンカチ,ティッシュ,目薬などを使いたい場合も,自己判断で持ち込まず,当日のスタッフの指示に従ってください。
TOEIC S&W試験当日の流れ
TOEIC S&W当日は,L&Rのように大人数が一斉に教室へ入るというより,小規模なテストセンターで順番に手続きを進めるイメージです。
基本的な流れは以下の通りです↓
- 会場に到着する
- 受付で本人確認を受ける
- 受験同意書などを記入する
- 待合室で待機する
- 写真撮影をする
- 試験室に入り,パソコンでテストを受ける
- 貸与物を返却して退出する
S&Wは,指定された入場時間内に受付を済ませる必要があります。
午前・午後のどちらで受験するかによって入場時間は異なるため,必ず受験案内メールやマイページで確認してください。
会場によっては,早めに到着すると順番に受付を済ませられることもあります。
ただし,早く着きすぎても待つ場所に困ることがあるため,私は入場開始の10〜15分前に会場付近へ着くくらいを目安にしています。
受付で本人確認を受ける
会場に到着したら,まず受付で本人確認書類を提示します。
受付では,氏名や受験情報の確認を受け,受験同意書や番号カードなどを渡されます↓

受験同意書には,試験中の注意事項や禁止事項に関する確認が含まれています。
会場によって多少の違いはありますが,書類を読み,署名し,必要な案内を受ける流れは共通しています。
この時点でスマホや腕時計など,試験室に持ち込めないものはしまうよう案内されます。
S&Wはパソコン上に時間が表示されるため,L&Rのように腕時計で時間配分を管理する必要はありません。
待合室で静かに待つ
受付後は,待合室で案内を待ちます。
私が受験した会場では,待合室は10〜20人程度が入る規模で,かなり静かな雰囲気でした↓

TOEIC S&Wを受ける人は,仕事,留学,昇進,英語力証明など,目的をはっきり持っている方が多い印象です。
そのため,L&Rよりも人数は少ないものの,空気は引き締まっています。
待合室では,水分補給やトイレを済ませられる場合があります。
ただし,試験室に入ってからは自由に動けません。
不安がある方は,写真撮影や入室の案内が始まる前にトイレを済ませておきましょう。
写真撮影をして試験室に入る
順番が来ると,スタッフに名前を呼ばれ,顔写真の撮影に進みます。
この写真は公式認定証に掲載されるため,マスクをしている場合は一時的に外しての撮影です。
写真撮影が終わると,パソコンが並ぶ試験室へ案内されます↓

試験室の環境は,会場によって差があることに注意してください。
席の左右にパーティションがあり,隣の受験者が気になりにくい会場もあれば,人の出入りや写真撮影スペースが視界に入りやすい会場もあります。
私の場合,一度あまり集中しづらい会場に当たったことがあり,次回以降は別のテストセンターを選ぶようにしました。
S&Wは会場を選びやすいテストなので,自分に合う会場を見つけておくと,次回以降の受験がかなり楽になります。
パソコンブースでテストを受ける
試験室に入ったら,指定された席に座り,パソコン画面の案内に従って準備を進めます↓

まずはヘッドセットを装着し,音量やマイクの位置を確認します。
S&Wでは,スピーキングで自分の声を録音するため,この確認は非常に重要です。
マイクは口元に近づけすぎる必要はありませんが,遠すぎると声が拾いにくくなります。
録音テストで自分の声がきちんと入っているかを確認し,気になる場合は試験開始前にスタッフへ伝えましょう。
また,音声が小さく感じる場合は,試験開始前に音量を調整しておくことも大切です。
準備が終わると,パソコン画面の案内に従ってテストを開始します↓

私が受験した会場では,受験者全員が完全に同時スタートするというより,各自の席で準備ができ次第,画面操作によって進めていく流れでした。
そのため,周囲の受験者が先に話し始めたり,後から話し始めたりすることがあります。
最初は周りの声が気になるかもしれませんが,S&Wではそれも含めて試験環境です。
自分の問題画面とヘッドセットの音声に集中し,周囲の声を追わないようにしましょう。
スピーキングテストが終わると,そのままライティングテストに移ります。
ライティング中も,周囲のタイピング音や他の受験者の声が気になる場合があります。
会場の案内に従った上で,ヘッドセットを装着したままにできる場合は,防音代わりとして使うと集中しやすいです。
試験終了後は貸与物を返却して退出する
TOEIC S&Wは,SpeakingとWritingを合わせて約80分のテストです。
試験が終わったら,画面の案内に従い,必要に応じてスタッフへ知らせます。
会場で借りた筆記具や用紙などを返却し,荷物を受け取って退出します。
L&Rのように問題用紙や解答用紙の一斉回収を待つというより,自分の試験が終われば比較的スムーズに帰れる印象です。
ただし,会場によって退出時の案内は異なるため,最後までスタッフの指示に従いましょう。
TOEIC S&W当日に失敗しないための注意点
TOEIC S&Wは,英語力だけでなく,当日の環境への慣れも大きく影響します。
特に初受験の方は,次の3点を意識しておくと,余計な緊張を減らせます↓
TOEIC S&W当日の注意点
- 会場には余裕をもって向かう:テストセンターの入口まで事前に確認する
- 本人確認書類を必ず持参する:写真付き原本を前日から用意する
- 周囲の声やタイピング音を気にしすぎない:自分の画面と音声に集中する
私の初回受験では,会場付近までは早めに着いていたにもかかわらず,ビルの入口がわからず,受付時間ギリギリになってしまいました。
その時点でかなり焦ってしまい,最初のスピーキング問題にうまく入れなかった記憶があります。
S&Wは,すぐに声出しを求められるテストです。
焦った状態で席に座ると,英語を話すモードに切り替わるまで時間がかかります。
反対に,時間に余裕をもって会場に着き,受付や写真撮影の流れを落ち着いて済ませられれば,かなり楽な状態で試験を始められます。
まとめ
今回は,TOEIC S&Wテスト前日と当日の流れについてまとめました。
S&Wは,L&Rとは異なり,紙の受験票がなく,テストセンターで本人確認,写真撮影,ヘッドセット確認,パソコン受験へと進む形式です。
当日に落ち着いて受験するためのポイントは以下の通りです↓
- 受験案内メールとマイページで日時・会場を確認する
- 会場の建物外観や入口を事前に調べておく
- 写真付き本人確認書類の原本を必ず持参する
- スマホや腕時計,自分の筆記用具は試験室に持ち込めないと考えておく
- ヘッドセットとマイクの確認を試験開始前に済ませる
- 周囲の声やタイピング音を気にしすぎず,自分の画面に集中する
TOEIC S&Wは,試験中に英語を声に出すため,どうしても緊張しやすいテストです。
ですが,当日の流れを事前に知っておけば,「次に何をすればよいのか」で迷う場面はかなり減らせます。
前日までに会場と持ち物を確認し,余計な不安を取り除いた状態で本番に向かいましょう。
問題形式や時間配分については,以下の記事で詳しくまとめています↓
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