スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランは,リクルート社が提供する高品質な英語コーチングサービスです。
コスパとタイパの両面で優れ,世間からの評判は高く,実際私自身も利用しましたが,他社の語学アプリや参考書で独学するよりはるかに効果的なTOEIC対策ができるようになると言っても過言ではありません↓
利用期間に制限が設けられているところも飽き症な私にぴったりで,英語が大好きであるとかやる気に満ちた状態にない方でも,パーソナルコーチプランに申し込む覚悟さえ決めてしまえば,3ヶ月または6ヶ月の短期間でTOEICのスコアを大きく伸ばすことができます。
キャンペーン期間中に申し込むことができると数千円の割引を受けられますが,通常期であっても決して高い価格設定とは思いません。
というのも,割引なしで計算するとコーチングの料金は月額数千円程度と見積もることができ,受けられるサービスの質を考えたときに値ごろ感があるからです。
ここでは「パーソナルコーチプランのキャンペーンコードやコーチングと料金の関係」を中心にまとめていきましょう!
もくじ
パーソナルコーチプランのキャンペーンコードの近況
スタディサプリのパーソナルコーチプランで配布されるキャンペーンコードですが,その始まりは世界がコロナや大規模な戦禍に見舞われる前にまで遡り,そこから今に至るまでに多くの変化が見られました。
物価は大きく上昇し,類似のコーチングサービスが登場してきたことによって競争は激化しています。
その結果,キャンペーンコードの内容は悪化し,かつて2万円以上のキャッシュバックがあったことが嘘のようです(現在は6000円~9000円が相場です)。
一時は配布自体がなくなりましたが,24年の年末以降,アンケートに答える形での配布が始まり,25年も無事に確認できています。
ちなみに,現在の状況は以下の通りです↓
- 配布無し
キャンペーンコードが配布中となっていて,その一部しか枠内に表示されていない場合,以下の公式ページにアクセスしてください↓
なお,コードが手に入らないときはどのように行動するべきかというと,キャンペーンが不定期に行われているのでそちらを利用するようにします。

この他,最も値引き額が多いとされる,修了者向けの特典(通称「継続プログラム」)の存在が知られていますが,これは新規入会者は利用できませんし,割引額もキャンペーンのときと大差ありません。
それよりも気にすべきは,利用者が定員に達してしまったことによる早期終了や,コーチングの休止期間に起因する機会損失の方です。
パーソナルコーチプランのキャンペーン
本章では,スタディサプリのパーソナルコーチプランにおいて,これまで実施されたキャンペーン内容をまとめてみましょう!
当サイトでは本プランのサービス開始日から記事にしてきましたが,特徴は,
- 実施期間は約1ヶ月
- 特典内容は割引
の2つで,後者は「キャッシュバック・Amazonギフト券の贈呈・申し込み時の割引」のいずれか(稀に複合)です。
割引額についてもその時々で多少の違いがみられますが,最近は6000円(3ヶ月プログラム)と9000円(6ヶ月プログラム)というのが多くなっています。

参考までに,2024年のキャンペーンの実施期間は以下の通りでした↓
- 24年1/4~2/19
- 4/1~5/20
- 6/19~7/31
- 8/1~8/31
- 10/2~10/28
- 12/2~25年1/8
一昨年の状況をこれに加味した上での結論は,細かい日付を気にせず,
年始・春・夏に行われることが多いのだな。
くらいにざっくり捉えておくのが良いでしょう。
なお,2025年5月の実施状況は以下の通りです(アンケートキャンペーンはコードが発行されるため,前章で扱い,ここでは含めません)↓
- 2025 学習スタート応援キャンペーン
- TOEIC®L&R IPテスト(オンライン)1回分受験無料キャンペーン
対象期間は2025年5月8日(木)から6月3日(火)17時59分までです。前者の割引額は3ヶ月プログラムが6000円引きの68800円となり,6ヶ月プログラムが9000円引きの98800円になります。また,IPテストには期限があり,2025年7月8日23時59分までに開始することが必要です。
最近の特典内容は申し込み時の割引となっていて,以前キャッシュバックが行われていたとき(2021年の6月が最後)のような複雑な手続きは必要なくなりました。
とはいえ,キャンペーン実施時は,最終確認ページに表示された価格をしっかり確認するようにしましょう。
ところで「コーチング」といえばRIZAPが有名ですが,それと比べてスタディサプリではコーチングにかかる料金がグッと抑えられている点が大きな魅力となっています。
サービス内容に違いがあるとはいえ,対面方式となると数十万円かかるのが普通とされる世界ですので,サービスが発表された当初は多くの方が驚かされたものです。
お金をかけるほど楽して良い結果が得られる。
という意見は,幼稚園や小学校を受験する頃から囁かれ始めますが,スタディサプリのパーソナルコーチプランの場合,通常時においても7万円台から利用ができ,キャンペーン開催中はそこからさらに割り引かれることになります。
割引額こそ,最近になって減ってはしまいましたが,それでもまだ担当コーチにちゃんとしたお給料が支払われているのか心配になってしまうレベルです。
次章で,サービス内容と料金を整理し,コストパフォーマンスについて考察してみましょう!
パーソナルコーチプランのコストパフォーマンス
パーソナルコーチプランの料金には,
- テキスト8冊分の代金
- ベーシックプランの利用料金
- コーチングのサービス料
の3つが主に含まれますが,それぞれ,実質どのくらいの価値があるものなのでしょうか。
公表されている提供価格を基に考えてみると,最初のテキスト8冊の内訳は「パート別攻略法を扱ったものが4冊(4708円相当)+模擬試験4回分(5280円相当)」となるため,総額は「9988円相当」と計算できます。
スタディサプリの教材はアプリのみの利用も可能ですが,テキストを別に用意して学ぶメリットは,一気に復習するときの使い勝手に優れるところです。
また,アプリが使えないときの保険にもなります。
スタディサプリENGLISHの契約期間が終了してしまうとアプリ内の教材を見返すことができなくなるので,冊子という形で手元に残せることも様々な点で好都合でしょう。
電車の中や出先であればアプリ学習で構いませんが,自宅で学習するのであれば,机に座った状態でしか取り組めない課題を中心に行うべきで,その際に紙のテキストが大活躍します。
極めつけは,リクルートの調査で,テキストを利用して学んだ方がよりスコアアップに繋がりやすいことが判明したことです。
その理由は,模試代わりにテキストを用いる際,マークシートに書き込みながら一気に通しで取り組める(本番に近い環境を作り出せる)からなのですが,普段の勉強に緊張感を与えるという意味で,スタディサプリの効果を最大限高められるのはパーソナルコーチプランをおいて他にないでしょう↓
先に挙げた2番目のサービスですが,TOEIC L&R TEST対策コースのベーシックプランは月額3278円なので,3ヶ月間使うと「9834円」になります。
ゆえに,全体からテキストとベーシックプランの料金を差し引いて考えれば,コーチング自体の料金は以下のように計算することが可能です↓
3ヶ月のコーチング料金
通常時:74800円-9988円-9834円=54978円
キャンペーン時:54978円-キャンペーンの割引額
通常時は54978円と計算でき,キャンペーンの開催時はそこからさらに割り引いた5万円弱が,実質のコーチング料であるとみなすことができます(TOEIC IPテストが付いてくる場合はさらに4230円分が得になります)。
同様に,6ヶ月プログラムの方で試算してみると,ベーシックプランの利用料金は「18348円」になるので,結果は以下のようになるはずです↓
6ヶ月のコーチング料金
通常時:107800円-9988円-18348円=79464円
キャンペーン時:79464円-キャンペーンの割引額
最近の特典内容から判断するに,キャンペーン開催時には7万円強で利用できます。
コーチングのサービス内容には,全4回の電話面談の他,ほぼ毎日のチャット,学習プランやスケジュールの作成といった個別指導業務が含まれるわけですから,それを月に1~2万円で得られるとなれば決して悪くない数字です。
比較対象として,最近何かと話題になるChatGPTを持ち出してみますが,そちらは最新バージョンのものを月額3000円程度(20ドル)で利用することができます。

同じように質問すると回答してはくれますが,有料版を使っても自分の質問の仕方によっては適切な返答が得られない上,AIはこちらが置かれた状況をあまり理解してくれません。
おまけに,アメリカ文化が主な学習用データになっていますし,誰に対しても無難で同じような返答が行われることが多いです。
個別最適化されているようでいて,実は万人に同じ回答を返しているだけのものに月々数千円を支払うくらいならば,人による個性的な指導に1~2万円のお金を費やす方がずっと良いように思うのですがいかがでしょうか。
スタディサプリのコーチの人となりについては,コーチとのチャットのやりとりの記事をぜひ読んでください↓
パーソナルコーチプランに申し込む際の注意点
最後に1つ,パーソナルコーチプランの注意点を述べておきます。
先に軽く触れましたが,パーソナルコーチプランでキャンペーンを利用するときは新規申し込み停止期間や早期終了に注意してください。
前者はゴールデンウィーク(4月末から5月頭)や年末年始(12月末から1月頭)などの一部期間に限られるものの,普段利用していない方だと気づきづらいですし,後者は担当コーチの人数に制限があることに起因するため,キャンペーンが行われるたびに気にすべき事柄です。
パーソナルコーチプランの申し込みはそもそも先着順とされており,キャンペーンの締め切り日になるまで申し込むのを躊躇してしまい,いざ申し込もうとボタンを押した際に出てきたのはエラー画面といった残念な結末を迎える可能性もないとは限りません。
早期に募集を締め切ってしまうと,昔はメーリングリストに登録させられ,いつになるかわからない再開の連絡を待つことになったものです↓
何を隠そう実はこの私も,申し込むかどうかでさんざん悩み,決定ボタンを押すまでに時間がかかってしまったうちの1人なのですが,締め切り日ギリギリに申し込もうとした私の目に飛び込んできたのは「募集定員に達しました」というお詫びの文でした。
割引価格を逃すどころか,通常価格での受講すらできない憂き目に遭遇してしまったわけです。
ちなみに,メーリングリストに登録してから大体2週間ほど経過して,ようやく以下のような再開メールが届きました↓
このメールを受け取り次第,いち早く申し込みましたが,それまでに失った時間は返ってきません。
なので,計画通りにしっかり始めて,結果をバッチリ出す方が圧倒的にコスパが良いということを,ここで声を大にしてお伝えしておきます。
関連記事としては,パーソナルコーチプランの申し込みについてを読んでみてください。
まとめ
以上,スタディサプリENGLISHからパーソナルコーチプランのキャンペーンコードやその内容,そしてコーチングにまつわる料金や注意点をまとめてきました。
本プランの受講を考えている方は,
- キャンペーンコードはアンケートに答える形での配布が主流
- キャンペーン実施時のコーチング料金は良心的
- 余裕を持って申し込む
という3点を覚えておきましょう。
そもそもパーソナルコーチプランに申し込む方というのは「いついつまでに目標のTOEICスコアをどうしても超えたい」という必要性に迫られた方が多いように思われます。
それがもし,試験までの日数があまり残っていない状態で勉強の歩みを止めることになってしまえば,独学している場合は他に頼る人がおらず,ネットや本で解決方法を調べることになり,多くの時間とエネルギーを消費してしまうことになってしまうわけです。
その点,パーソナルコーチという頼れる第三者が傍にいれば,質問に適切な答えを返してくれますし,叱咤激励によるありがたみを大いに感じることができるでしょう。
体を鍛えるジムにおける「客とトレーナ」のように,見ていてくれる人が横にいてくれるからこそ頑張れるということはTOEICの世界においても同じです。
思い切って最初の一歩を踏み出し,必死に頑張って望む結果を手にしていただけたらと思います。
キャンペーンが利用できないタイミングであってもコーチング料金は破格ですし,運がなかったことは確かかもしれませんが,悶々とした毎日を送ってしまうのは勿体ないことです。
スタディサプリには7日間の無料体験期間(申込日を起算日とします)がありますし,思いがけず「どうしても継続できなくなってしまった」という状況に陥ってしまった場合にも,途中解約による返金制度が利用できます。
なお,タイパについては触れませんでしたが,パーソナルコーチプランでは3ヶ月以内で平均100点以上のスコアアップが得られている(2023年1月~12月のユーザー中,回答の得られた約18%のアンケート調査結果による)ので,コスパと同様,不安要素はありません。
TOEIC対策をすぐにでも始められる環境が整っていることは確かです。

語学力の上達には個人差があることを忘れてはいけませんが,555点から840点へ285点アップした方も過去にいましたし,パーソナルコーチプランの完走率は94%と極めて高いことも知られています(2023年1~9月のパーソナルコーチプランユーザーを対象にした調査によります)。
開始するのであれば早いに越したことはないので,ある程度覚悟が決まったら思い切って申し込んでみてください。
きっと良い結果に繋がるはずです↓
最後まで記事をお読みいただき,ありがとうございました。