Z会の英会話Quick Responseをレビュー!ビジネス英語を話す1冊目にどうぞ!

今回から数回にわたってZ会のビジネス英語関連の書籍をレビューしていきますが,栄えある1冊目を飾るのは「英会話Quick Response」という参考書です。

レベルとしては初中級と書いてあり,ページ数も少なめで比較的取り組みやすい本書ですので,まずはこの1冊を完璧にものにしてから色々な本に手を出していく順が良さそうです。

一体どのような方法論で学び,最終的に何ができるようになるのかに注意してみていきましょう!

英会話Quick Responseについて

まずは本書の基本情報について確認します↓↓

  • 書名:英会話Quick Response
  • 著者:Z会編集部,Adam Ezard
  • 定価:1,500円+税
  • ページ数:約190ページ
  • 音声:MP3,ストリーミング

本書のタイトルは「英会話」となっていますが,友達と一緒にいる時や旅行で使う日常英会話ではなく,ビジネスで使う英語が中心です。

ちなみに著者のAdam氏は早大学院の教員ですが,Z会のTOEIC対策本も複数手掛けています。

本書の対象となるのは初中級レベルの方ということで,中学で習うような英文法のおさらいをしたり,基本例文を暗記しては音声に合わせてクイックレスポンスやロールプレイのトレーニングを行うことがメインです。

裏表紙を見るに,どんな方も最初は同じ悩みを抱えるのでしょう↓↓

英会話Quick Responseの裏側

後述する基本例文の数は全部で456個あり,ここで覚えた例文を15のビジネスシーンでロールプレイして後で実践していく2段構えの学習となります。

もちろん実際の人との会話には及びませんが,人を相手にする前段階として本書で存分に練習してみるのも良いのではないでしょうか。

音声は専用サイトからダウンロードすることが可能ですが,本書を購入せずとも聴くことができます。

テクニックについての記事と併せて,どのようなものか興味のある方は以下のページをご覧ください↓↓

 

前半部分のレビュー

英会話Quick Response前半の目次

「英会話Quick Response」の名前にある通り,前半のPART1は約110ページにわたり,基本例文を題材にクイックレスポンスのトレーニングを行っていきます

トレーニングの目的は先のテクニックについての記事で確認していただけたらと思いますが,本書での手順は以下の通りです↓↓

  1. 例文の音声が日本語→英語の順に流れるトラックを使い,例文を目で追いながら音声に合わせて音読
  2. 日本語→ポーズ→英語の順に流れるトラックを流し,ポーズの間に日本語を英語に直して音読する

日本語が不要な方のために英語のみの音源もありましたが,「英語を話すのが苦手ならば,話す機会を増やすしかない」という基本方針に基づき,声に出すトレーニングをメインにしっかり練習していきましょう!

各ユニットごとに文法やシーンのテーマが決まっていますが,最初のUnit1はbe動詞を使った挨拶がテーマです↓↓

Unit1の基本例文

各ユニットごとに8つの基本例文が載っていて,Unit1から57まであります。

見開きページの下には「Point!」というコーナーがあり,そこでは各ユニットで扱う文法の基本事項が説明されるといった構成です。

上記画像ではbe動詞の現在形3種類と過去形が出てきている他,be動詞の意味が「~である」以外のものもあるあたり,結構詰め込んで説明してあるので,「中学の英文法すら怪しい」という方が本書で文法を学び直すのはおすすめしません

あくまで昔しっかりと中学英文法を学び終えた経験がある方が,忘れた知識を思い出すのに使う程度だと考えておくべきでしょう。

さて,今度は基本例文の内容についてみてみましょう。

「マーケティング部・営業担当者・弊社・部長・会議室」などの単語が目立つことからもわかるように,完全にビジネスシーンを意識した例文になっていて,頻繁に使うことになること間違いなしです。

例文の主語に注目してみると,最初の2つ以外はすべて異なっています。

無生物が主語になっていたり,「こちらが~です。」という例文がHere isで始まるなど,be動詞という簡単そうな文法事項を扱っていても,例文自体はスラッと簡単に出てくるものではありません

「基本」例文ではありますが,このように教材が工夫されているので,決して楽ではなく退屈しないのが特徴です。

出てくる文法のうち,めぼしいものを挙げてみると以下のようなものがあります↓↓

一般動詞・WH疑問文・進行形・完了形・未来を表す表現・各種助動詞・to不定詞・動名詞・分詞・比較・受動態・語法・接続詞・関係代名詞・関係副詞・使役動詞・形式主語構文など

このように見てみると完全に中学の英文法のテーマばかりですが,高校で習うようなより高度な英文法は「ビジネス英語を磨く英文法Smart Reference」という別の本がZ会から出ており,これも後にレビューするつもりです。

 

後半部分のレビュー

英会話Quick Responseの後半の目次

本書の後半(PART2)は,これまでに身に付けた基本例文を用いた会話文を題材に「ロールプレイ」という学習テクニックを使って応用していくことになります。

こちらの手順もスピーキング重視で,今度は会話の音源を用いるのが特徴です↓↓

  1. 男女の会話をどちらも音読する
  2. 片方の発言のみを流し,ポーズの間に音読する

ロールプレイは基本的に手順の2で行います。

感情豊かに,当事者意識を持って話すのが上達のコツです。

ちなみに前半で学んだ挨拶に関する表現が後半のScene1において早速登場し,うまく会話文に溶け込んだ状態で出てきているのが確認できました↓↓

英会話Quick ResponseのPart2の英文

こういった工夫は速読英単語などでもお馴染みですが,さすがZ会と言える内容だと思います。

こちらの「Point!」では,Sceneごとに気を付けたい事柄がピックアップされてきていて,これまた勉強になる内容です。

ページをめくるとCAN-DO PLUSと呼ばれるコーナーが出てきました↓↓

CAN-DO PLUSで学ぶ例文

こちらはシーン別に使える英文を追加するもので,類語・類似表現の使い分けであったり(ここではmeetとseeの違い),課長や経理部長,さらには人事課長から財務部長,法務部など,同じ単語を使わずに自己紹介のバリエーションが広がり,語彙数を自然と増やすことができるはずです。

こちらの例文も音声の用意があるので,確認しては声に出して読みましょう!

 

まとめ

英会話Quick Responseの外観

以上,Z会から出版されている「英会話Quick Response」についてのレビューでした。

前半ではクイックレスポンス,後半でロールプレイを中心にしたトレーニングが出てきましたが,基本は音読しっぱなしですし,例文やスキットの質が良かったので退屈せずに最後まで取り組むことができました

文法に関しては中学の知識でなんとかなりますが,ビジネス用の単語というのは,受験勉強ではお目にかかれないものが本書にはかなり含まれていたように思いますし,後半のCAN-DO PLUSで出てきた内容(相槌の入れ方や質問の仕方など)も知らない知識の方が多かったように感じます。

何より,1冊やり終えると,簡単なビジネス会話ならできてしまいそうに感じて自信が持てるようになったことが思わぬ収穫で,英語を話す際には,心のよりどころになりうるような基本例文を暗記することはそれだけ大切なことなのでしょう。

あまり分厚くなかったので,比較的容易に1冊やり通すことができたことも達成感を与えてくれるのに役立ちました。

この後は,同じZ会シリーズの本からEメールの書き方に関する参考書を選び,「話す」に続き「書き」の方も学んでみるつもりです。

是非,ビジネス英語の1冊目として,中学範囲の英文法と「話す」に特化した本書で学んでみることをおすすめします↓↓

最後までお読みいただいた方,ありがとうございました。

TOEIC教材のおすすめ

スタディサプリENGLISH

オールインワンタイプのTOEIC教材を探している方におすすめのスマホアプリ。

Part別の攻略法を詳しく学べるので,1人である程度しっかりと勉強できる方であれば,スタディサプリENGLISHのベーシックプランを選んでおけば間違いありません。

ダラダラと続けず集中して取り組めば十分に元は取れますので,7日間の無料期間を使って是非試してみてください!

パーソナルコーチプラン

上記プランよりプレミアムなサービスを受けられるのが,このパーソナルコーチプランです。

TOEICスコアを何としても上げないといけない人は担当コーチを付けるのがおすすめで,学習進度を毎日コーチに報告しないといけない義務感が,勉強せざるをえない環境を生み出します。

チャットや電話面談を励みに,通常では不可能だと思われる「3ヶ月で100点UP」という数字も視野に入り,実際私も80点上がりました。

アルクの通信講座

昔からあるアルクの通信教育はいつの時代も鉄板です。これ1つで単語帳から予想問題に至るまであらゆる教材が揃います。

今現在の保有スコアから100点アップするのを目標に細かくコースが分かれていて,毎日どの教材をどれだけやればよいかの指示も明確かつ的確です。

アルクの有名著者が各コースを監修しているので,最新の学習メソッドに興味がある方も是非どうぞ!

-TOEIC参考書
-

© 2020 スタディTOEIC®