スタディサプリENGLISHのパーソナルコーチプランに申し込んでから1週間が経過すると,支払い完了のお知らせメールが届きました。
ここまでの7日間はあくまで無料体験期間だったわけで,この時をもっていよいよ正式に契約が結ばれたこととなります。
結構な額を支払ったという実感が湧き,身が引き締まる思いがしました。
これまでの期間,完全に放置されていたわけではありませんが,スタディサプリに慣れるために比較的自由に学習させてもらえていたことは確かです。
ある意味,ぬるま湯に浸かっているような日々だったのですが,それも初回の電話面談までとなり,この日を境に,本格的なコーチングが始まります。
今回の記事ではパーソナルコーチプランの初回面談を含む「音声面談」の様子について,実際にコーチと何を話し合ったかについてお伝えしましょう!
以下にまとめた内容は,あくまで私個人の体験であり,パーソナルコーチプランのサービス内容を保証するものではないことにご注意ください。
目次
パーソナルコーチプランの音声面談とは
スタディサプリのパーソナルコーチプランには,担当コーチとの日々のチャットに加え,通話による音声面談がサービス内容に含まれています。
全部で4回実施され,3ヶ月プログラムを選んだ場合の実施時期や通話時間の目安は以下の通りです↓
パーソナルコーチプランの音声面談
- 初回面談:時間は30分。無料体験期間が終わってすぐのタイミングで行われる
- チェックイン面談(1回目):目安時間は15分で,初回面談の1週間後にある
- チェックイン面談(2回目):こちらも15分の長さ。iiの1週間後にある
- 中間面談:約30分の長さ。こちらはiiiの約1ヶ月後に行われる
これら面談は名前的にも性質的にも2つに大別することができ,iとivの面談では「学習カウンセリング」を行うことが主な目的であるのに対し,iiとiiiのチェックイン面談は「学習習慣が身に付いているかの確認とそれまでの反省」を行うために設けられた機会となります。
以下に公式による説明を引用しておきましょう↓
初回面談は,学習動機,英語学習における得意・不得意,日々の生活スタイルなどをヒアリングさせていただき,その内容をもとにコーチは学習アドバイスいたします。チェックイン面談は,1ヶ月目にしっかりとした学習習慣を身に付けさせる目的で行い,初回面談後の学習内容を反省するためのものです。中間面談では,日々の学習や模試結果を踏まえ,本番に向けてより強化するべき点を明確にするといった学習アドバイスを提供いたします(「パーソナルコーチプランのご利用ガイド」より引用)。
簡単にまとめれば,初月に行われる3回の面談を通して,学習習慣を確立させるとともにTOEIC攻略に必要な基礎学力を身に付け,中間面談で本番に向けた具体的な対策について話し合う計画です。
しかし,これはあくまで表向きの説明にすぎません。
実際に電話面談を受けてみるとわかりますが,利用ガイドには書かれていない効果,例えば気持ちの変化が感じられたり,思いがけないアドバイスがもらえたりすることもあります。
それでは私が受けた初回面談の様子について,次章で早速みていくことにしましょう!
初回面談の前半15分の様子
担当コーチとは,予めチャット機能を用いて初回面談の日時を決めていたわけですが,指定時間の数分前になると,まずはチャットの方に連絡が入りました。
そして約束の時間になると,私のスマホの方に電話がかかってきたわけです↓
かかってくる前の話になりますが,チャットのページ上に音声通話ボタンが見当たらなかったので,「一体どうやって電話をするのだろう?」と心配に思っていた私ですが,いつも通りの着信音で,とにかく普通に電話がかかってきました。
とはいえ,事前に電話番号のやり取りをすることはなく,あくまでアプリ上でのやり取りです。
画面には「拒否」ボタンと「応答」ボタンの2つに加え,コーチのアイコンが表示されていました。
応答ボタンを押すと,スピーカーに切り替えるための表示や通話時間も確認できたので,これまた通常通りです。
簡単な挨拶を交わした後,初回面談の流れについてコーチの方から説明がありました。
いわゆるガイダンスのようなものです。
そこで伺った内容をまとめると,予定されている話題はこのようになります↓
- パーソナルコーチプランについて
- 自己紹介する
- 英語学習の背景について語る
- 学習状況の把握とアドバイス
- 学習時間の確保について話し合う
初回面談の時間はあえて長めに設定されているそうで,多少もたつくことも想定の上でしょう。
上に挙げた中では特に最後の2つが重要とのことですが,基本的な流れはご利用ガイドに記載されていた通りです。
自己紹介の時間があることを最初に聞かされたときはまさに「寝耳に水」状態で,「口下手で緊張しがちな私が,これから30分近くも会話できるのだろうか?」と突如不安に駆られましたが,コーチは早速自己紹介を始めます。
なんだかんだで5分間くらい話を聞いていたでしょうか。
コーチが大学を卒業してから紆余曲折があった話や,英語に対する強い情熱などを聞かされるにつれて,コーチの印象が先ほどまでとは大きく変わることになるわけですから不思議なものです。
「あー,良いコーチで良かったなぁ」と頷きながら聞いていた私でした。
しかし,受けの姿勢でいたのも束の間,
と切り出されます。
まだ初回面談からそれほど時間が経っていない中でこの記事を書いてはいますが,具体的に何を話したかまではよく覚えていないあたり,思っていた以上に緊張していたのでしょう。
ですが,これまでの私の生きざまについて,たどたどしくもしっかりと語らせていただいたように思います。
と返してもらったところにコーチの洞察力の高さを感じ取りました。
これまでの短い会話の中で,コーチは私の性格めいたものをおそらく感じ取ったのでしょう。
基本はしゃべり続けていたように思っていましたが,改めて考え直してみると,合いの手のような質問で内容を膨らませてもらえたようにも感じられ,早速,上のような肯定的なコメントでフォローするあたりは流石の一言です。
この記事をお読みになっている皆さまは,当日に私のように混乱せずに済むよう,自己紹介の内容くらいは予め考えておくようにしてください。
ここで時計に目をやると,面談開始から半分となる15分がすでに経過していました。
とはいえ,あっという間だったという感覚はなく,私にとっては長い時間のように感じられましたが,コーチの人となりを垣間見ることができ,何より自分の思いを言葉にして伝えたことで,私の中で英語を学習する目的意識がはっきりしたように思います。
この後,数分間にわたって今後の面談スケジュールやその内容を説明されますが,初月に行われる計3回の面談を通して良いスタートを切ることによってTOEIC学習に弾みが付くことで,今後の学習に良い影響があるとの話でした。
ところで,4回目に当たる「中間面談」についてですが,パーソナルコーチプランの契約期間のちょうど中間の時期(3ヶ月プログラムだと1~2ヶ月目)に模試を解くこととなり,その結果をコーチが分析した状態で行われます。
初回面談の後半15分の様子
初回面談の後半15分は,これまでに自分が英語とどのように付き合ってきたかについて語るところからスタートします。
ここまで来ると,だいぶ自分のしゃべりも軽快になってリラックスできていることがわかりました。
何とも不思議です。
私の話を聞き終えるとコーチは,受けるべきTOEICテストの時期についてや,模擬試験を解く回数についてアドバイスしてくれます。
私の学習状況をふまえて逆算する形で導き出してくれるあたりは,まさしく「パーソナル」という名を冠するにふさわしいサービスであると言えるでしょう。
なお,テストを受けるといっても試験会場に行くわけではありません。
スタディサプリENGLISHでは実戦問題集のテキストを解くことが模擬試験にあたります。
NEXTも含めると全部で20冊(つまり20回分の模試)が利用できるわけですから,他に類を見ない充実度の学習コンテンツです。
もし仮に1週間に模試を1回分解いたとしても,3ヶ月程度の学習期間では半分くらいは残ってしまうわけですから,演習量の少なさを心配することはありません。
参考書についても,個人的に所有している市販の文法参考書をどうやってTOEICに役立てていくかについて助言してもらいました。
ちなみに,直近で受けたTOEIC公開テストのABILITIES MEASURED(専門家の間では,通称「アビメ」と言うこともここで初めて知りました)や最近解いた実戦問題集Vol.1のスコア結果については,初回面談の前にコーチの方に送信済みです。
というコーチの指摘に対してはまさにその通りで,私は国語が大の苦手です。
国語ができないという話をした途端,トーンダウンした私の声の調子をすぐに感じ取っていただけたのか,即座に前向きな気持ちにさせてくれるコーチの卓越した指導力はここでも健在でした。
リーディングに関しても,実戦問題集の結果をもとに,どこが私の強みで今後どのような対策をしていけばよいのかを一緒になって考えてくれました。
特に参考になったのは,「スラッシュリーディング」と「コンテンツシャドーイング」という2つの学習法です。
通訳の知識にも明るいコーチらしく,TOEICで難問とされるトリプルパッセージの攻略手段について,今後の私の勉強法を大きく変えることとなる強力な技を伝授してくれる運びとなりました(もちろん,この時点での私は,技の名前を聞いたところで何もピンときていません)。
この他にも,怠けがちの私にぴったりなコアタイムの設定方法など,多くのアドバイスをいただくことになり,皆さまも自分の状況に合わせてアドバイスをしてもらえるはずです。
そんなこんなで後半の15分間はあっという間に過ぎていきましたが,コーチ自身が英語習得に苦労し,同じような学習者の悩みに理解があったところが何よりも嬉しく,とても有意義な時間を過ごせたことに感謝しています。
これから音声面談を受ける方は,大いに期待していてください!
パーソナルコーチプランの面談を終えた感想
以上,パーソナルコーチプランのオンラインコーチングの中から,初回の音声面談の実際の様子をレビューさせていただきました。
肉声を聞くことは,思った以上に重要なことです。
オンライン上のプラットフォームでデジタル的に繋がりながらも,人と人とのコミュニケーションがこのようにちょっとの時間でも設けられていることで,デジタルとアナログ両方の魅力を良いとこ取りできてしまうところが本プランならではの魅力であると感じました。
こうした経験は,同じスタディサプリENGLISHであってもベーシックプラン(通常のもの)では味わうことができません。
パーソナルコーチプランに申し込もうと悩んでいる方は,是非申し込んでみてください。
その際はパーソナルコーチプランのキャンペーンコード情報もお見逃しなく。
緊張していた音声面談でしたが,実際に受けてみると「思い切って申し込んで良かった」としみじみ思えましたし,コーチのためにも良いスコアを取りたいと思うようになりました。
このときの気持ちを早速言葉にして伝えようかとも思いましたが,まだ時期早々ですね。
ところで私は勘違いしていたのですが,本プランにおける「コーチ」というのは「先生」のことではありません。
実際は,あくまで学習者に寄り添い,最適な助言をしてくれるサポーターという意味でした。
そのため,学習時間がたとえ0分であっても「何もしませんでした」と報告しますし,学習上の悩みも包み隠さず話すようにしてください。
それに対してコーチは頭ごなしに叱ることはなく(後半になって必要と判断されれば叱られることもありますが),改善すべきところを提示してくれるわけですから大変心強い存在です。
通話終了後ほどなくして,先の面談中に出てきた「スラッシュリーディング」のトレーニング内容がチャットで送られてきました↓
言葉で説明されるのとは違い,このように画像入りで確認できるとわかりやすさが増したように感じます。
これまた,デジタルとアナログのハイブリッド型サービスならではの恩恵ですね!
さて次回ですが,そんな「チャット機能」と初回面談の続きにあたる「チェックイン面談」についてまとめてみたいと思います。
全体的なスケジュールをまとめた記事もあるので,詳しくは以下を確認してください↓
最後までお読みいただきありがとうございました!