今回は「オーディオブック(audiobook.jp)」というアプリの使い方について紹介してみたいと思います。
基本的には,月に750円で英語問わず1万冊以上の本が聴き放題にでき,音声の再生スピードも自由に変えられる便利なサービスです。
アプリはダウンロードした時のバージョンやスマホとの相性があるので,タイミングによっては動作が不安定になることも考えられるのですが,オーディオブックは初月無料ということもあり,色々な方に勧めやすいアプリになっています。
早速,ダウンロードして使ってみてください↓↓
公式サイト
目次
オーディオブックの料金と解約方法
利用料金について
アプリを開くと早速目に飛び込んでくるのが「聴き放題プラン」というもので,当サイトでも基本的にはこのプランを使って話を進めていきます。
なお,この他にポイントで都度購入する「月額会員プラン」や「単品購入」も選択できるのですが,そちらのラインナップに入っている書籍は,残念ながら聴き放題プランの対象には入っていません。
数の目安としては,聞き放題にできる本が1万冊だとすると,月額会員プランや単品購入の対象書籍は同程度かそれ以上にある印象です。
さて,前者である聴き放題プランの料金体系としては「1ヶ月750円」に設定されており,これまで似たようなサービスを利用したことがある方からすると,なかなかに安いと感じるのではないでしょうか。
一方,都度購入の方はどちらかといえば普通の料金設定で,例えばラジオ英会話だと840円くらいします。
月額会員プランの料金について詳しくは,以下の表で確認してください↓↓
単品で購入すると1円=1ポイントで換算されるので,月額会員プランの方がややお得なことがわかります。
とはいえ,取得したポイントの有効期限が半年です。
たくさん買ったものの残してしまうことのないようにしましょう(なお,iOS版だとポイントではなくコインとなります)。
さて,先ほど安いと評したオーディオブックですが,音質やアプリの動作面で不安な点があることも確かで,こればかりは各自が使って試してみるしかありません。
私はアプリを選ぶ際,毎回更新履歴に注目するのですが,オーディオブックでは毎月のようにアップデートが入り,悪いという評価が付いたレビューに対しても,今どのような対応をしているのかといった回答が開発元から得られているので,親切な印象を持ちました↓↓
これなら安心して使い始められそうです。
解約方法について
とはいえ,最近話題になっている「自動更新に伴う契約の難しさ」があるため,しっかりと解約について最初に確認しておきましょう!
まず,お試し期間は「1ヶ月」とありますが,月末までという意味ではありません。
つまり,もし仮に30日に申し込んだとしても翌月の29日までは実質無料で使えることになります。
なお,あえて30日としていないことには理由があって,解約するタイミングは更新日の24時間以上前(つまり前日まで)に行わないといけないことには注意しましょう。
とはいえ,実際に表示されたものを見て確認しないと安心できない私のような方もいらっしゃると思います。
その場合,App Storeアプリを開き,Todayタブの右上のアカウントアイコンを選択してもよいですが,一番わかりやすいのは,オーディオブックのトップページ下にある「その他」の欄から,聴き放題の「登録の管理」をクリックすることでしょう(画像左)↓↓
サブスクリプションから自動更新の解除が可能ですが,先に述べたような解約タイミングについての但し書きがあるので見落とさないようにしてください(上記画像右)。
オーディオブックの機能
オーディオブックの使い方は簡単で,アプリを開いて聴きたい本を探し,それを好きな設定で再生するだけです。
注目の機能として,上で番号で示した以下の4つについてまとめてみましょう。
①再生速度の変更
0.5倍速から4倍速まで,0.1倍刻みで再生速度を変更することが可能です。
ただし,それ用に分けて録音されているわけではないので,音質は普通に変わってしまいます。
極端に変えた設定で聴き続けるのはあまりおすすめしません(もっとも,ずっとその速度で聴いていると逆にその調子に慣れてくるものですが)。
②ふせん
聴いている最中に②のマークを押すと,トラックのその場所に付箋を付けることができます。
付箋は1枚だけではなく,押した分だけ何個も付けられるので,気になったところや,あとで集中的に聴きたい部分などはチェックしておきましょう!
③ふせんリスト
②で付けた付箋がここでは一覧できます。
これらをクリックすることで,自在に付箋間を行き来することが可能です。
長い長編物であったり,1つの音源を集中的に学ぶときによく使います。
④その他の機能
リピートの設定(チャプター内,全チャプター)やスリープタイマー(5~60分,チャプターの終了時)に加え,お気に入りの書籍に追加する機能も利用できます。
この他,ダウンロードすればオフラインで聴くことができますし,スマホのアプリを表示させずに他の作業をしながら(例えばメールチェックをしながら)BGM的に聴くこと(バックグラウンド再生)も可能です。
オーディオブックでTOEIC対策する方法
ここではオーディオブックでTOEIC対策する場合のおすすめ教材を紹介します。
「語学」のカテゴリーからも一覧で確認できますが,ここでは検索するワード別にみてみましょう!
ラダーシリーズ
特に使い始めの方であれば,まずは「ラダーシリーズ」で検索してみてください。
こちらはレベル1(TOEIC300点)からレベル5(TOEIC470点以上)まで難易度が分類されているので,自分の英語力に合った教材を見つけられるのが魅力です。
扱う内容も,「ピーターパン」や「ごんぎつね」から「そして誰もいなくなった」まで,見知ったタイトルが並びます。
日本語ですでにその内容を知っているものであれば,実力以上のものを聞いても内容がイメージしやすいのでチャレンジしてみてください。
ラジオドラマ
続いてのおすすめは「ラジオドラマ」音源です。
こちらは逆に音質が悪いところが魅力で,難易度もなかなかに高くて取り組み甲斐があります。
どうしても話している単語が気になるときはスピードを落とすことで対応しますが,それでもわからないことが多いです。
とはいえそれでオリジナルの本を購入するかといえば,値段にして2,000円弱しますので,答えはNoで,それならば原作の洋書に挑戦する方がいいのではないでしょうか。
毎日ウィークリー
こちらはこの1週間のニュースを英語で聴けるところがポイントで,以前海外のスポーツNEWSを聞く方法について紹介しましたが,こちらは日本の話題を英語のニュースで聴けるというのは新鮮です。
1週間に1度更新されてきますし,音質も「HQ」のマークが付いているように改善されています。
英字新聞などと合わせて使ってみると相乗効果があるかもしれません↓↓
その他
その他のものとしては,アルクの定評ある書籍についてその内容を聴き放題にできたり,オーディオマガジンの「TOEIC○○点を取る方法」などのような書籍も気分転換に聴いてみると役に立ちます。
TOEICの単語帳も音で聞いてみて,すぐに浮かばないような単語があれば,再生速度を落とし,それらしいスペルで検索してみると簡単に見つけることができるでしょう(そこまで難しい単語はTOEICでは出題されませんし,単語帳にも収録されないので)。
本によっては例文を日本語で読んで,すぐに英文が流れるようなものもあり,こういったものは本を購入せずともオーディオブックだけで十分です。
なお,当サイトでレビューした中では炎の千本ノックがラインナップされていました↓↓
まとめ
以上,オーディオブックの料金説明や解約方法,実際の使い方とTOEIC対策におすすめの書籍について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
聞き放題プランであれば気軽に使い始めることができ,聴きたい本を探してあとは再生するだけです。
機能としては再生速度を変えたり,戻ったり先に進むものだけで,活字でセリフを確認したりはできないのですが,その役割は本サービス以外に求めましょう。
逆に活字がないからこそ真剣にリスニングするようになりますし,多聴用に今後も使っていきたいアプリです。
なお,私の再生環境下ではアプリが落ちるようなこともなく,やはり使ってみないと他者のレビューは参考にならないと感じました(基本的にレビューというのは,うまくいかなかったユーザーが文句を書き込むことが多いように思います)。
使い始めの頃は,どのような本がラインナップされているのかイマイチわからなかったのですが,探していると,「こんな本もあるのだなぁ」と参考になりましたし,今回紹介はしませんでしたが,TOEIC(英語)以外の書籍にも私の好みのものがあって有難かったです。
みなさんも是非,気軽に使ってみてください↓↓
最後までお読みいただき,ありがとうございました。