分析!解決!TOEICテスト模試のレビュー!1回分が使いやすい

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東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす

さんくす

東大院修了(農学修士)×指導歴20年|教育・Web運営専門家 さんくす。かつては英語に挫折しかけた私が,L&R 915点,S&W 340点(IIBC AWARD受賞)に至った20余年の軌跡を論理的に分析。100以上の教材を身銭を切って検証した一次情報を生かし,理系研究者ならではの誰もが実践できる最短攻略ルートをご提案します。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

今回はZ会の「分析!解決!TOEICテスト模試」をレビューしていきたいと思います。

こちらは1回分の模試となっているために値段が手頃である他,現時点での自分の実力を分析しやすい仕様になっているところが特徴です。

試験直前に使うのにはあまり向いていないように思いますが,学び始めに使うとその真価がより良く発揮され,その後の学習方針が定まりやすくなります。

まずは基本情報をまとめてから,特徴について詳しくみていきましょう!

Z会のTOEIC模試について

分析!解決!TOEICテスト模試の表紙

何もZ会に限りませんが,TOEIC関連の書籍はテスト形式が変わるたびに再編されるもので,本書は2016年の新形式に合わせた内容となりますが,以前は「新TOEIC Testレベル判定模試」と呼ばれていました。

とはいえ,そちらも2007年に新しく発刊されているわけで,タイトルに「新」という文字を冠しています。

ところで,新形式になると問題を新しいものと入れ替える必要が生じるものの,すべてが一新されるわけではなく,本の特徴自体は変わらないことがほとんどです。

さんくす
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基本的には新しく出たものを使う方が良いですが,古い本で学ぶことが効果なしとはなりません。実際,旧形式のテストで高得点を取れていた人は,新形式になっても高得点が取れています。

以下に本書の基本情報をまとめておきましょう↓

書名:分析!解決!TOEICテスト模試

出版:Z会編集部

定価:1320円

ページ数:126ページ+別冊47ページ

音源:CD1枚

対象レベル:初心者~上級者まで

サイズはA4サイズと,実際の模試に近くなっていますし,模試という性質上,多くの方におすすめできます。

特徴については次章以降で詳しく見ていきますが,今回は以下の3つに注目してみました↓

  • 安く模試を体験できる
  • 問題ごとに難しさがわかる
  • 分析がしやすい

 

 

Z会の模試問題集は安い

分析!解決!TOEICテスト模試のもくじ

TOEICの模試は2回,多いものだと5回分が1冊に収録され,1回分だけ利用したいとなると,総合対策ができる解説本の最後に付録として付いてくることがほとんどで,1回分だけを収録したものは貴重です。

当サイトでレビューしたものだと,他にスタディサプリの実戦問題集くらいですが,収録数が少ないということは当然価格は安く,公式問題集の半額以下で購入できてしまいます。

しかも,発売から年数が経つほどに中古で出回るようになり,定価との差額もより大きくなりがちです。

それでいて模試として十分な機能を果たしており,箇条書きにしてみると以下の要素を備えています↓

  • TOEICテストの概要や攻略法の記述
  • マークシート
  • スコア換算表
  • リスニングセクションを収録したCD

問題は別冊になっているので解説部分と併読しやすく,マークを塗る練習が可能です。

さんくす
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答案をめくったりDirectionsを聴いている作業中に質問に目を通すといった作業は,冊子になった模試を使うからこそできることで,2時間連続で解くというのは疲労との戦いでもあります。

3つ目に挙げたスコア換算表は具体的に何点取れるかを提示してくれるもので,525点~550点のようなレンジでは出てこないところに好感が持てる他,リスニングセクションはただ音源を流すだけで済み,再生箇所を指定する必要はありません。

机に向かってきっちり勉強する必要がありますが,冊子サイズも含めて,本番と近い模試体験ができるでしょう。

 

 

Z会の模試は正答率のデータ付き

このZ会の模試ですが,解説部分が秀逸です。

データを集めて分析に役立てるのはZ会の真骨頂で,問題1つ1つにどれだけの正答率だったのかが書かれています

TOEICでは,目標スコア次第でどの問題を正解すべきかが変わり,人によっては捨て問も存在するわけです。

本書のように正答率が書かれている教材を使えば,自分が解いていて「難問」と判断した問題が果たして本当だったのかどうかを確かめることができます。

以下はPart6の解答・解説例ですが,目標点ごとによってどの問題に正解すべきかが明確です↓

分析!解決!TOEICテスト模試の解説部分

例えば,Target600-700・Target800・Target500などと丸で示してある他,問題のそれぞれに正答率が書かれています。

なお,一番下にある問題は,文中のカッコに抜けた一文を丸ごと入れるという新形式の問題となりますが,正答率は88%となっていました。

参考書によっては「難しいので真っ先に捨て問とせよ」と言われているはずの文脈推理問題ですが,この問題の正答率をみると初心者の方でも正解しなければいけないことがわかります。

こうした反省は,正答率が記載されているからこそできることでしょう。

なお,解説量は必要十分で,攻略法に関してはサラッと書かれているので,他書で演習量を補う必要があるものの,今後の勉強の方向性が定まることは確かです。

さんくす
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なので,基本的に本書は学習の開始時に使うことをお勧めしますが,色々な教材で学んで復習材料をお持ちの方が総仕上げに使うこともできます。

 

 

Z会の模試は細かな分析が可能

分析!解決!TOEIC模試の一番の魅力は分析シートが付いているところです↓

分析!解決!TOEICテスト模試の分析シート

本書を作成するにあたり870名のモニターを使っており,彼らのテスト結果を分析に用いるのですが,各パートでどれくらいの正答率を目指すべきかを視覚化することができます

当然ながら,この分析データは本書に収録された模試のみに有効なもので,TOEICでは形式が変わってもスコアが変わらないことが前提となっているため,利用価値が高いものです。

ここで弱点とされるパートに注力して対策していけば効率的な学習に繋がるでしょう。

全体的にできていなければ総合対策をするか,基礎力となる単語と文法に集中すれば良いことがわかりますし,パート別対策の本は多くの種類が売られています。

しかも,本書には以下のような「解答・設問ポイント一覧」が収録されているので,他書をやるだけの時間的な余裕がない方も,類問だけを解いてみたり,解く問題を目標スコアに見合ったもの限ったりすることで,タイパの高い問題だけを集中的に復習することが可能です↓

分析!解決!TOEICテスト模試の解答・設問ポイント一覧

人に解き方を習うよりも,自分の身でもって体験し,自分流の解き方を見出したい方に向いています。

 

 

まとめ

Z会の模試の裏表紙

以上,Z会の模試のレビューでした。

今回紹介した特徴は唯一無二とは言いませんが貴重なもので,収録されている量が1回分となるために値段が安く抑えられています。

模試として使う際に必要となる要素を備え,正答率や分析シートの結果を基に今後の方向性が定まるとあって,最初の模試として用いるのに特に適しているように感じました。

なお,TOEIC公式問題集は一番おすすめの模試ではありますが,2回分の収録となり,中古で買うにしても価格は高めに設定されがちです。

また,本書ほど詳しく分析することができず,せいぜい,どのパートの正答率が低いかがわかる程度でしょう。

もちろん,最終的な仕上げとしてそちらを使って欲しいとは思うものの,まず手始めにZ会の「分析!解決!TOEIC模試」はおすすめです。

Z会の解説内容が気に入ったのであれば,同社のオンライン教材も利用できます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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