勉強をやらなきゃいけないことは頭ではわかっているんだけどやる気が出ない。
勉強の邪魔になるからスマホ離れしたいけど,やっぱりそれはできない。
自分がこれまでにどのくらい勉強したのか見返して励みにしたいけど面倒くさそう。
そんな悩みを抱えた学習者にぴったりのアプリがあります。
その名も「スタディプラス」。
2021年には累計会員数は500万人を突破しており,大きな期待が寄せられます。
今回はそんなスタディプラスの機能を紹介しながら魅力に迫っていくことにしましょう。
目次
スタディプラスとは
スタディプラスを一言で説明すると,それはずばり「勉強記録を残せるアプリ」です。
もちろん他にも機能はありますが,やはり自分の勉強時間が管理できてなんぼのところがありますので,まずはこの点に魅力を感じるかどうかで使うか使わないかを判断してください。
App Storeの教育無料ランキングでは過去に1位を獲得したこともあり,基本的には高校生が大学受験で使うことが多いですが,TOEICの他,各種資格試験の勉強に用いる方ももちろんいらっしゃいます。
ここ数年で評価数は10倍程度に増え,相変わらずの高評価です。
その他2018年にはe-learningの対象を,2018年度のグッドデザイン賞も受賞しています。
ダウンロードは3つの種類のものが可能ですが,本アプリの手軽さはちょっと学習する際に有利に働きますので,スマホユーザーが特に多いでしょう↓↓
基本無料で使えますが,広告がどうしても気になるという方は,課金することによって非表示にすることができます。
そのためは「Studyplus Pro」と呼ばれる契約が別途必要で,2021年2月現在の利用料金はiOS版ですと月600円または年4,800円です。
課金するとさらにタイムラインのカスタマイズ(ミュートやお気に入り機能の追加)やイベントカウントダウンの作成数の増加などができるようになります。
ただし,こうした有料機能については,無料で始めた後で欲しいと思った時点で追加検討しても遅くありません。
次章からは,無料で使える機能についていくつか紹介してみたいと思います。
勉強内容を記録できる
スタディプラスのメイン機能は,勉強内容を記録できるというものです。
普段自分が使っている教材を最初に登録するのですが,画面下の「記録する」というタブの先で「新しい教材を追加」することができます。
市販されている書籍や名のあるアプリであれば,検索欄に名称を入力することで自動表示されてくるはずです。
該当するものを選んで登録しましょう↓↓
また,学習に使う教材の数が増えてきたら,カテゴリを作成してみてください。
こちらは編集先の「本棚の整理」などから行うことができます。
例えばTOEIC対策でしたら,「単語,リスニング,リーディング」などと分けて登録するとよいでしょう。
ちなみに以下のものは大学受験生の利用例ですが,「英語」のカテゴリーだけみてもこれだけ勉強していたことになります↓↓
さて,登録した教材を使って勉強したら,進んだページ数と時間を記録していきます。
参考書のアイコンをタッチして勉強時間や学習量を入力し,最後に「記録する」のボタンを押しましょう↓↓
中央下に見えている「要点・ひとことメモ」欄には勉強の感想などを書き込みますが,どちらかと言えば他のユーザーとのコミュニケーションの一環として使うことが多いです。
学生であれば,学校で実施された確認テストの点数を書き込むこともあります。
また,上で紹介した手動入力以外に,ストップウォッチやタイマー機能を利用して勉強時間を測ることができて便利です↓↓
学習時間が目で見える
こうして毎日記録を続けていくと,自分がいつどんな勉強をしたのか,そして何時間勉強したのかを可視化できることになります↓↓
これはアプリ画面下にある「レポート」というタブから開くことができるページです。
ここでは当日の勉強時間に加え,1ヶ月にどれだけ勉強したのか,そして総時間までもが記録として残っており,棒グラフや円グラフは参考書別に色分けされて表示されてくるので,バランスを考えた勉強を考える上で重宝します。
怠けてやっていない教材があればすぐに気づくでしょう。
友達のフォローが可能
画面下にある「ホーム」のタブを押すと,コミュニケーションを中心とするページに移動できます。
なお,スタディプラスにはフォロー機能も備わっているため,友達になった人の勉強記録をタイムライン上で見ることも可能です。
探すときは自分のアイコンをクリックして,最上段に表示された3つのアイコンのうち,真ん中にある人と虫眼鏡をタップして検索しましょう↓↓
赤の他人であれば申請するのに思い切りもいるでしょうが,例えば知り合い同士でスタディプラスを始めたと考えてください。
この場合は自分のQRコードを相手とシェアすることで友達に登録できます(上で挙げた3つのアイコンの一番右)。
そうすると,ちょっと友達のタイムラインを覗けば何をどれだけ勉強したのかがわかるわけですから,「あの子はこんなに頑張ってるんだから,私も負けずに頑張ろう!」といった前向きな気持ちになれるでしょう。
相乗効果でお互いのやる気を刺激することができるということです。
加えて,「いいね!」を付けたりコメントする機能も付いているので,「見られている」という意識が勉強せずにはいられない環境づくりに役立ちます。
スタディプラスのその他機能
スタディプラスには他にも,
- 週単位で勉強目標を設定する
- 受験日までのカウントダウンを行う
といった機能があります。
私は1週間の目標時間をあえて少しきつめに設定するように工夫していました。
こうすることで「あともう少しだけ勉強しよう!」といった気持ちになることがわかったので,よく利用していたように思います↓↓
試験日が決まっている方であれば,残り日数を表示させておくことをおすすめします。
また自分のアイコンをクリックして行ける「達成報告」の画面からは,大学受験の合格体験記のようなレポートが読めるのでおすすめです↓↓
勉強を開始する前であったり,やる気が出ない時に読むと励まされます。
まとめ
以上,スタディプラスの無料機能を中心に語ってきましたが,本アプリの最も大きな魅力はやはり何と言っても,自分のこれまでの勉強記録を振り返ることができるところだと思います。
実際私も,試験直前に不安になった時に自分の勉強記録を振り返って,「これだけやってきたのだから大丈夫!」と自分を励ましては自信を回復させることができました。
また,使っている教材が多すぎると往々にして「今日はこの問題集はやめておこう。」とサボってしまう教材も出てきてしまうものですが,そんな時でもスタディプラスを開いて確認すれば,どれだけその教材をやっていなかったかが一目でわかってしまいます。
その他,使い方を工夫することで色々と活動の幅も広げられるので,自分なりの使い方を見つけてみてください。
現在までに利用者の数は500万人を超え,多くの支持を受け続けているわけですから,その効果はなかなかのものです。
ここ数年間を比べてみても,レイアウトに大きな変化もなく,当初から完成されたアプリであったことがわかりました。
スマホを開くと真っ先にインスタやTwitterを見てしまうという方は,第1に開くアプリをスタディプラスに変えてみてはいかがでしょうか。