日常英会話コースがTOEIC対策に役立つ理由

2017年11月6日

スタディサプリには,TOEIC攻略に必要な英語技能をバランスよく伸ばすことができる「TOEIC対策コース」がありますが,今回はその無料特典になっている「日常英会話コース」に焦点をあててみようと思います。

かつて本コースは単体で有料提供されていたアプリだったこともあり,無料特典にしておくにはもったいないほどの質と量を兼ね揃えたサービスです。

TOEICのスコアアップにももちろん有効で,実際,日常英会話コースだけでTOEIC600点以上のスコアをたたき出した会員の方も過去にはいたわけですから,「よくわからないし無料だから。」と使っていない方は,本記事を読んでその魅力に気づいていただけたらと思います。

日常英会話コースの魅力

スタディサプリ日常英会話コースのアイコンとレビュー

  • 名称:スタディサプリ日常英会話コース
  • 提供:リクルート
  • 料金:無料(ただし有料コースの利用が前提)
  • 内容:圧倒的なボリュームを誇るドラマ仕立てのレッスンを通し,英語4技能をバランスよく養成できるアプリ。汎用性があるため,英会話の力を上げる以外に,TOEIC対策や英検対策に役立てることが可能

日常英会話コースには難易度の異なる全7コースが用意されており,英検で言えば5級から準1級レベル,TOEICスコアに換算すると500点から780点を目標としている方に対応しています。

この範囲に該当しない方となれば大変に数が限られてくるわけで,実質誰もが利用可能でしょう。

先述の通り,本コースは英会話アプリの決定版であり,かつては月額1,078円で単体利用ができたほどです。

1つのコースにつき240ものレッスンがある上,全部で7つあるコースのレッスン内容は全て異なっているので,それらを全部受けたとすると240レッスン×7コース=1,680レッスンにもなります。

これは大変な量です。

さらに実際のレッスン内容ですが,登場人物の日常をそのまま切り取ったドラマ仕立てとなっており,学校の教科書で学ぶような退屈な内容ではありません↓↓

日常英会話コースのストーリー例

それもそのはず。

実は日常英会話コースのシナリオは,モンスト,FF,逆転裁判などのゲームシナリオを手掛けた「ジンテーゼ」という会社が作成し,飽きずに長く続けられるような工夫が施されているからです。

なお,主人公の年齢層もレベルによって,中学生や高校生,さらには大学生から社会人までと幅広く,場面も学校や職場であったりと,学習者が身に付けたいシーンに対応したストーリーにきっと出会えることと思います。

さて,そんな日常英会話コースをTOEIC勉強の一環として使うことを前提にみた場合,一体どのような使い方ができるでしょう。

実際,「TOEIC L&R TEST対策コース(TOEIC対策コース)」という,まさにそれ専用のコースがあるわけですから,本コースの出番はないように思えます。

しかし,それと併用できるトレーニングや機能がこの日常英会話コースには備わっているわけで,相乗効果でさらなるスコアアップが可能です。

詳しくは次章以降で紹介していくことにしましょう!

 

TOEIC対策コースと併用できる

日常英会話コースにあるリスニングPLUSとスピーキング用トレーニング

日常英会話コースにある「リスニングPLUS」と「各種スピーキング用のトレーニング」はTOEIC対策コースと併用することが可能です。

前者は独立した1つのコンテンツで,後者はデイリーレッスン内にあるいくつかのトレーニングを指しますが,以下でそれぞれ説明していくことにします。

リスニングPLUS

リスニングPLUSにあるトレーニング一覧

上に示したものは「リスニングPLUS」に存在するトレーニングです。

クイックワードクイズを使えば,耳で聞いてすぐに意味が分かる単語を増やすトレーニングを行えますが,ここで注目したいのは「音声変化ディクテーション」と呼ばれるものの方です。

使い方ですが,まず最初に講義動画で音声変化についての説明があるので,ネイティブの先生の発音で実際の例を確認しましょう↓↓

リスニングPLUSのネイティブによる解説

ここでは落ちる音について説明していますが,上の赤字部分の発音は全く聞こえないはずです。

「聞こえなくて正解なんです」という先生の一言が,人によってはブレイクスルーに繋がるかもしれません。

そして,こういった音声変化に対する説明はTOEIC対策コースの方ではほとんど聞くことができないというところが1つポイントでしょう。

もちろん,関先生のパーフェクト講義で多少語られることはありますが,わざわざそれ専用の練習ができるトレーニングの用意まではありません。

そして,解説を聴くだけではそこらのYouTubeを観ているのと変わりないでしょう。

日常英会話コース含むスタディサプリが優れているのは,この後すぐディクテーションで理解を確認する問題が用意されているところです↓↓

音声変化ディクテーションの例

こうして,学んだことが身に付いたことを確認し,正誤判定してもらえることこそが,真の意味での学習です。

なお,リスニングPLUSの詳細については以下の記事上で確認していただけたらと思いますが,1つの音声変化に対して上のような問題が900問もあるので,これだけでも日常英会話コースがどれだけ充実しているのかがわかっていただけるのではないでしょうか↓↓

スマホでリスニングをする女性
スタディサプリのリスニングPLUSで音声変化を学ぼう

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そしてもう1つ注目したいものとして,スピーキング練習ができる各種トレーニングの存在が挙げられます。

「TOEICテストにスピーキングはないのだからやる必要はない」と無視したくなる気持ちもわかりますが,リスニング能力とスピーキング能力は無関係ではありません↓↓

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TOEICのリスニングスコアを上げるには「スピーキング」がおすすめ!

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つまり,本コースのスピーキングトレーニングはTOEIC対策コースの各種トレーニングと併用できることになるわけですが,具体的にはデイリーレッスン内にある「会話文チェック」と「なりきりスピーキング」,そして「クイックレスポンス」の3つを使用します。

会話文チェック

会話文チェックとは,登場人物の会話を聞きながら英文と日本語訳を確認するトレーニングで,厳密に言えばスピーキングは行わないのですが,この後のトレーニングをしっかり行うためにもここでのチェックは必要です。

会話文を聞きながら,文構造や意味が問題なく理解できることを確認してください↓↓

会話文チェックのトレーニング風景

毎回解説動画も付いていて,単語の連結についての解説や発音について語られる場合もあります。

日常英会話コースの講師陣も凄い方々なので,是非視聴してみてください。

なりきりスピーキング

上で理解できた文章を使って,いよいよスピーキングを行います。

「なりきりスピーキング」という名称ですが,こちらは一般的には「ロールプレイ」と呼ばれるトレーニング方法です。

なりきるキャラクターを選んで,英語字幕か日本語字幕をみながら会話をします。

日本語字幕にして行う方が難易度的には高めです↓↓

なりきりスピーキングの録音

私はパソコンに接続するマイクを持っていないため,毎回スマホを使ってやることにしていますが,自分の発音が録音され正しいお手本と比較して聴けるので,どこの音が聞き取れなかったか明らかになって便利です↓↓

なりきりスピーキングの判定結果

1語ずつ判定がなされるので,普通の会話で頻繁に起こるような横の音同士の繋がりによる音声変化を無視し,1語1語切りながら正確に発音するようにしましょう(そこまで厳密な判定は期待しないでください。あくまで発音練習用のものです)。

以下はcarriculumの発音例ですが,「カキュラム」と読むべきところを「リキュラム」と発音してしまったので,赤で間違い扱いになっています。

AIによる判定結果

今では類似のアプリも増えてきましたが,リリース当時は「スマホのマイクを使って自分の声を録音し,AIが発音まで自動分析してくれる機能」が大きな注目を集めました。

クイックレスポンス

最後はクイックレスポンスです。

ここでは日本語訳をみて,すぐに英語に直す練習をします。

こちらも自分の声が録音されるのですが,まずは英語をみながら練習してください↓↓

クイックレスポンスの練習風景

そして次の本番では,日本語を見てからすぐに英語を話すようにします↓↓

クイックレスポンスの本番

暗記していれば何とか言えるのですが,ちゃんと自分のものになっていないとうまく話せません。

録音した声を正しいお手本と聴き比べて,正確に発話できたか確認することができるのはなりきりスピーキングと同様です↓↓

 

長時間のリスニングができる

オートリスニングのリピート機能と会話例

日常英会話コースを使ったTOEIC対策としてもう1つ有効なのが,「オートリスニング」機能を利用した長時間のリスニング(流し聞き)です。

オートリスニングでは,デイリーレッスンで扱った会話を聞き流す練習ができます。

リピート再生することで,指定した範囲を延々とリスニングできる機能はTOEIC対策コースでは見られないものです。

TOEIC対策コースのリスニングパートの問題は確かに特殊な出題ではありますが,普段からリスニングで耳を英語の音に慣らしておくことが無駄かと言えばそんなことはないでしょう。

あえて速度を速くして聴いたり,初見のレッスン内容を正確に聞き取る練習をしておけば,本番のスコアにも影響してくるはずです。

ただし,聞き流す場合でも内容をしっかり追えることが大切で,全く理解できない英語をただ聞き流すだけでは意味がないので注意してください。

その良い例が,洋画や英語のニュース番組で,ただぼんやり海外のラジオを流していても英語ができるようにはならないわけです。

逆に一度スタディサプリで学習した範囲の聞き流しは一定の効果がありますので,気にせずガンガン聞きましょう。

もしくはレベルを低めの簡単な会話に変えて,無理なく理解できる内容であれば未習範囲を聴き流しても構いません。

長時間聴けるに越したことはありませんが,難しい場合は聴く頻度を増やすことを重視してください。

毎日数分でも1年も続けば大変な実力が付きます。

詳しい使い方については以下の記事をどうぞ↓↓

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日常英会話コースのオートリスニングの使い方!

今回は,スタディサプリの日常英会話コースから「オートリスニング」の使い方についてみていくことにしましょう! スマホ画面を目で見ては,手を使って問題に答えていくだけがスタディサプリのトレーニングではありません。 イヤホンをスマホに繋いだら,あ ...

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まとめ

オートリスニングをスマホで聴く様子

ここまで,スタディサプリENGLISHの日常英会話コースがTOEIC対策に役立つ理由についてみてきました。

無料特典だからと言ってなめてかからず,TOEIC対策コースと併用することでさらに多様な英語力を身に付けられることがわかっていただけたかと思います。

メインではTOEIC対策コースで学びつつも,リスニングPLUSで音声変化を聞き分けられるようになったり,またはスピーキングを鍛えることで間接的にリスニングパートのスコアアップを狙ってみてください!

なお,TOEIC対策として使うことを考えると,やはり場面はビジネス的なものがいいでしょう。

日常英会話コースのレベル6以上になると,会社内ではないものの,カフェのマスターと仕事の話題をすることが多くなるのでより役立つかもしれません。

もっとも,先述したように,未習範囲を流し聞きする場合は,自分の実力より1つか2つ下のレベルのコースで練習する方が無理なくトレーニングできると思います。

オートリスニングではこれまたTOEIC対策コースではやりにくかった長時間のリスニングができますので,未知の音源を聴く練習として使用することが可能です。

シナリオも楽しいですし,動画も刺激になるので,単に気分転換として本コースを利用してまったく問題ありません。

実際にTOEIC600点以上を取得した方もいましたし,Lv.7のレッスンの目標レベルはTOEIC750点ですから。

まだスタディサプリを使ったことがない方は以下の口コミも参考に,スタディサプリでのTOEIC対策を是非検討してみてくださいね↓↓

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スタディサプリTOEICコースの口コミについて

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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