今回は,多くの方が一度は街で見かけたことがあるであろう,地球一周の船旅のポスターで有名な「ピースボート」について,サービス内容と英語学習の一環として利用した場合のメリットについて考えてみましょう。
TOEIC900点以上のスコアを取得して英語を生業にしている人の中にも,過去にピースボートに乗船された経験がある方はいて,彼女の話によると,乗船しながら世界に触れる毎日は大変に刺激的だったとのことです。
もっとも,創業からすでに50年以上の歴史があり,これまでにのべ9万人以上が参加した実績があるピースボートなので,語学目的であろうとなかろうとも一度は体験してみたいものです。
当記事で,その特徴やカルチャースクールなどについて学んでいってください。
もくじ
ピースボートのサービス内容
まずはピースボートのサービス内容について簡単にまとめてみましょう。
ピースボートはジャパングレイス社が企画・実施する世界一周クルーズのことで,記念となる第1回は1983年に行われました。
それから現在までサービスが継続しているわけですから,なかなかの歴史があります。
そもそも,クルーズは長期間に及びかつ費用が高額になることが多いため,事前に周到な検討が必要になるわけですが,このピースボートでは乗船前に,
- 説明会
- 船内の見学会
に参加することが可能です。
全国各地で行われる説明会では,実際に乗船した方の体験談を聞くことができますし,乗り込むことになる船を自分の目で確認することができるので,事前に十分納得してから申し込むことができます。
公式サイトを訪れてみると,PacificWorld号とECOSHIP号の船内の様子を確認でき,同時に,出航予定のクルーズについての情報もあり,2026年以降のツアーには以下のようなものがありました↓
- 北極航路 ヨーロッパ&中米コース
- 地中海・中南米・南太平洋コース
- 南極航路 アフリカ&南米コース
- ヨーロッパ&アラスカコース
出航時期によって航路が異なりますが,100日間を超えるものであれば世界一周です。
北半球と南半球のどちらかが中心となっていることが多く,どの寄港地を通るかでコース名が決まることが多くなっています。
日本の寄港地は横浜か神戸ですが,ツアーによっては片方しかない場合もあることに注意してください。
続けて,みなさんが気になるであろう利用料金ですが,2027年12月出航の大人1人の代金で,ぺアバルコニーが490万円,ペアスタンダードインサイドIが296万円となっています。

部屋ですが,以下のような相部屋も存在します↓
支払い関連で言うと,チップやビザ取得代金などの諸費用が別で10万円ちょっとかかること,寄港地でのオプショナルツアーが別料金となることにも注意してください。
ピースボートで英語力がUPする理由
ここではピースボートに乗ることがどうして英語力UPに繋がるかについて考えてみたいと思います。
まずは,世界に存在する様々な魅力に出会えることが大きなメリットです。
これまでピースボートに4回も参加している方に話を聞くと
乗船して人生観が変わりました。
との回答でした。
世界共通語である英語を使って外国の方と積極的にコミュニケーションを取ることで,英語力がUPすることはもちろん,語学を学ぶことの本来の魅力に気づけるように思います。
簡単にできる工夫としては,寄港地での自由行動を大いに生かし,地図を片手に,日本語のツアーにはあえて参加せず,現地の方と英語で会話してみるのはいかがでしょう。
船内では,ピースボートが開講する無料のカルチャースクールを利用することで,英語の勉強ができます。
以下は英会話講座の例ですが,詳細については説明会でスタッフに確認してみてください↓
毎日世界と触れることになるので,英語を学ぶモチベーションが低下することはなく,毎日の英語学習は捗ります。
3ヶ月ちょっとという旅行期間も,英語漬けの生活を送るのに程良いとされる期間です。
このピースボート,割合にして半分が個人での参加であるところが特徴で,もちろん,日本語しか話せない方でも参加可能ですが,英語ができるとより楽しめます。
簡単な英会話に関しては,今からでも始めてみるのが良いでしょう。
過去の実施例の中には,子どもと一緒に楽しめる「ピースボート子どもの家」というクルーズがあり,子どもを船内にある保育園に預けつつ,家族全員で世界一周を満喫することができました↓
英語学習を本格的に開始する前の成長段階にある子どもにとっても,異文化コミュニケーションができることに加え,モンテッソーリ教育などを施してもらえるため,大変実のある貴重な時間の過ごし方ができたはずです。
ピースボートでは資料請求がおすすめ
ピースボートの資料を請求をすると,上のような大量の資料を無料で届けてもらえます。
パンフレットを手に取って読んでいるだけでも,不思議と海外への興味が高まり,「英語をもっと頑張ろう!」という気持ちになってくるはずです。
興味を持たれた方は,行く行かないにかかわらず,手元に1つピースボートの資料を置いておくことをおすすめします。
私が請求した際は,50分程度のDVDが同封されており,船内の様子がよくわかりました。
説明会に参加する前に,質問内容をリストアップする際にも役立つでしょう。
私は,寄港地の様子を映像で観た際に大変テンションが上がりました。
もちろん,資料請求時における最新の旅行代金や,お得な早期割引キャンペーンの情報や申し込み用紙,さらには先述した説明会の日時や場所についても知ることができます↓
キャンペーン実施時には料金が150万円以上安くなることもあるので,是非資料を取り寄せて,詳しい情報を入手するようにしてください↓
まとめ
以上,ピースボートのサービス内容と英語力UPにおすすめできる理由についてみてきました。
英語を学ぶ際,環境をガラリと変えて約100日間世界を一周しながら英語漬けの環境を作ることは,既存の枠組みを超え,英語を学ぶ本質に触れられる大変貴重な体験ができておすすめです。
主婦の方であれば,家事をせずに上げ膳据え膳で生活でき,好きなことだけをして過ごせる毎日から,想像以上に充実した毎日を送れるでしょう。
濃密な数ヶ月を過ごすことで,自分の人生観を大きく変えて帰ってきてください。
最後に,ピースボートでの寄港地人気ベスト5を発表してみると以下の通りです↓
- アイスランド
- ペルー
- キューバ
- ノルウェー
- デンマーク
なお,英語圏を中心に考えるのであれば,北中米やヨーロッパが含まれるコースがおすすめで,日本以外の寄港地を挙げてみると次のような場所となります↓
寄港地の例
ホノルル・マンサニージョ(メキシコ)・プエルトケツァル(グアテマラ)・プンタレナス(コスタリカ)・バルボア(パナマ)・オーチョリオス(ジャマイカ)・ニューヨーク(米国)・モントリオール(カナダ)・ケベックシティ(カナダ)・レイキャビク(アイスランド)・グラスゴー(スコットランド)・リバプール(イギリス)・ボルドー(フランス)・リスボン(ポルトガル)・バルセロナ(スペイン)・チビタベッキア(イタリア)・ピレウス(ギリシャ)・イスタンブール(トルコ)・ポートサイド(エジプト)・コロンボ(スリランカ)・プーケット(タイ)・厦門(中国)
また,ペアではないシングルタイプの部屋は数百万円の料金設定であるのもかかわらず,人気があるために早い段階で空席待ちになってしまう傾向にあるそうです。
といったわけで,旅行計画は早めに立てるようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。