今回は「みんチャレ」というアプリを使って,英語勉強を習慣化する方法についてみていきましょう!
無料で使うことができるのはもちろん,集団で勉強する強みを生かしながら目標を達成することができます。
総合的なTOEIC学習はもちろん,特定の単語帳や洋書を読んだり,英語日記を書くなどの勉強だったりをこれから新しく始めようと思っている方は,是非検討してください!
目次
みんチャレとは
「みんチャレ」というネーミングは「みんなでチャレンジ」の略であり,1人では3日坊主になって達成できないことであっても,匿名のメンバー間で励まし合うことで習慣化が成功しやすくなるお助けアプリです。
料金体系的には「プレミアム」と呼ばれる有料プランもあり,過去のデータを閲覧したり,10チームにまで参加できるようになったり,プレミアムユーザー同士でチームを組むなどができるようになりますが(月額500円ほど),まずは無料で始めるようにしてください。
無料会員のままでも十分に利用できます。
メルアドとニックネームだけ登録し,後はアプリからの通知をONにしてすぐに使い始められますが,とにもかくにもチームに参加しないことには何もできません。
そこで早速チームを検索するわけですが,ジャンルは勉強に限らず,ウォーキングや趣味・創作まで多岐にわたります↓
なお,これらの項目はまだ枠組みにすぎず,例えば「勉強」をクリックすると,さらに詳細なチームが検索でき,今調べてみると566チームが出てきました↓
早速,自分の習慣化したいものがテーマになっているチームに入ってみましょう!
当サイトで紹介している勉強法で応用できるチームとしては,
- スタディサプリTOEIC
- Harry Potterで読書
- 外国語の記事を毎日読む!
- 英語日記
などが見つかりました。
各チームのバナーをクリックすると,ルールやチャットの雰囲気,メンバーの人数(Max5人)やチャレンジ期間(終わるタイミングで継続するかどうか選択します)などの詳細も確認できます↓
英語が得意な方がオーナーだと,わざわざ解説をしてくれるチームもありますし,何より,同じ境遇にいる人たちと同じ目的を共有することは習慣化を成功させるコツです。
余談ですが,チャレンジ期間の設定は「7日・21日・90日」の3つから選べるのですが,この日数には意味があり,「○日間続けなければ習慣化できない」と過去の研究で示唆された数字に基づいています。
参加後は自分の勉強記録を写メして報告することと,他のメンバーの報告を確認することが日課となりますが,人数も多くないですし,1日に1度しか写メできない仕様なので,さほど負担にはなりません。
マイナスよりも,メンバーの頑張りに励まされるプラスの方が大きいです。
なお,みんチャレを開発したのは長坂剛氏という方で,東京工科大のメディア学部を2006年に卒業後,ソニーに入社し,新同社の規事業創出プログラムから独立し,A10 Lab Inc.を創業,本アプリの開発に至ります。
なお,ところどころに見られる猫のキャラクターは「にゃんチャレンジャー」と呼ばれ,戦隊モノのようにブルーやイエローなどが登場してきますが,次章で彼らに使い方を説明してもらいましょう!
みんチャレの使い方
チームに参加すると,メンバーの挨拶などもありますが,最も大切なことは,自分が行ったことを写メすることです。
証拠写真と言えばわかりやすいでしょうか。
例えば,ダイエットのチームに入った場合は,1食をヘルシーなものに置き換えたことを報告します↓
その後,その投稿に気づいたメンバーがその写真を評価し,認められた場合はネコの足跡がタップされて色がつくわけです。
上の写真では,にゃんチャレンジャーのブルーがOKをしてくれました。
その後,他のメンバーも報告をしてきてくれるので,今度はこちら側がOKします↓
グリーンのお粥をOKし,イエローの煮干しは現在OK待ちの状態です。
以上が基本的な使い方となりますが,気軽に始められることがわかっていただけたでしょうか。
みんチャレをダウンロードしたらすぐにチームに所属するようにし,写メを1通送信することさえできれば,これまでできずに悩んでいた習慣化でもきっとうまくいきます。
ちなみに,自分の写メにOKがもらえたり,メンバー全員が習慣化を達成できたときにコインがもらえるのですが,これはスタンプや壁紙と交換可能です↓
こちらもうまくモチベーションに変えていきましょう!
習慣化のコツ
これまでに習慣化に関する本をいくつか読んできましたが,ここで「三日坊主になりにくいコツ」についてまとめてみましょう。
前章で,チャットでの挨拶の重要性については触れませんでしたが,実のところ,メンバーと挨拶することは継続率を高めるコツです。
継続率の高いチームのチャットの様子をみると,励まし合うための土壌が整っていることがわかります。
また,みんチャレでは,すでに用意されたチームに所属する以外に自分で新しく作成することもでき,「オーナーである自分は絶対に習慣化しなければ!」と,モチベーションをより高めることが可能です。
この場合においては,当事者意識の高さがその原因として考えられています。
なお,一般的に継続を妨げる危機は,最初の1週間に訪れることが一番大きく,半分近くの人は最初の1週間を乗り切ることができません。
続けて,「21日目の壁」が立ちはだかることになるわけですが,これを乗り越えれば8割の方が習慣化に成功できます。
これらの段階ごとに細かい工夫を色々施すこともできるのですが,とにかく毎日行動しさえすれば継続率は高いままです。
みんチャレの基本ルールは,「毎日写メで報告すること」でしたね。
ですので,まずはそれを遵守しつつ,チームのメンバーに励まされたり,時にはどんな工夫ができるのかを相談したりして,習慣化を見事成功させてください!
まとめ
以上,みんチャレのアプリの使い方と習慣化のコツについてまとめてみました。
使い始めると,「上手くできているなぁ」と思わされるところが多いアプリですが,リリースから3年間で1,000回以上手直しされています。
例えば,かつてあったランキング機能は,競争が習慣化に効果がないことがわかったために削除されました。
現代は顔の見えない他人と簡単に繋がることができ,これまでの時代では極めて難しかった習慣化も,もはや深刻な問題ではなくなってきています。
語学に限らず,何か新しいものに挑戦するときは,是非みんチャレの利用を考えてみてください。
「継続は力なり」という格言の偉大さを再確認できるはずです。
ただし,勉強を習おうだなどの欲は出さず,その目的のためには,やはりちゃんとした勉強アプリを使うことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。