今回は「みんチャレ」というアプリを使って,英語勉強を習慣化する方法についてみていきましょう!
現在は有料プランに参加することが必須になってしまいましたが,集団で勉強する強みを生かしながら目標を達成することができます。
総合的なTOEIC学習はもちろん,特定の単語帳や洋書を読んでみたり,英語日記を書いたりしようと考えている方は,是非検討してみてください。
もくじ
みんチャレとは
「みんチャレ」というネーミングは「みんなでチャレンジ」の略ですが,1人では3日坊主になってしまって達成しづらいことも,匿名のメンバーたちでチームを組んで励まし合うことによって,習慣化がしやすくなるお助けアプリです。
2024年4月までは無料でもチームに参加できましたが,今では課金が必須となったことに注意してください。
利用料金は
- 1ヶ月プランは500円
- 3ヶ月プランは1480円
- 年間プランは4700円
です。
無料会員では,チーム参加以外に,過去のデータが1週間しか閲覧できないなどの制限がかかり使い物になりません。
メルアドとニックネームを登録し,後はアプリからの通知をONにするとすぐに使い始められます。
本アプリの魅力はチーム参加なので,早速検索をかけますが,ジャンルは勉強に限らず,ウォーキングや趣味・創作まで多岐にわたります↓
なお,これらはまだ枠組みにすぎず,例えば「勉強」をクリックしてみると,さらに詳細なチームが表示されました(2025年6月20日時点では943チームが出てきました)↓
早速,自分の習慣化したいものがテーマになっているチームに入ってみましょう!
当サイトを訪問される方だと,
- スタディサプリTOEIC
- Harry Potterで読書
- 外国語の記事を毎日読む!
- 英語日記
などが参加しやすいはずです。
各チームのバナーをクリックすると,ルールやチャットの雰囲気,メンバーの人数(Max5人)や制限の有無,そしてチャレンジ期間(終わるタイミングで継続することも選択できます)の詳細などが確認できます↓
英語が得意な方がオーナーだと,わからなかった文法事項などをわざわざ解説してくれるチームもありますが,何より,同じ境遇にいる人たちと同じ目的を共有することで習慣化が成功しやすくなるところが魅力です。

参加後は自分の勉強記録を写メして報告することと,他のメンバーの報告を確認することが日課となりますが,参加人数が多くないですし,1日に1度しか写メができない仕様なので,さほど負担にはなりません。
マイナスよりも,メンバーの頑張りに励まされることでのプラス要素の方が大きいです。
なお,みんチャレを開発したのは長坂剛氏で,東京工科大のメディア学部を2006年に卒業後,ソニーに入社し,新同社の規事業創出プログラムから独立してA10 Lab Inc.を創業し,本アプリの開発へと至りました。
なお,ところどころに見られる猫のキャラクターは「にゃんチャレンジャー」と呼ばれており,戦隊モノのように,ブルーやイエローなどが登場してきますが,次章で彼らに使い方を説明してもらうことにしましょう!
みんチャレの使い方
チームに参加するとメンバーの挨拶がありますが,最も大切なことは,自分が行ったことを写メすることです。
証拠写真と言えばわかりやすいでしょうか。
例えば,ダイエットのチームに入った場合,1食をヘルシーなものに置き換えたことを報告します↓
その後,その投稿に気づいたメンバーがその写真を評価し,認められた場合はネコの足跡がタップされて色がつくわけです。
上の写真では,にゃんチャレンジャーのブルーがOKをしてくれました。
その後,他のメンバーも報告をしてきてくれるので,今度はこちら側が評価します↓
グリーンの投稿したお粥の写真を評価し,最下段に見えているイエローの煮干しは,いまだOK待ちの状態です。
以上が基本的な使い方となりますが,気軽に始められることがわかっていただけたでしょうか。
みんチャレをダウンロードしたらすぐにチームに所属し,写メを1通送信することまでできれば,これまでできずに悩んでいた習慣化もきっとうまくいきます。
ちなみに,自分の写メにOKがもらえたり,メンバー全員が習慣化を達成できたときにコインがもらえたりしますが,これはスタンプや壁紙と交換することが可能です。
自分のアイコンのところをクリックして「コイン」をクリックしてみてください↓
こうした遊び要素も,上手くモチベーションに変えていきましょう!
一般的な習慣化のコツ
私自身,これまでに習慣化に関する本をいくつか読んできましたが,ここでは「三日坊主になりにくいコツ」についてまとめてみましょう!
前章で,チャットでの挨拶の重要性については深く触れませんでしたが,実のところ,メンバーと挨拶することは継続率を高めるコツの1つです。
継続率が高いチームのチャットの様子をみると,励まし合うための土壌が整っていることがすぐにわかるでしょう。
そのくらい,声掛けは重要で価値のあるものです。
それだけでも課金した意味はあります。
また,みんチャレでは,すでに用意されたチームに所属する以外に自分で新しく作成することもでき,
自分はオーナーなのだから,絶対に習慣化しなければ!
と息巻くことで,モチベーションをさらに高めることができるでしょう。
習慣化のコツとして,当事者意識の高さがその1つとして考えられています。
なお,一般的に継続を妨げる危機は最初の1週間に訪れることが一番大きく,半数近くの人は最初の1週間を乗り切ることができません。
続けて,「21日目の壁」が立ちはだかることになるわけですが,これを乗り越えれば8割の方が習慣化に成功できています。
これらの段階ごとに細かい工夫を色々施すこともできますが,とにかく毎日行動するようにしさえすれば継続率は高いままです。
ところで,みんチャレの基本ルールは「毎日写メで報告すること」でした。
ですので,まずはそれを遵守しつつ,チームのメンバーに励まされたり,時にはどんな工夫ができるのかを相談したりして,習慣化を見事成功させてください!
まとめ
以上,みんチャレのアプリの使い方と習慣化のコツについてまとめてみました。
2025年6月20日時点での評価は,App Storeで星4.7個(3.3万件のレビュー),Google Play Storeでも星4.6個(1.2万件のレビュー)と高く評価されていますが,使い始めると,「上手くできているなぁ」と思わされるでしょう。
ダウンロードは以下のページから行うことが可能です↓
本アプリは,2015年にローンチされて以降,この10年で数千回は手直しされています。
例えば,かつて存在していたランキング機能は,競争が習慣化に効果がないことがわかった時点で削除されました。
それに,先述の通り,今は無料体験以外,有料会員しかチームに参加できなくなった関係で,ユーザーの多くは,お金の元を取ろうとやる気が高い人たちです。
現代は顔の見えない他人と簡単に繋がることができるようになり,これまでの時代では難しかった習慣化も,さほど深刻な問題ではなくなってきています。
語学に限らず,何か新しいものに挑戦するときには,是非みんチャレの利用を考えてみてください。

みんチャレのチーム数は15万以上とも言われており,勉強以外にダイエットやゲームなどの多くのジャンルから選択可能です。
そのいずれにおいても「継続は力なり」という格言の偉大さを再確認できるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。